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札幌観光の新定番に! 都市型水族館「AOAO SAPPORO」とは【札幌市】
街中にいながら、自然や生き物のすばらしさを体感することができる札幌市の都市型水族館『AOAO SAPPORO』。
今回は、編集部が実際に行ってみた『北海道Likers編集部のおすすめスポット』として、『AOAO SAPPORO』をご紹介します。
AOAO SAPPOROとは?
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画像:北海道Likers
2023年にオープンした『AOAO SAPPORO』は札幌市の大通駅、すすきの駅から徒歩圏内という好アクセス都市型水族館。北海道・札幌の新しいランドマークとして注目されています。
館内は3つのゾーンで構成されており、ペンギンなどの生物展示に加え水族館の裏側であるバックヤードの公開や、広大な海の世界にいるような没入感を味わえるデジタルアート、ミニ植物園のゾーンなど、“人と水との関わり”に関する複合的な体験ができる水族館です。
4階:CONNECT(コネクト)エリア
「LABORATORY(水の循環のラボ)」とは
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画像:北海道Likers
まずは4階からスタート。
館内に入ると、まずは、機械の装置が目の前に現れます。魚類用1基、ペンギン用1基の計2基の、人工海水製造機です。製造された海水は、『AOAO SAPPORO』の各ゾーンの展示水槽に送られています。
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画像:北海道Likers
都心部にある水族館ということもあり、スタイリッシュかつ“学び”の視点を大事にしている『AOAO SAPPORO』。生物のことだけでなく、地球環境についても考える良い機会になりそうですね。
「LABORATORY(水の生物のラボ)」とは
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画像:北海道Likers
続いては、水族館の裏側を垣間見ることができる『水の生物のラボ』エリア。
展示生物の健康管理などを行う予備水槽や、生物の食事を用意する様子など、水族館の裏側でおこなわれている生物の育成作業を見ることができるエリアです。
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画像:北海道Likers
水族館で働くスタッフの姿を間近に見ることもできるので、人と生物の関わりを身近に感じることができます。
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画像:北海道Likers
スタッフの動きを垣間見ることができて、水族館の裏側へのドキドキ感が増しました。さらに、クラゲのエリアでは成長の過程を横並びで見ることができました。
5階:SCOPE(スコープ)エリア
「NATURE AQUARIUM」とは
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画像:北海道Likers
続いては、5階の展示エリアです。
NATURE AQUARIUM「見えなかった世界を見つめる」エリアでは、自然の生態系の概念を水槽の中に取り入れ、石や流木、そして水草を用いて美しい景観や魚の棲息環境を表現した日本発祥の水草レイアウト『ネイチャーアクアリウム』を取り入れています。
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画像:北海道Likers
大きな水槽がいくつか並んでおり、都市型水族館ならではのシャープな空間が広がっています。また、光合成と同じ原理を加えたり、自然界と同じ仕組みを取り入れたりと、見ているだけで癒されるような空間でした。
水槽だけでなく、光や音の空間づくりにもこだわっており、幻想的な雰囲気を醸し出しています。まさに、今目の前で“生きている水槽”の生態系を間近に観察することができ、大人も子どもも楽しめそうです。
「LIBRARY AQUARIUM(観察と発見の部屋)」とは
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画像:北海道Likers
『LIBRARY AQUARIUM』には、大小様々な43本の水槽がありそれぞれ観察ポイントが書かれています。本を1ページずつ読みすすめていくように、それぞれの生物たちの生きざまのストーリーを追いながら生物とその生息環境に関する知識を得ることができます。
難しい専門的な説明ではなく、『ぺったんこ』、『もさもさ』など、生物の特徴をわかりやすくオノマトペなどで表現し展示をしているのも他の水族館にはない特徴です。
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画像:北海道Likers
水槽は360度どこからでも見ることができるので楽しいです!
また、生物の名前や特徴にインスピレーションを受けた書籍も並んでいるので、生物だけでなくこちらの書籍もぜひ手に取ってみてくださいね。
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画像:北海道Likers
こちらは、薄く細長い形をしたヘコアユという魚が泳ぐ水槽です。体表は硬くて透明な甲板というもので覆われていて、体を曲げることなく真っ直ぐな姿勢で泳いでいます。 口は細いストロー状になっており、水中に漂うプランクトンなどの小さな餌を吸い込むようにして食べているのだとか。
並んでたくさん泳いでいる姿が、なんともキュートでした!
6階:COMMONS(コモンズ)
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画像:北海道Likers
6階の『COMMONS』エリアの中でも人気なのが『PENGUINS(ペンギンズ)』。
ここでは、両足で飛び跳ねながら移動する習性があるキタイワトビペンギンのダイナミックな行動を間近で観察できます。
6階:カフェ&バー
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画像:北海道Likers
6階にはカフェ&バーがあり、北海道産の小麦を使用したクロワッサンに加え、ビールやカクテル、地元の素材を使用したバルメニューなどを休憩がてら味わうことができます。
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画像:北海道Likers
4階にあるミュージアムマルシェでは、オリジナルグッズや期間限定のグッズなども販売されているので、お土産におすすめですよ!
「AOAO SAPPORO」の詳細情報
AOAO SAPPORO
住所:北海道札幌市中央区南2条西3丁目20 moyuk SAPPORO 4~6階
営業時間:10:00~22:00(最終入館 21:00)
※季節によって変更する場合があります。
定休日:なし
※施設メンテナンス等により臨時休館する場合があります。
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北海道Likers編集部のひとこと
大人も子どもも学びを深めながら楽しむことができる都市型水族館。
年間を通してさまざまな展示やコラボもしているので、常に新鮮な気持ちで楽しむことができますよ。
取材・撮影/北海道Likers
【画像】北海道Likers
※この記事は取材時点の情報です。最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。