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たまの営業日は、開店と同時に満席！「道産・地元産にこだわる」人気カフェ（南幌）

2023.07.16

北海道南幌町の大きな空と大きな畑に囲まれたカフェ「Komame mameko こまめまめこ」。旬の果物や南幌野菜を使ったマフィンやケーキ、タルトなどのおやつに加え、カレーやナポリタンなどランチメニューも人気です。

「南幌の新鮮で美味しい野菜が、お店のメニューを広げてくれました」と話すのは、店主の山口さん。今年からは店名も変更し、おやつがメインのお店に。開店と同時に満席になる人気店をご紹介します。

自然の中にあるこだわりのカフェ「Komame mameko こまめまめこ」

「Komame mameko こまめまめこ」がオープンしたのは5年ほど前のこと。

「“カフェやごはん屋さんをやりたい”と仲間で話していましたが、それぞれ仕事も子育てもあり、夢のようなものでした。たまたま南幌町にあるお店が閉店されたと聞き、勢いで大家さんに連絡をとってみたところ“家賃はいらないからお試し営業してみたら”と言っていただき、秋に1ヶ月だけ営業してみました」

そのままの勢いで次の年の春から「おうちごはんKomame」としてオープン。そして、今年から「Komame mameko こまめまめこ」として店名や販売スタイルをリニューアルしました。

「できるだけ地元や北海道産の食材を使い、旬で美味しい南幌野菜やいろいろな果物でおやつやランチを出したいと思っています」と山口さん。

たとえば、カレーのウインナーは南幌の「薫製工房ハントヴェルク」さん、卵は「栗山農場」さん、小麦粉は「江別製粉」さん、乳製品は道産。地産地消にこだわっています。

ほかにも、野菜はシーズン中、ほぼ南幌産のものを使用しています。

「南幌の野菜は、本当に美味しいです！　とれたてのお野菜のおかげで同店のメニューは広がりました」

ランチメニューは日替わり。なかでも人気の『ナポリタン』は、試行錯誤して現在のスタイルになったといいます。

「母が昔から作ってくれたナポリタンが大好きでメニューに加えました。ウインナーではなく魚肉ソーセージやひき肉を使って、ケチャップなどを合わせたものを煮詰めてケチャップソースを作っています」

スキレットなので熱々！　ほどよく麺に焼き目が付くのも美味しさのポイントです。

2022年まではランチが中心でしたが、今年（2023年）からはマフィンなどのおやつをメインにし、不定期営業のお店にスタイルを変更。

「いとこの店主とその両親など5人で運営していましたが、それぞれの事情からランチ中心の営業が厳しくなってしまいました。ランチを縮小して、おやつを中心に不定期で営業することにしました。ランチを楽しみに来てくださるお客様が多いので、迷いや不安もあります」

「コロナの中、“おやつをテイクアウトできないですか？”と言っていただくことが多くなり、おやつを作り始めました。いろいろな果物を使い、約6種類ほどのマフィンを毎回焼いています」

実際、テイクアウトでマフィンやケーキを購入していく方が多くいらっしゃるそうですよ。

目を惹くビジュアルの『すごい見た目の抹茶』と『レモンだらけ』がとくに人気。

『すごい見た目の抹茶』は上にクッキーが刺さっていて、名前の通り“すごい見た目”！　中にはあんこが入っていて、抹茶生地との甘さのバランスが絶妙なマフィンです。

店主おすすめの『レトロプリン』。なめらかなプリンにカラメルソースがたっぷりとかかっています。

「店主が昔から作っていた大好きなおやつです。低温でじっくり焼き、なめらかな食感にしています」

『レトロプリン』はテイクアウトができる日もあるそうですよ。

昨年から登場した『ふんわりレモンケーキ』。国産レモンを使っていて、しっかりレモンが効いています。

ふんわりしっとり食感がたまりません！　テイクアウトもできます。

デザートにおすすめの『ロールケーキ』は、キウイやオレンジなどフルーツがたっぷり。中にもフルーツが隠れています。キメ細やかな生地はしっとり食感。卵の甘みも感じられます。

「“あれ美味しかった、また食べたい”と、自分のなかでずっと大切に残り続けている美味しいものがたくさんあります。当店の商品もそんなふうになりたいと思いながら、作り続けています」と山口さん。

これからも目が離せませんね！

＜店舗情報＞
■Komame mameko こまめまめこ
■住所：北海道空知郡南幌町南16線西18
■電話番号：080-5910-2277
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