アイキャッチ 十勝クラシックバーガー

溢れ出す肉の旨み!敷地内の工房で加工した「ここだけのハンバーガー」とは

以前紹介させていただいた、レストラン「ミュンヒ・ハウゼン」。今春、装いも新たに「Cafe Dinkels(以下、カフェ・ディンケルス)」としてリニューアルオープンしたということで、さっそく取材に伺いました。

【「ミュンヒ・ハウゼン」の記事はこちら!】
十勝名物を堪能する絶品ランチ!宿泊者以外も気軽に立ち寄れるリゾート内レストラン【中札内村】

2023年4月1日にリニューアルオープンした「カフェ・ディンケルス」

宿泊施設「グランピングリゾート フェーリエンドルフ」内にあるレストラン「ミュンヒ・ハウゼン」が「カフェ・ディンケルス」としてリニューアルオープンしたのは2023年4月1日(土)。

リニューアルのきっかけは「20世紀のドイツコテージが立ち並ぶ施設の中で、異国風の雰囲気を楽しんでもらえるカフェにしたい」という想いから。

「敷地内を自由に散策し、お気に入りの場所を見つけてゆっくりと食事を楽しんでほしい」ということで、テイクアウトメニューにも力を入れています。

店内のインテリアもドイツ風の雰囲気。十勝の食材を生かしたカフェメニューの考案にも、試行錯誤されたそう。

天気のいい日には、外のテラス席でも食事を楽しめます。「道の駅なかさつない」や、敷地内にある「十勝エアポートスパ そら」に来たついでに立ち寄る人も多いそう。Instagramを見て来る人もいるんだとか。

十勝産にこだわり抜いた「冷燻メニュー」の数々

人気メニューの『十勝クラシック』。一番オーソドックスなハンバーガーで、十勝牛100%のパティはつなぎに十勝産の長いもを使っています。敷地内にある「十勝冷燻工房」で冷燻*し、旨みを最大限に引き出しました。中の玉ねぎやマッシュルームもすべて十勝産。

十勝産小麦を使用したバンズは「パンとお惣菜の店 ブォーノピアット」の特注品。トマトやレタスもできる限り十勝産・北海道産にこだわっているとのこと。もちろんチーズも十勝産で、まさに“十勝バーガー”を名乗るにふさわしい一品です。

パティはほんのりと冷燻の風味で、十勝牛の肉肉しさと玉ねぎの甘みを十分に感じられます。チーズと相性抜群で、トマトの酸味とレタスのシャキシャキ感もばっちりマッチ。

ボリュームたっぷりで少し食べにくいですが、そんなときは各テーブルに備え付けられている紙袋を使えば大丈夫。細かいことは気にせず、大きな口で一気にかぶりつくのが美味しい食べ方です。

付け合わせのフライドポテトにかかっているのも、冷燻した塩というこだわりぶり。使っているジャガイモももちろん十勝産です。

『冷燻ベーコンエッグ丼』も人気です。同系列の「帯広天然温泉ふく井ホテル」で提供されている人気朝食メニューをアレンジしたものだそう。冷燻されたボリュームたっぷりの厚切りベーコンの上に、中札内産卵の半熟目玉焼きが乗せられています。赤ワインベースのソースが相性抜群で、ご飯が進みます。

付け合わせはスープかと思いきや、具材たっぷりの豚汁でした。

こちらは『ショコラテリーヌ』。クーベルチュールチョコレートを冷燻しています。低温で燻す冷燻でしかできないスイーツで、一口食べると口いっぱいに香りが広がります。普通のチョコレートケーキを想像して食べると、味わいの違いに驚くはず。

十勝産のクリームチーズを練りこんだ『冷燻チーズケーキ』もおすすめです。冷燻でチーズの旨みを引きだした特製のバスクチーズケーキで、ふるさと納税の返礼品や通信販売、おみやげとしての商品化も検討中なのだそう。

このほか、リニューアル前からある、『牛トロフレーク』を使ったメニュー『牛トロ丼』は、ソースを洋風にアレンジしました。まだまだ新しいメニューを考案中とのことで、今後も目が離せません。

*冷燻・・・長時間低温で燻煙をかけること

泊まらなくても、自由に来て楽しんでもらえる施設に

広報担当の志鎌(しかま)さんは、「宿泊しなくても、自由に来て楽しんでもらいたい」と話します。

「グランピングリゾート フェーリエンドルフ」敷地内には小さなお子さんが遊べる施設があり、ジップラインや子ども用の遊具が用意されています。

ポニーが放し飼いになっている広場もあり、ファミリーで来ても楽しめます。ドッグランもあるので、ワンちゃんと一緒でもOK。観光客だけでなく、地元の方にも来て楽しんでもらえる憩いの場所にするのが目標なのだとか。

ゴールデンウィーク中には、「グランピングリゾート フェーリエンドルフ」初のビアガーデンイベント『ハッピービアガーデンinフェーリエンドルフ』が開催され、大盛況だったそう。今後も定期的にイベントを開催する予定です。Instagramで最新情報を発信しているので、フォローしてチェックしておきましょう。

 

「冷燻された食材を気軽に味わってほしいです」と志鎌さん。

みなさんもぜひ、道内でも珍しい冷燻メニューを本格的に楽しめるレストラン「カフェ・ディンケルス」を訪れてみてください。“冷燻”という魔法にかかった、こだわり抜いたメニューの数々に驚かされること間違いなし。自然の中で食べる十勝産のバーガーは、ほかでは味わうことのできない逸品です。

<店舗情報>
■Cafe Dinkels(カフェ・ディンケルス)
■住所:北海道河西郡中札内村南常盤東4線 フェーリエンドルフ敷地内
■電話番号:0155-67-7746
⇒営業時間など詳細はこちら

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