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身体の芯からポカポカ!冬の北海道で食べたい「温かいうどん・そば」7選

北海道では毎日のように雪が降り、厳しい寒さが続く今日この頃。そんな寒い時期には温かいものを食べたくなりますよね。

そこで今回は、冬の北海道で食べたいうどんやそばのお店を7つご紹介します! うどんやそばを食べて身体の芯から温まりましょう。

1:冬限定!行列がずらりとできる「まんでがん外伝」 / 札幌市

北海道大学病院の近くにお店を構える「まんでがん外伝」は、雪が降り始めるころにひっそりと、冬季限定で開店する季節限定のうどん屋。北大生からはもちろん、性別問わず幅広い年齢の方々から人気があり、お店の前にはずらりと行列ができるのだそう。来店される際はくれぐれも防寒対策をしっかりしてきてくださいね。

「まんでがん外伝」では、“ぶっかけ”か“かけ”のスタイル、そして“冷”か“アツ”の温度、そしてトッピングを自分好みで選べますよ。メニューは、天ぷらのトッピングがセットになっている『親子セット』や『さぬきセット』などさまざま。

なかでもイチオシは、『ぶっかけ』です。麺は太く、ほどよいコシがあります。チュルッとした食感が喉で感じられ、とどんどん箸が進みます。

そんなうどんのお供には天ぷらがおすすめ。「まんでがん外伝」の天ぷらは素材の味がしっかりと感じられ、アツアツでサクサク! 一つひとつが大きく、そのボリュームに驚いてしまうことでしょう。舞茸天や長茄子天などさまざまな種類がありますが、どれもとってもおいしい……! やさしい味わいのうどんと相性抜群です。

<店舗情報>
■店舗名:まんでがん外伝
■住所:北海道札幌市北区北15条西5丁目1-7 ほくせいビル 1F

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2:喫茶店で鍋焼きうどん!? 地元民から愛され続ける「アイスクリームパーラー美園」 / 小樽市

小樽駅から徒歩5分ほどのところにある「アイスクリームパーラー美園」。北海道で初めてアイスクリームを製造・販売した名喫茶で、大正時代から素材にこだわったアイスクリームやパフェを提供しています。今もなお当時の製法を守り続け、どこか懐かしいアイスクリームを食べられる名店として地元民からも大人気! 入口にはのぼりやソフトクリームのオブジェが置かれ、ショーケースには懐かしい食品サンプルが飾られています。

アイスクリームやパフェが人気の同店ですが、なんと毎年10~5月ころまで期間限定で『鍋焼きうどん』が登場するんです!

こだわりの『鍋焼きうどん』には地元の素材がたくさん。湯気が立ち上がり、グツグツと煮立つ姿に食欲がそそられますよ。うどんはよく煮込んであり柔らかめ。薄口ですっきりとした味わいなので飽きを感じさせず、家庭に出てくるようなやさしい味を楽しめます。

<店舗情報>
■店舗名:アイスクリームパーラー美園
■住所:北海道小樽市稲穂2丁目12-15

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3:小樽といえばにしんそば!長年の歴史を誇る老舗そば屋「小樽・蕎麦屋・藪半」 / 小樽市

「小樽・蕎麦屋・藪半(以下、藪半)」は、路地裏にある昭和29年創業の老舗そば屋です。小樽駅から徒歩5分ほど。風情漂う建物は、ニシン漁の網元・白鳥家の石蔵と、歴史的建造物「伍楽園(旧金澤友次郎邸)」、古い割烹料理の3つを融合して作られた重厚な造りとなっていますよ。店内には囲炉裏席もあり、お客さんに最も人気があるんだそう。

「藪半」のそばは、道産(蘭越町・北竜町)のそば粉を100パーセント使用した『地物粉麺』と、北海道産に外国のそば粉をブレンドした『並粉麺』の2種類があります。どちらもその日の温度や湿度に合わせて、そばの味が最大限に生きるように、手打ちしているんだそう。

同店のおすすめは『にしん蕎麦』。小樽といえばにしんそばが有名ですが、「藪半」の『にしん蕎麦』の最大の特徴は、“にしん棒煮”がまるごと一匹別皿に盛られていること。にしんを生干しにし、やわらかく煮込んだ“にしん棒煮”は、脂が抜けて臭みがなく、あっさりとした上品な味わいを楽しむことができますよ。

そばのうえに“にしん棒煮”をのせると、にしんの旨みがそばつゆにしっかりと染み出して絶品です。 “にしん棒煮”をそのまま食べたり、そばのうえにのせて食べたりと二度違う味わいを楽しめるのも嬉しいポイントです。

<店舗情報>
■店舗名:小樽・蕎麦屋・藪半(やぶはん)
■住所:北海道小樽市稲穂2丁目19番14号 静屋通り

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4:漁船を眺めながら絶品そばを味わえる「道の駅みなとま~れ寿都」 / 寿都町

寿都漁港に面した場所にある「道の駅みなとま~れ寿都」。小樽市から余市町を経由して道南の江差町へと続く国道229号線を車で走る人たちの休憩場所として、また寿都町の魅力を伝える観光拠点として、平成20年に道の駅に登録されました。

「道の駅みなとま~れ寿都」では、『生炊きしらす佃煮』や『寿都産だし昆布』など寿都町の特産品を購入できるほか、軽食を味わうことができますよ。メニューは、寿都や島牧(しままき)産の天然岩海苔や名産の生炊きしらすを使った『船澗(ふなま)弁当』、寿都産のホッケのすり身を使った『ホッケカレー』や数量限定の新ご当地グルメ『寿都ホッケめし』など盛りだくさん!

そのなかでぜひとも食べていただきたいのが『にしんそば』です。薄口しょうゆを使ったやさしい味の温かいつゆに、ふっくらやわらかいにしんの甘露煮と昆布がのせられていて、寒い季節にぴったり! 食べているうちに身体がポカポカと温まってきます。

イートインスペースからは寿都漁港に浮かぶ漁船を眺めることができますよ。絶景を見ながら食べる『にしんそば』は最高……! ぜひ「道の駅みなとま~れ寿都」へ足を運んで『にしんそば』を味わってみてください。

<店舗情報>
■店舗名:道の駅みなとま~れ寿都
■住所:北海道寿都郡寿都町字大磯町29-1
⇒営業時間など詳細はこちら

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5:一度味わえばやみつきに!先祖代々受け継がれる「そば処 名人傍(めいじんぼう)」 / 旭川市

旭川駅から徒歩約3分、駅の目の前にある「そば処 名人傍(めいじんぼう)」は、明治43年創業の老舗そば処。サラリーマンや、観光客、そして地元民など多くの人々が訪れます。

現在オーナーを務めるのは、5代目の大内雅博さん。4代目だったお父様の意思と先祖代々の味を受け継いで、お店を切り盛りしています。

同店の一番の人気メニューは『とりもつそば』。その昔、丸鶏を仕入れ、骨はスープに、肉はかしわに、内臓はモツとして捨てるところなく全て使っていたそうで、そのときに『とりもつそば』が誕生したんだそう。

いただいてみると、歯ごたえのある“とりもつ”に出汁の味がしっかり染み込み、そばとともに口に運ぶと食感と味わいが楽しい! ねぎとモツ、そばを同時にいただくと、さまざまな味覚が伝わってきて後を引きます。

出汁の味はやさしく上品で、またすぐにでも食べたくなる逸品です。

<店舗情報>
■店舗名:そば処 名人傍(めいじんぼう)
■住所:北海道旭川市1条通8丁目348-7
⇒営業時間など詳細はこちら

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6:一度は味わいたい!ちゃんこスープを使ったきしめんが人気「北の富士 櫻屋」 / 旭川市

旭川駅から徒歩10分ほどの1条通3丁目、「3・6(さんろく)街」の近くに「北の富士 櫻屋」があります。旭川でちゃんこ鍋といえばほとんどの人が「ここ」と答えるくらい有名なお店。元横綱で現在も相撲解説で活躍している、北の富士勝昭(本名:竹澤勝昭)氏の甥・竹澤一樹さんが店主を務めています。

夜は、ちゃんこ鍋のほかに北海道の素材を使った一品料理や地酒が楽しめる「北の富士 櫻屋」ですが、ランチでは秘伝の『ちゃんこスープ』が使われた『きしめん』が大人気なんです!

同店の『きしめん』は、名古屋の手延べきしめんを使用。わざわざ名古屋から取り寄せている特注品で、コシがありツルツルとした食感を楽しめますよ。鶏の旨みと魚介の出汁がギュッと凝縮された『ちゃんこスープ』と、きしめんとの相性は抜群! 思わずスープまで飲み干してしまうことでしょう。

ちゃんこ鍋の締めといえば麺類、なかでもきしめんが定番。その締めの楽しみをぜひ味わってみてはいかがでしょうか?

<店舗情報>
■店舗名:北の富士 櫻屋
■住所:北海道旭川市1条通3丁目
⇒営業時間など詳細はこちら

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7:リピート間違いなし!本格的な讃岐うどんが味わえる「むらかみうどん」 / 中標津町

香川県発祥の“讃岐うどん”。本場の香川県で食べてみたいと思っても、北海道からなかなかすぐには行けないですよね。でも、そんなおいしいうどんが食べたいと思ったとき、本場で修行を積んだ店主さんの本格的な讃岐うどんが味わえるお店が中標津町にあるんです。その名も「むらかみうどん」。

お店は中標津空港から車で10分ほどの町中にありますよ。開店前から列ができていることも珍しくない人気店なので、時間に余裕を持って訪れることをおすすめします。

こちらは『特製カレーうどん』。ごぼう天、かしわ天、えび天、野菜の素揚げが数種類入っています。かしわ天のなかはしっとりジューシー。米油で揚げられている天ぷらは、外側はサクッとしていて脂っこさがなく、軽く仕上げられています。カレーに浸って味が染みこんだ部分の衣はとろとろで、また違ったおいしさ……!

さらに感動したのは、まろやかで出汁の旨みを感じるカレーの味。一口食べれば食べ進める手が止まらなくなりますよ。ボリュームがある『特製カレーうどん』ですが、あっという間にペロリと食べられてしまいます。

本場の讃岐うどんを味わいに「むらかみうどん」へ足を運んでみてはいかがでしょうか?

<店舗情報>
■店舗名:むらかみうどん
■住所:北海道標津郡中標津町東2条北1丁目1-11

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「むらかみうどん」に関する詳しい情報はこちら

 

この寒い冬を温かいうどんやそばで乗り越えてみませんか?

【画像】むらかみうどん

※こちらの記事は北海道Likersの過去掲載記事をもとに作成しています。メニューや営業時間はお店の公式SNS等でご確認ください。

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