くっちゃうぞ

青果店の目利き力をいかす!お手頃価格で30年愛される「家族が営む回転寿司」

札幌市厚別区にある「回転寿司くっちゃうぞ(以下、くっちゃうぞ)」は、地元で30年以上も親しまれている回転寿司店。店名の通り、お腹いっぱいになるまでお寿司を食べさせてくれると評判です。期待に胸を膨らませてお店の暖簾をくぐりました。

青果店がオープンさせた「回転寿司くっちゃうぞ」

「くっちゃうぞ」は、1990年に、厚別通りにオープンしました。チェーン店や姉妹店を持たない家族経営のお店です。代表取締役を務める上野久さんの名刺には「有限会社 上野青果店」と書かれています。

「私の父親は青果店を営んでいましたが、当時はまだ珍しかった回転寿司店に行き、この業種は注目されると直感したそうです。鮮魚も取り扱っていたので魚の目利きはできましたが、飲食店は初の試みでした」と久さん。

家族一丸となって店をもり立てる

一風変わった店名は、久さんのアイデア。「インパクトがあって、もりもりと食べてもらえるイメージが良い」と考えたそう。かわいらしいタコが印象的な湯呑みは、久さんのお姉さんがデザインしました。

2代目に経営が移った今でも、先代が厳しい目利きで新鮮なネタを仕入れています。

リーズナブルな価格が魅力的

「くっちゃうぞ」のお寿司は130円(税抜)の皿が中心です。最高でも420円(税抜)とリーズナブル。食材や水光熱費の高騰により、2022年9月に断腸の思いで料金の見直しを行ったそうですが、それでも高いと感じる金額ではありません。「良心的な金額でとてもおいしい」「鮮度が抜群で高級店に見劣りしない」など評判も上々です。

おすすめメニューがレーンをまわっており、テーブルに置かれた注文用紙をスタッフに渡すスタイル。コロナ禍になってから持ち帰りの注文が増えているといいます。

人気の5皿を味わいました。

さっそく、くっちゃおう!

本まぐろは、高級な寿司ネタで、“黒いダイヤ”とも呼ばれています。ネタが厚く、脂のりも良く、味、ボリュームともに申し分ありません。旨いなぁ、たまんないなぁ。

マツカワは、北海道太平洋沿岸が主分布地で、カレイのなかでも最高においしい魚です。ほどよく脂がのり甘みがあって歯ごたえも十分。

最近めっきり見かけなくなったシャコも用意されています。ふんわりとやわらかく、甘みが引き立って美味。何よりも今どき希少なシャコが食べられることに感激です。

北海道でおなじみの活ツブ貝も、近年は高級になりました。コリコリとした食感と噛みしめるほどに口に広がる甘みがたまりません。

最後はウニの登場です。この色艶、そして粒のそろい具合。味は言うまでもありません。本当においしいものを口にしたとき、人は笑顔にしかなれないものですね。

おいしいものを提供し続ける地域密着店

「リーマンショックによる消費の落ち込みや、ライバル店の開店など厳しい経営を迫られることもありましたが、30年以上も店を続けることができたのは、地道にやっている姿をお客さんが評価してくれたおかげ」と、久さんはいいます。

 

リーズナブルな価格でリッチな気分を味わってください。

<店舗情報>
■店舗名:回転寿司くっちゃうぞ
■住所:北海道札幌市厚別区厚別西4条4-8-6
■電話:011-895-6222
■営業時間:11時~21時45分(最終入店 21時15分、L.O. 21時30分)
■定休日:都合により週一回臨時休業あり。お休みはInstagramで確認してください。
※来店したお客さんへのプレゼントとして『くっちゃうぞシール』を用意しています。ご希望の方はお声がけください。

⇒こんな記事も読まれています
話題の新店も!おすすめテイクアウトグルメまとめ
絶品グルメの宝庫!よらないともったいない道の駅


LINE友だち追加