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北海道の回転寿司はそりゃウマい…と思いきや想像以上!? 寿司だけじゃない「回転寿司えりも岬」【札幌市白石区】

全国チェーンの回転寿司は、リーズナブルな価格でお寿司を楽しめますが、あまり地域性が反映されていません。「せっかく札幌に来たのなら地元の魚を食べたい」「スイーツも充実していると嬉しい」……そんな方には、札幌市白石区の「回転寿司えりも岬」がおすすめです。

おなかを減らして暖簾をくぐりました。

あまり市場に出回らないネタが豊富「回転寿司えりも岬」

「回転寿司えりも岬」は、道内外に4店舗を構える「株式会社101」の系列店です。同グループは店舗ごとに別の屋号を名乗り、独自のメニューを展開しています。「回転寿司えりも岬」では、その名の通りえりも沖で水揚げされた魚介を中心にネタを揃えています。

「本日のおしながき」には、アイナメやホッケなど、あまり寿司屋でお目にかかれない逸品が並んでいます。「大手チェーン店なら全店舗で提供できる量を確保しなければなりませんが、“回転寿司えりも岬”は1店舗だけ。グループ店も独自に商品展開しているため、珍しいネタが提供できます」と、今野誠一マネージャーは説明してくれました。

鮮度が自慢「えりも産まつかわとつぶ」

お寿司2品をお任せでお願いしました。

まずは『活〆まつかわ』が運ばれてきました。「幻の高級魚」と呼ばれるカレイで、市場に流通することはほとんどありません。淡白な白身ながら、噛みしめるほどに旨味が口に広がりました。

続いて運ばれてきたのは『活真つぶ』です。正式和名はエゾボラ。漢字で「蝦夷法螺」と書く通り、蝦夷(北海道)に多い法螺(巻き貝)です。成育が遅く、漁獲サイズに成長するまで相当な年数を要すことや、近年の資源量の減少によって漁獲サイズが厳しく制限されています。

「回転寿司えりも岬」では、注文を受けてからつぶの殻を割ります。殻にアイスピックを刺し、殻の中心に巻き付いた部分を切り離すイメージで、アイスピックを上下左右に動かします。コリコリした食感の後に磯の香りと旨味が広がり、このうえないおいしさ。

いずれも注文が絶えません。

鮮度最高!釣り上げたイカをすぐに食べられる

「回転寿司えりも岬」ではイカ釣り体験ができます。函館朝市で人気の活イカ釣りを札幌の回転寿司で楽しめることに驚きました。

釣ったイカは、刺身やお寿司でいただきます。「釣りをする楽しさと、生き物をいただく食育を兼ねており、捌いた後も動いているイカに驚くお子さんもいます」と、今野さん。お客さんの立場に立った店づくりをされていることが伝わってきました。

甘い誘惑がいっぱい「ラブ・スイーツコレクション」

「回転寿司えりも岬」ではスイーツにも力を入れています。『ラブ・スイーツコレクション』として定番メニュー10種類以上を用意。そのほか限定メニューも登場します。「スイーツメニューが少ないと思い、自ら研究・開発しました」と、今野さん。

スイーツ2品をお任せでお願いしました。

運ばれてくるまで何が出てくるのかわからず、ワクワクしながら待ちます。ケーキ系が出てくると予想していましたが、意表をついて『シャイン・マスカット・杏仁豆腐』が登場!

お寿司を食べた後口をすっきりとさせてくれます。

「メロンなどの果実だけではなく、工夫を凝らしたスイーツメニューを提供したかった」と、今野さん。限定商品なので販売しているかどうか確かめてくださいね。

もう1つは定番商品から『苺ミニパフェ』。生クリームの上にイチゴがのり、その下にはアイスクリーム、さらにその下には……おっと、続きは食べてからのお楽しみ。パフェ専門店を凌駕するおいしさですよ。

 

「回転寿司えりも岬」では11~17時まで、お得なランチメニューを提供しています。食後のコーヒーまで付いて540~750円というお手ごろな価格。スイーツをプラスして、ちょっと贅沢なひと時を過ごしてください。

<店舗情報>
■回転寿司えりも岬
■住所:北海道札幌市白石区菊水元町2条4丁目5-5
■電話番号:011-873-8111
⇒営業時間など詳細はこちら

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