北海道の寒さ舐めてた…冬イベントを快適に楽しむ必需品3つ【2023年開催状況も】
北海道では雪も降り積もり、いよいよ本格的な冬がやってきます。今シーズンはここ数年開催されていなかった、冬のイベントも催されるようです。
でも、勢いよくイベント会場に向かうのは、ちょっと待って! 油断していると、寒さに凍えてしまうかも。寒さに備えながら冬のイベントで楽しむための必需品をご紹介します。
冬イベントの必需品1:貼るor貼らないカイロを使い分ける
雪国・北海道生まれで道産子の筆者ですが、寒さに弱く、冬に外出するときは必ずカイロを持って行きます。
屋外にいる時間が長いときには貼るカイロがマスト。コートの裏側や発熱インナーのうえに貼ります。貼るのにおすすめの位置は腰。体の中央からじんわりとあたたまっていきます。腰だと体の動きではがれたりせず、身動きが取りやすいというメリットも。
指先をあたためるために、貼らないカイロを持ち歩いて。アウターのポケットに入れておけば、手を入れて指先をあたためられます。手袋をしていても、スマホを操作するときに脱ぐ必要がありますよね。場所を調べたり、連絡を取ったり、スマホ決済で支払いをしたり……スマホを活用する場面は多いので、指先が冷えてかじかんでしまうときもあります。ですのでポケットに貼らないカイロを入れて、手袋を脱いでも手があたたまるようにしておくのが得策です。カイロはコンビニでも販売されているので、もし忘れてしまっても出先で購入しましょう。
カイロを持って遊びに行きたい冬のイベントは、札幌市で開催される『さっぽろ雪まつり』です。コロナ禍でオンライン開催が続いていましたが、2023年は3年ぶりに会場開催が決定! 会場は大通公園からすすきのまでと広く、雪像やウィンターアトラクションが設置される予定です。
感染症対策のため、飲食店のブースは見送られることになりましたので、食事をする人は近くの飲食店もチェックしておきましょう。
<イベント情報>
■イベント名:さっぽろ雪まつり
■開催期間:2023年2月4日(土) ~ 2月11日(土・祝)
■会場:大通会場(西1丁目から西10丁目)・すすきの会場(南4条通から南7条通までの駅前通)
冬イベントの必需品2:3つの首をあたためるアイテム
冬の北海道では、風が吹くとより体感気温が低く感じられます。冷たい風で体を冷やさないよう、あたたかい服やアウターは必須です。さらに首・手首・足首という“3つの首”をあたためることが大切。
首にはやわらかくあたたかいウールやニットのマフラー・ストールを巻きましょう。アクティブな冬のアウトドアやレジャーでは、動いても脱げにくいネックウォーマーもおすすめです。
手首は袖口がリブやゴムになっていて、風を通しにくくなっているアウターや手袋がおすすめ。隙間から風が入りにくく、体も冷えにくいです。筆者が愛用しているのは、手首部分にファーがたっぷりとついている手袋です。
足首をあたためるには、長い靴下やタイツを履きましょう。ローカットの靴だと雪がなかに入り、足が濡れて冷えてしまうかもしれないので、丈が長いスノートレッキングシューズやブーツがベター。内側がファーやボアになっているとよりあたたかいです。雪や氷で転ばないよう、滑りにくい靴底を選ぶことも忘れずに。
3つの首をあたためて参加したいのは、音更町の十勝川温泉で催される『彩凛華®』です。十勝が丘公園に約600個の電球と三角錐のLED照明が並び、音と光が連動するショーで、冬の夜をロマンチックに彩ります。温泉街から会場までは、キラキラと輝く光の回廊を通っていくのもきれい。
またLEDで彩られた動物のオブジェもあるので、光の動物園も体験。さらに有料でスノーラフティングができたり、ホールケーキほどの大きさの『メガあんぱん』も販売されています。
会場から帰ったら、十勝川温泉に浸かって冷えた体をほっこりあたためましょう。
<イベント情報>
■イベント名:彩凛華®
■開催期間:2023年1月28日(土)~2月19日(日)
■会場:十勝が丘公園
冬イベントの必需品3:ホット&クールな水分補給
寒い冬に忘れがちなのが水分補給。暑い夏は汗をかくので意識して水分を摂りますが、冬は気にしていない人も多いでしょう。冬は暖房器具で乾燥もしやすいので、こまめに水を飲むことが大切です。
屋外にいて寒いときは、あたたかい飲み物を飲んで、体のなかからあたたまりましょう。あたたかいペットボトル飲料や缶を手に持つと、カイロ代わりに指先をあたためられるというメリットも。
外でも体を動かしたり、建物のなかに入ったり、乗り物にのったりするとあたたかくて冬でも汗ばむことがあります。とくに運動するときなどは、冷たい水やお茶などを持っておくと安心です。
イベントにでかけるときは、会場に飲み物があるのかをチェック。なさそうなときは持参したり、買い出しに行ったりしてからイベント会場へ向かいましょう。保温も保冷もできるドリンク用のボトルがあると便利です。
千歳市の支笏湖温泉では、『千歳・支笏湖氷濤まつり』が開催されます。支笏湖の湖水をスプリンクラーで吹き付けて作った、大小の氷のオブジェが並びます。昼は支笏湖ブルーと呼ばれる透明感のある青色がとても美しい。夜はカラフルにライトアップされて幻想的に。2023年のテーマは『氷の美術館』です。展覧会のようにじっくりと眺められますよ。
またコラボ会場であるレジャースポットの『ノース・スノーランド in 千歳』では、雪で楽しむアクティビティが用意されています。たくさん動くことが予想されますので、冷たいドリンクでの水分補給がよさそうです。
<イベント情報>
■イベント名:千歳・支笏湖氷濤まつり
■開催期間:2023年1月28日(土)~2月23日(木・祝)
■会場:北海道千歳市支笏湖温泉
北海道の冬はたしかに寒いですが、だからこそ見られる、楽しめるイベントがたくさんあります。必需品を携えて、冬の寒さに負けず、イベントを存分に楽しんでくださいね。
【参考】札幌市、環境省、音更町十勝川温泉観光協会、占冠村、支笏湖まつり実行委員会 (一社)千歳観光連盟内、ノース・スノーランド in 千歳
第73回さっぽろ雪まつりの開催について / 札幌市 さっぽろ雪まつり実行委員会
「ウォームビズ」日めくりトリビア / 環境省 COOL CHOICE
彩凛華®(さいりんか) / 音更町十勝川温泉観光協会
しむかっぷ広報 2021年12月号 / 北海道占冠村
千歳・支笏湖氷濤まつり / 支笏湖まつり実行委員会 (一社)千歳観光連盟内」
ノース・スノーランド in 千歳
【画像】 hanack、Graphs、 やえざくら、y.uemura、じょーじ、 らい、Ryo、 yu_photo、asu0307、はっさく / PIXTA(ピクスタ)
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