ハイビーム

【体験談】十分すぎるほど気を付けて!冬の北海道ドライブで起こりうる恐怖4つ

2021.01.07

四季折々の北海道。絶好のドライブ日和が続く夏はもちろん、春、秋、冬どれをとっても北海道ドライブは魅力的。

そのなかでも神秘に溢れている冬。冬の道東では、流氷の“ジュエリーアイス”や“オーロラ”をみることもできますね。しかし、車で行く場合には厄介な“雪道”が行く手を阻んでいます。

筆者も先日冬の北海道雪道ドライブを敢行しましたが、徐行したのにも関わらず雪道でスリップしたり、ホワイトアウト現象にさらされたり、道に動物が飛び出してきたりと過酷で危険なものでした(汗)。

そこで今回は、筆者の冬の運転体験談を4つご紹介します。

1:予想以上に見えなかった「ホワイトアウト」

冬のドライブで、岩見沢を通過しようとしていた矢先のことでした。急に猛吹雪に見舞われ、視界を瞬く間に奪われてしまいました。

前の車もみえず、車線もみえず、道路標識もみえず。かろうじて見えたのは筆者の運転する車の後ろを走るトラックの姿。追突されるんじゃないかと恐怖に慄いておりました(汗)。

徐行しつつ充分な車間距離をとって

このとき、前の車が急ブレーキするということが何度かありました。ただでさえ車間距離を空けておかないと対応できないのに、ましてや前の車が見えないとなると……といったような具合です。

ホワイトアウトに見舞われるような気象条件の時には運転しないことがベストですが、もしもホワイトアウトに遭遇してしまった時には車間距離とスピードに気をつけたほうがよさそうです。

2:急な突風や雪崩に要注意

「あれ、なんか右斜め前方の気配がおかしいぞ」雪山道を運転した時のこと。

数秒後、そこまでひどくはありませんでしたが、強風と共に雪が舞い猛吹雪に似たような視界に。先述した“ホワイトアウト”よりも視界が狭くなり、非常に怖い思いをしたことを覚えています。車はほぼ止まっているようなスピードで様子見状態となりました。

10秒程経ってからようやく視界がひらけましたが、視界が遮られているうちにスピードを出して運転することはとても考えられませんでした(汗)。

雪山道を運転していて、横に崖があるような場所での運転は“突風”や“雪崩”が起こりやすいんだとか。異変を感じたらそのまま運転することなく、手前で様子をみるなどする必要がありそうです。

3:ハイビームの「しっぱなし」。降雪時はとくに危ない?

夜道の暗い道での運転は、ハイビームをよく使いますよね。対向車が来たらロービームにチェンジする。このことは常識ですよね。しかし、忘れてハイビームをつけっぱなしにしてしまった経験がある人は多いのでは。

雪が降っていない時でももちろん気をつけるべきことですが、激しく雪が降っている際にはとくに注意した方が良さそうです。

ハイビームだと、雪にライトが反射してとても見づらくなるので、十分に気をつけたいところですよね。筆者が激しい降雪時に夜道を運転していた時、対向車がハイビームのままで、前が眩しくて見えなくなり、とても怖い経験をしました。

4:怖すぎる!動物が雪道にひょっこり飛び出し

「あぶないっっっ!!!」

筆者は、雪道を運転中前方に飛び出してきた鹿と危うくぶつかりそうになったことがあります(汗)。

幸いにも徐行していたうえに鹿は車の真っ正面にいなかったため、一大事とはなりませんでした。動物さんたちの道路の大横断、油断なりません。

札幌ー芦別間を走る短いドライブでしたが、“鹿”・“狐”・“猫”といった動物に遭遇しました。動物たちには悪気はありませんから、こちらが最大限の注意を払って走行するしかありませんね(汗)。

スピード出しながら、運転している時に鹿でも飛び出してきようものなら、最悪の事態もまぬがれませんよ。

 

冬の雪道、気をつけることがたくさんあります。その中でも筆者がとくに怖いと感じたことをまとめてみました。

とても魅力的な冬の北海道を安心して満喫できるように、くれぐれも冬の運転には注意してくださいね!

【画像】YsPhoto、カナタ・ルイ、sablinstanislav、taka / PIXTA(ピクスタ)