全室プライベートサウナ付き!? 「星野リゾート リゾナーレトマム」の客室に編集部が潜入【1泊2日の体験レポート Day1】
ドラマや本の影響で、ブームが巻き起こっている“サウナ”。北海道各地にも魅力的なサウナ施設が増えています。
今回、1,000ヘクタールの広大な自然に囲まれ、氷の街『アイスヴィレッジ』が全国的にも有名な「星野リゾート リゾナーレトマム」に、プライベートサウナ付きの客室があると聞きつけ、サウナ好きの『北海道Likers』編集部が潜入取材!
2日間のさまざまな体験をレポートします。
全ての客室にプライベートサウナ完備!「星野リゾート リゾナーレトマム」の優雅な空間
「星野リゾート トマム」には、全200室がプライベートサウナ付きスイートルームの「星野リゾート リゾナーレトマム」と、さまざまな施設との距離が近くカジュアルな雰囲気の「星野リゾート トマム ザ・タワー」があります。
今回、『北海道Likers』編集部が宿泊したのは「星野リゾート リゾナーレトマム」。全客室がスイートルームで、その全てに展望ジェットバスとプライベートサウナを完備しているそうです。
チェックインを済ませたら、早速お部屋のある28階へ向かいます。
泊まるお部屋は……『デザインスイートツイン』! 紫を基調としたシックな雰囲気で、ゆったりと優雅な時間が過ごせそう。
浴室には大きな展望ジェットバスとプライベートサウナが。プライベートサウナは大人2人くらいまで入れそうな広さのドライサウナ。サウナストーブには、タイマー機能や温度調節機能がついていました。
砂時計や温度計もしっかり完備されており、かなり本格的。一番高い温度に設定すると、90度ほどまでしっかりと温まりました。
雪道の移動で身体が冷えていたので、さっそくプライベートサウナで温まることに。客室のプライベートサウナだからといって侮るなかれ。ストーブのうえでしっかりとサウナストーンが熱せられており、熱がじんじんと身体に効いてきます。
展望ジェットバスを好きな温度に設定して、好みの水風呂が完成。水風呂に入ったらバスローブを着て、ソファにダイブすれば、自分たちだけの“ととのい”が叶います。
「星野リゾート トマム」には、29ものコースを有するゲレンデがあり、スキー客も多いそう。プライベートサウナなら、スキーから帰ってきてすぐにサウナを楽しむなんて贅沢もできますね。
個人的には、アメニティが『OSAJI』なのもうれしかったです。
絶景のなかでテレワークも
滞在期間中も、少し仕事をしなければいけない! そんなときは、『絶景オフィス』がおすすめ。Wi-Fiと電源を完備しており、山々の絶景や、滑走するスキーヤーたち、麓にある「星野リゾート トマム ザ・タワー」などを眺めながら作業することができます。
編集部も実際に使ってみることに。開放感のある空間で頭もスッキリ。仕事がはかどりました。宿泊していれば、24時間いつでも自由に利用することができます。
1階にあるラウンジ「Books&Cafe」から、コーヒーなどのドリンクを持っていくことも可能。
これだけ充実した設備があれば、仕事と趣味・バケーションを両立させられそうですね。
「OTTO SETTE TOMAMU」でイタリア料理のフルコースに舌鼓
仕事を頑張ったら、すっかり日も暮れていました。夕食は「星野リゾート リゾナーレトマム」内のメインダイニング「OTTO SETTE TOMAMU(以下、オットセッテ トマム)」でいただきます。
「オットセッテ トマム」は、北海道ならではの食材を用いたイタリアンのフルコースが楽しめるレストラン。北海道は地域によって生産物や収穫時期が異なり、食材の旬がカレンダーを織りなすかのように多様性に富んでいることから、“美食のカレンダー”をレストランのコンセプトとしているそう。
それではコースのはじまりです。
飲み物はワインのペアリングを楽しめます。ほかにも、ノンアルコールのペアリングや、アルコールとノンアルコールを合わせたミックスペアリングも選択可能。お酒にあまり強くない人でも楽しみやすいのがうれしいところ。
前菜は『彩り豊かな小さな前菜』。木とガラスでできた箱のなかに、お寿司を連想させる3種類の料理が入っています。ゆり根のペーストが酢飯に見立てられているなど、遊び心満点。大粒のいくらはぷちっと弾ける食感と、濃厚な味わいが絶品でした。
とくに印象に残っている料理は『白子のムニャイヤ』。ムニャイヤとは、小麦粉をまぶしてバターで焼くイタリア料理です。
白子がテーブルに運ばれたあとに、トマトやパプリカを使ったソースを目の前でかけてくださいました。「じゅーっ」という音とともに広がるのは、香ばしいバターの香り。食欲がそそられます。サクッと焼かれた小麦粉のなかには、とろとろでアツアツの白子が……! クリーミーでまろやかな味わいが口のなかを満たしてくれました。
デザートまで食べて大満足。ごちそうさまでした。
神秘的な空間!結婚式場としても人気な「水の教会」
たくさん食べた食後の腹ごなしに、「水の教会」へ。
2022年12月1日~2023年3月31日の期間は、20時30分~21時30分(21時25分最終入場)で見学することができます。
「水の教会」は建築家・安藤忠雄さんの“教会三部作”のひとつ。教会のなかに入ると、大きな窓ガラスの奥に十字架が見えます。雪景色の白さや儚さが、さらに教会を神秘的な空間に仕上げていましたよ。
お部屋に戻ってワインで2次会!
魅力たっぷりのリゾートをまだまだ楽しみたいところでしたが、夜も遅くなったのでお部屋に戻りました。
しかしここからが本番! お部屋で2次会の始まりです。いただいたのは、お昼に購入しておいたワイン。
北海道のナチュラルワインを中心に、30mlという少量から気軽に飲み比べができるワインバー「TOMAMU Wine House」で選びました。
飲み比べたのは3種類。
左から、ベリーのような香りと梅のようなコクで出汁や醤油と合う「YAMAZAKI WINERY」の『POINT NOIR 緑 2020』、キリッとしたミネラル感がある「HIRAKAWA Winery」の『Second Vin Blanc Cuvée Gastronomique 2020』、果実感があって飲みやすい「DOMAINE RAISON」の『中富良野 Muller Thurgau 2021』です。
「星野リゾート トマム」内で展開する農業プロジェクト『ファーム星野』で生産されたチーズと一緒にいただきました。
気に入ったものがあれば、スタッフさんが持ち帰り用のボトルに入れてくれます。ワインボトル1本単位ではなく、200ml程度から持ち帰れるので、いろいろなワインを少しずつ試すことができますよ。
おいしいワインで、2次会も盛り上がりました。明日の予定にも期待が膨らみます!
<施設情報>
■星野リゾート リゾナーレトマム
■所在地:北海道勇払郡占冠村字中トマム
■HP:https://www.snowtomamu.jp
※本特集は、北海道観光振興機構の協力のもと実施しました。2022年12月27日まで『HOKKAIDO LOVE割』を実施中。詳しくはホームページへ。