協和温泉外観

【北海道の秘湯】湯上りの名物ラーメンがしみる!岩間から自然に湧き出る天然温泉(愛別町)

北海道愛別町は、北海道で生産される“えのき茸”や“なめこ”の約7割を出荷していることから「きのこの里」と呼ばれる町。“まいたけ”や“しいたけ”、“ゆきのした”などいろいろな種類のきのこが生産されていて、毎年9月には『きのこの里フェスティバル』が開催されています。

そんな「きのこの里」愛別町に、特産品のきのこをたっぷり使ったおいしいラーメンを提供する温泉宿があります。

林に囲まれた秘湯「湯元 協和温泉」

JR愛別駅や旭川紋別自動車道の愛別インターチェンジから約6.6km、北に向かって車を走らせると静かな林の中に現れるのが「湯元 協和温泉」です。

「湯元 協和温泉」は、愛別町の特産であるきのこを使った料理と、「美肌の湯」とも呼ばれる炭酸冷鉱泉の天然温泉が名物の温泉宿。

建物に入ると、石で作られたきのこたちが出迎えてくれます。

昔から地元で愛されていた天然炭酸水の温泉

「湯元 協和温泉」のお湯は、山の奥に向かって2km進んだところにある岩間から自然に湧き出す“炭酸冷鉱泉”。

明治時代に開拓者によって発見され、以来この地を開拓、発展させてきた人たちの疲れを癒し続けてきました。肌の汚れを取り除く効果があるとされ、「美肌の湯」とも呼ばれているんですよ。

炭酸がとても強いため、物のない時代には地元の子どもたちが源泉にやってきて、炭酸冷鉱泉に砂糖を入れ、ラムネにして飲んでいたとか。

温泉の湧出量が少ないため、天然の温泉が使われているのは小さな1人用の浴槽のみ。浴槽に注がれている温泉水は飲むことができます。

温泉上がりに味わう。きのこたっぷりのラーメン

「湯元 協和温泉」の魅力は温泉だけではありません。愛別町特産のきのこをふんだんに使った『きのこフルコース』や、旬の山の幸を味わえる『山菜たっぷり鍋コース』といった愛別町ならではの料理が名物です。

食堂の壁には、「湯元 協和温泉」に訪れた著名人のサイン色紙や写真がたくさん飾られていました。

食堂は宿泊客以外も利用できて、日帰り温泉と合わせて楽しめます。

食堂のメニューで人気なのが『きのこラーメン』。

愛別町のきのこ農家から直送された“しいたけ”や“まいたけ”、“しめじ”、“えのきだけ”がたっぷり入ったラーメンは、みそ味のラーメンスープにきのこのうま味やコクが加わって深い味わい。

きのこそれぞれの香りや歯ごたえ、おいしさの違いが楽しめ、きのこが好きな人にはたまらないラーメンです。

さらに“きくらげ”も入った『地元愛別産のスペシャルきのこラーメン』もありますよ。

 

これから寒くなる季節に向かいます。温泉上がりにアツアツの『きのこラーメン』を食べて、身体の芯から温まってはいかがでしょうか。

<施設情報>
■湯元 協和温泉
■所在地:北海道上川郡愛別町協和143-3
■電話番号:01658-6-5815
⇒ホームページなど詳細はこちら

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