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10貫で1,000円以下!質の良い握りに通も唸る「回転すし 活一鮮」【札幌市中央区】

札幌市中央区の「回転すし 活一鮮(かついっせん) 南3条店」は、屋上観覧車が目印の商業施設「ノルベサ」地下1階にある回転寿司店です。ネタは北海道産を中心に揃えられ、リーズナブルなランチから食通も唸らせるひと手間かけた逸品まで、さまざまなメニューが用意されています。職人魂を感じるお店を訪れました。

料理を褒められて嬉しかった少年が寿司職人の道を歩む

「回転すし 活一鮮 南3条店」は、“ネタにこだわった職人が握る回転寿司”がコンセプト。北海道産の魚介を中心に、常に鮮度にこだわりながら最高の握り寿司を提供するお店です。

店の前にはお客さんが並び、おいしいお寿司に期待を膨らませています。

代表取締役社長の佐藤いわおさんは熊本県出身です。実家は豆腐屋を経営しており、幼少のころから両親や従業員の食事を用意していたほどの料理好き。大人たちに褒めてもらえることが嬉しく、それがきっかけで料理人の道を目指しました。

高校生のときに、札幌の親戚に連れていってもらった“たちの鮨屋(カウンター形式の高級な鮨屋)”で寿司を握る職人を見て「かっこいい」と感銘を受け、寿司職人の道を進みました。いつか自分の店を開くことを夢見て修行をしたのちに外食チェーンに転職。その会社が経営していたお店を買い取る形で「回転すし 活一鮮 南3条店」をオープンしました。

「回転寿司を開くにあたり、板前の先輩などから冷ややかな視線を浴びせられました。高級店は特定のお客さんしか利用できませんが、回転寿司ならたくさんのお客さんに味わってもらえる。格式やスタイルよりも“自分が大切だと思う価値”を選びました」と佐藤さん。

気軽に注文できる料金を設定

メニュー表を見ると、一番安い皿で118円(税別)、一番高くても585円(税別)とリーズナブル。誰もが楽しんでもらえるよう、ほかのグルメ系回転寿司よりも安く設定したそうです。イカ、ホッキ、ホタテなど北海道産のネタには印が付けられています。

「回転すし 活一鮮 南3条店」ではホスピタリティを大切にしており、お客さんが楽しく食事ができるお店作りを心がけています。インバウンドのお客さんが多くいらっしゃったときは、スタッフ全員が英会話を習ったそう。細かな気配りも人気の理由の一つですね。

1貫あたり100円を切るランチメニュー

まずは人気のランチ、10貫で950円(税別)の『華にぎり』をオーダー。

テーブルに届いたお寿司を見てびっくり。「この金額でいいの?」と思うほど、高級なネタが揃っています。タッチパネルでのオーダーなど回転寿司らしいシステムを取り入れながら、寿司には職人の手をくわえる。これぞ「回転すし 活一鮮 南3条店」の真骨頂といえるでしょう。

さっそくいただきます。噛みしめると、ネタの旨味とシャリが一体となって最高に美味。いずれも新鮮でクオリティの高さが伺えます。ほかにも『特選15カン』や『海鮮丼』、握りの1.5倍の量を誇る『バラチラシ』などもあるので、お好みによって注文してください(ネタは仕入れによって変わります)。

新鮮なイカは、みずみずしさが違う!

ランチがとても安いので、お寿司を気兼ねなく追加注文できるのも嬉しいです。

『函館産 朝採真いか』を注文しました。口に入れるとイカの甘さとショウガの爽やかさが広がって最高に美味。職人が新鮮なイカに包丁を入れていることがわかります。

生で食べるか、ひと手間かけるか。魅惑の牡蠣2連発

北海道の味覚といえば牡蠣。厚岸産の殻付き生牡蠣は身が大きく、箸でつまむとプルプルします。一気に口に放り込めば、まるで海のエキスが溶けだすよう。必ず味わってほしい一品です。

佐藤さんは「ほかの店にはないメニューです」と、『牡蠣の黄金焼き』をすすめてくれました。和食で使われる玉素(たまもと)に味噌を調合して、蒸し牡蠣をのせて焼いた料理です。

ススキノという場所柄、お酒を愉しむ人が多いため、日本酒を中心にさまざまな種類のお酒を提供しています。手間かけた一品は、お酒のアテとして喜ばれています。

 

回転寿司の水準を上回るお寿司を食べることができるので、お客さんはみんな笑顔。ランチはもちろん、寿司屋飲みにも最適。感想は「満足」の一言に尽きます。アクセスもよく、何度も足を運びたくなるお店です。

<店舗情報>
■回転すし 活一鮮 南3条店
■住所:北海道札幌市中央区南三条西5丁目1-1
■電話番号:011-252-3535
⇒営業時間など詳細はこちら

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