学生時代からの夢を実現。夫妻でつくり上げる「コーヒーと焼き菓子」の癒し空間【札幌市中央区】
2022年8月2日、札幌・中央区にオープンしたカフェ「かたちコーヒー」をご存知ですか?
お客さんの楽しそうな話し声や、香ばしいコーヒーの香りに溢れた店内。自慢のメニューであるコーヒーとスコーンをいただきながら、オーナーご夫妻にお話を伺ってきました。
夫妻でオープンしたカフェ「かたちコーヒー」
「かたちコーヒー」がお店を構えるのは、札幌市中央区北3条。ぎっしさん、きゃんちゃんさんご夫妻が経営している、コーヒーとお食事や焼き菓子が楽しめるお店です。
お二人は2020年9月1日から約2年間、小樽市や札幌市内で間借りカフェを運営していました。その後、現店舗に隣接している美容室「凪の旅先」と共同でクラウドファンディングに挑戦。2022年8月2日に念願だった実店舗をオープンさせました。すでに常連客や学校帰りの学生で賑う人気店です。
ぎっしさんがコーヒーを担当、きゃんちゃんさんがお食事と焼き菓子を担当しています。ぎっしさんは日本国内だけでなく、独自のコーヒー文化が発達しているオーストラリアのカフェでもコーヒーを学んでいました。きゃんちゃんさんは、「いつか自分のカフェをオープンしたい」というぎっしさんの学生時代からの夢を支えるために、お菓子作りを学び始めたそう。
コーヒーを身近な存在に感じる空間
「近年、カフェ文化が浸透している反面、コーヒーへのハードルが高くなっているように感じます」とぎっしさん。
「かたちコーヒー」では、コーヒー初心者でもコーヒーに挑戦しやすいよう、メニュー表に各コーヒー豆の特徴を、カラーチャートで記載しています。味の特徴が視覚的にわかるのが嬉しいですよね。
それでも何を飲むか迷ってしまう方は、気軽にぎっしさんに聞いてみてください! おすすめを教えてくれますよ。
「オーダーを待っている間にお客様を退屈にさせたくない」という想いから、店内にはコーヒーに関する本が多く置かれています。どれも短時間で読み切れる内容なので、ぜひ気になる一冊をピックアップしてみてください。
こだわりのコーヒーとスイーツを堪能してほしい
コーヒーと、おすすめの『全粒粉のスコーン』、『シナモンのぐるぐるスコーン』をいただきました。
『全粒粉のスコーン』は、全粒粉が持つ自然な甘みとザクザク感を味わえます。ハチミツをかけるとやさしい甘さがプラスされるのでおすすめ。『シナモンのぐるぐるスコーン』は生クリームをつけて食べると、シナモンのスパイシーさとクリーミーさが感じられて幸せな気持ちになります。
コーヒーは「あっさりした味わいでスコーンに合うものを」とお願いし、『ペルーパランカナヨ農園 中浅煎り』を選んでいただきました。飲みやすく、コーヒーに初心者の筆者でも楽しめる味わいでした。
コーヒー豆や季節のケーキなどの提供期間はとくに決めておらず、コーヒー豆の在庫がなくなったり、旬のフルーツが変わったときにメニューを変えるそう。
コーヒーは、そのときどきでぎっしさんのおすすめを入荷し、自家焙煎。また、スコーンに使う小麦粉は北海道産を使用するなど、材料にもとことんこだわっています。
店内入り口には、ショーケースに入った焼き菓子がずらりと並んでいました。焼き菓子やコーヒーは持ち帰り可能なので、テイクアウトしてお家でのおやつタイムやピクニックのお供にするのもすてきですね。
長年の夢を叶え、コーヒーの魅力を癒しの空間で伝えている「かたちコーヒー」。ぜひこの空間ですてきなリラックスタイムを過ごしてみてください。
<店舗情報>
■かたちコーヒー
■住所:北海道札幌市中央区北3条東3丁目1-29 酒井ビル 2F 左
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