とろみとスパイシーさがクセになる!60年以上の歴史をもつ「室蘭カレーラーメン」とは【炭鉄港めしオンラインスタンプラリーで巡る】
2019(令和元)年5月、近代の北海道を築く基となった三都(空知・室蘭・小樽)を、石炭・鉄鋼・港湾・鉄道というテーマで結んだ産業革命の物語「炭鉄港」が日本遺産に認定され、今年で4年目を迎えました。
これまでさまざまな「炭鉄港」の企画が行われてきましたが、2022年8月29日(月)から、今までになかった「炭鉄港めし」の新企画『炭鉄港めしオンラインスタンプラリー』がスタート!
一体どのようなものなのか体験するべく、「炭鉄港めし」を巡ります。今回の舞台は、室蘭! 各地にあるスポットの中で、室蘭市の「炭鉄港めし」、『室蘭カレーラーメン』を提供するお店に伺いました!
過去に掲載した「炭鉄港」に関する記事はこちらから:北海道の日本遺産「炭鉄港」新たにスタートした「炭鉄港めしオンラインスタンプラリー」とは
『炭鉄港めしオンラインスタンプラリー』は炭鉄港の食文化「炭鉄港めし」を地域の方に知っていただきながら、構成文化財を周遊してもらおうと企画されました。
スタンプラリーといえば、紙の台紙にハンコを押していろんな場所を巡るというイメージですが、この『炭鉄港めしオンラインスタンプラリー』は台紙ではなく、メッセージのやり取りや通話ができるコミュニケーションアプリ『LINE』を用いて行うのが特徴。
多くの方が利用している『LINE』を使用することで安心して気軽に参加でき、参加者自身がQRコードを読み込むので店舗側での操作は全くなく、より多くの店舗に参加していただけること、無人の構成文化財などもスポットとして設定できるという利点でこの形を取ったそう。
「炭鉄港めし」を提供する参加店54店舗だけでなく、構成文化財13か所がスタンプラリーのポイントとなっています(2022年9月14日現在)。
40年の歴史においしさの秘密あり!室蘭カレーラーメンを味わえる「蘭たん亭」
向かったのは、室蘭市輪西地区にある「蘭たん亭」。1982(昭和57)年創業のお店です。オーナーである高橋さんは『室蘭カレーラーメンの会』の発起人の1人でもあります。
室蘭では60〜70年くらい前からカレーラーメンが提供されていました。『室蘭カレーラーメンの会』発足当初は、室蘭市内にある50店舗ほどのラーメン店のうち、6〜7割ほどのお店でメニューにあったそう。
こちらが『カレーラーメン』。『室蘭カレーラーメン』と名乗るためのルールのようなものは設定していないそうですが、麺はちぢれ麺で、玉ねぎともやしを炒めたもの、メンマ、白ねぎ、チャーシュー、福神漬けがのっているものが基本。海に面した室蘭という土地柄、わかめが入っているお店も多いのだとか!
麺がのびないうちに早速いただきます! スープは少しとろみがあり、あつあつで麺によく絡みます。
最初口に入れたときは甘みを感じますが、少しずつスパイシーさを感じてきます。シャキシャキのもやしと玉ねぎ、味がしみているチャーシューなどで味変しながら食べ進めていき、汗をかきながら完食。
辛味を足すスパイスも出してくれるので、調整しながら食べることができるのも嬉しいですね。辛いのが苦手という方には、チーズが入った『チーズカレーラーメン』がおすすめです。
思っていたよりあっさりで、スープの旨味をしっかり感じられるラーメンでした。
<店舗情報>
■店名:蘭たん亭
■住所:室蘭市輪西町1-30-8
■電話番号:0143-46-1770
⇒営業時間など詳細はこちら
実際にやってみた!「炭鉄港めしオンラインスタンプラリー」の楽しみ方
会計時に『炭鉄港めしオンラインスタンプラリー』に参加している旨を伝えると、QRコードがある場所を教えてくれました。事前に『炭鉄港めしオンラインスタンプラリー』のアカウントを友だち登録しておくとスムーズです!
『炭鉄港めしオンラインスタンプラリー』公式アカウントのトーク画面下にあるメニュー画面「QRスタンプを読み取る」をタッチするか、『LINE』アプリ内のQRコードを読み取る画面をタッチしてカメラを起動し、QRコードを読み取ります。
すると、このようにスタンプが押されます!
スタンプ3個から応募ができ、オリジナルのグッズや特産品が抽選で当たります。「炭」「鉄」「港」を各1つと「炭鉄港めし」を1つというのが最低条件です。詳細やスタンプスポットの一覧は『炭鉄港』ポータルサイトでご確認くださいね。
<イベント情報>
■イベント名:「炭鉄港めし」オンラインスタンプラリー
■開催期間:2022年8月29日(月)〜11月30日(水)
■公式サイト:https://3city.net/tantetsukoumeshi/stamprally
スタンプラリーを楽しみながら、「炭鉄港めし」を堪能し、構成文化財を訪れてみてはいかがでしょうか。
『北海道Likers』では、北海道各地の「炭鉄港」構成文化財や「炭鉄港めし」をご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください!
過去の「炭鉄港」に関する記事はこちらから:北海道の日本遺産「炭鉄港」[/hidefeed]【参考】「炭鉄港めし」を巡るオンラインスタンプラリー開催! / 炭鉄港推進協議会
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