支笏湖

【新千歳空港から1泊2日】札幌周辺で定番スポットを満喫する「おすすめモデルコース」

北海道はとても広く、どこを観光したらいいのか迷ってしまうこともありますよね。長い日数を確保したほうが良いことはわかっていても、なかなか難しいのが現実。

そんな方におすすめしたいのが今回ご紹介する札幌周辺のモデルコース! 1泊2日で最大限北海道を満喫する、見どころがたっぷり詰まったプランです。各スポットでの所要時間や、移動時間も記載しているので、旅行の際にはぜひ参考にしてみてください!

※所要時間は目安です

1:まずは足を運びたい!札幌の定番観光スポット「さっぽろテレビ塔」(所要時間:1時間)

朝早く新千歳空港に到着したら、まずはレンタカーを借りましょう。新千歳空港周辺にあるレンタカーショップまでは、空港から出ている無料送迎バスを利用するのがおすすめですよ。レンタカーの手配が完了したら、早速出発です!

新千歳空港から札幌駅までは高速道路を利用すれば50分程度。そこから歩いて10分程度の「大通公園」に「さっぽろテレビ塔」があります。

こちらは地下エリアにグルメコート、1階と3階には「さっぽろテレビ塔」グッズや北海道銘菓を買える売店もあり観光客で多く賑わう人気スポット。昼間は真っ赤なタワーが印象的で、夜にはきれいにライトアップされます。

「展望台」からは札幌市内の全域を見渡すことができますよ。設置された望遠鏡を覗けば、手稲山や石狩湾までもクリアに見えます……! 初めての札幌には欠かせない観光名所ですよ。

<スポット情報>
■スポット名:さっぽろテレビ塔
■住所:北海道札幌市中央区大通西一丁目

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2:一日中過ごせる街なかの公園「中島公園」(所要時間:1時間)

「さっぽろテレビ塔」から車で6分ほど移動したところにある「中島公園」。札幌市民にとっては、通勤や通学、お出かけの途中に通過することも多い日常的なスポットかもしれません。

大型のイベントや北海道最大規模のお祭りが開催され、北海道の主要スポットとされることも多い「中島公園」には「北海道立文学館」「札幌市天文台」「札幌コンサートホール・Kitara」などさまざまな施設が併設されています(「豊平館」は2022年8月現在工事中)。

天体観測を楽しめたり、北海道ゆかりの作家にまつわる展示やアイヌ民族の文学など、歴史的な価値のあるものを見られるのは「中島公園」ならでは。次から次へと見どころが満載なので、時間を忘れないようにご注意を。

<スポット情報>
■スポット名:中島公園
■住所:北海道札幌市中央区中島公園1

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3:お昼は超有名店のラーメンで!中心部に近い「えびそば一幻 総本店」(所要時間:1時間)

「中島公園」から車で5分ほどの場所にある「えびそば一幻 総本店」でお昼ごはん。ラーメン激戦区である札幌のなかでも知名度の高い、いわずと知れた人気店です。

えびの頭をじっくり煮込んで作られる出汁と豚骨出汁を使った、絶妙な味わいのラーメンが人気です。

「えびそば一幻」の注文方法は少し複雑かもしれませんが、予習しておけば問題はありません!

まずは「そのまま」「ほどほど」「あじわい」のなかからスープの濃さを選びましょう。次に「えびみそ」「えびしお」「えびしょうゆ」のなかから味を決めます。そして最後に、スープに合わせる麺の太さを選んでいきます。

えびの旨味をダイレクトに感じられる濃厚なスープがとにかく絶品な「えびそば一幻 総本店」。スープの濃さや麺の太さなど、好みの一杯を楽しんでください。

<スポット情報>
■スポット名:えびそば一幻 総本店
■住所:北海道札幌市中央区南7条西9丁目1024-10

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4:ファン続出!? 動物とふれあう人気スポット「ノースサファリサッポロ」(所要時間:2時間)

札幌中心部からは少し離れた南区にある人気の観光スポット「ノースサファリサッポロ」。「えびそば一幻 総本店」からは車で35分ほどの距離にあります。

「ノースサファリサッポロ」は、とにかく動物とのふれあいを楽しみたい人におすすめのスポット。「トラのエサやり」や「ヘビの首巻き」など、ちょっと勇気のいる変わった体験が人気です。

おすすめエリアはたくさんの動物たちが集まる「ジャングルゾーン」。カピバラ、ヨザル、アメリカバク、レッドテグーなど、複数の動物たちが1か所に集まっています。それぞれの動物たちの示す反応が面白く、その不思議な生態はいくら見ていても飽きません。

珍しい動物も飼育しています。なかでも、インド北東部や東南アジアに生息するジャコウネコ科の動物“ビントロング”はアーモンドやポップコーンの香りがする動物なのだとか……。北海道ではここでしか見られませんので、この機会にぜひ一度足を運んでみてくださいね。

<スポット情報>
■スポット名:ノースサファリサッポロ
■住所:北海道札幌市南区豊滝469-1
⇛マップで見る

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5:夜こそ訪れたい!夜景を見渡す「藻岩山山頂展望台」(所要時間:1時間)

「ノースサファリサッポロ」を楽しんだあとは、「藻岩山山頂展望台」で札幌の夜景を楽しみましょう。「ノースサファリサッポロ」からは、もいわ中腹駅まで車で30分、そこからミニケーブルカーに乗って2分でたどり着きます。ここは札幌でも屈指の絶景スポット! きれいな夜景を楽しみたい方におすすめの観光名所です。

山頂には夜景を楽しみながらおいしい食事を堪能できるレストランも。素材にこだわったカジュアルフレンチと夜景を同時に楽しめます(要予約制)。

<スポット情報>
■スポット名:藻岩山山頂展望台
■住所:北海道札幌市南区藻岩山1 もいわ山頂駅

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6:旅の疲れを癒やす!レトロ感漂う最先端の無人ホテル「山鼻温泉」(所要時間:1泊)

「藻岩山山頂展望台」から車で30分ほど、札幌市の中心部に向かうと見えてくる「山鼻温泉」。北海道最大の繁華街“すすきの”のすぐそばにある、少し個性的な宿です。

見た目はレトロ感漂う、老舗銭湯の風格。しかし、こちらの宿は見た目からは想像できないような最先端の無人ホテルなのです……! 1964年から歴史とカルチャーを築いてきた銭湯が全国で初めてとなる“無人ホテル”へリニューアルされました。

清潔感のあふれる客室には、貸し切りの温泉が。銭湯の内装を活かしたデザインやレトロ感を残した造りが唯一無二の雰囲気を作り出しています。

すすきのまでは徒歩15分ほどの場所にあるため、食事や買い物には困りませんよ。

<スポット情報>
■スポット名:山鼻温泉
■住所:北海道札幌市中央区南9条西8-1-17

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7:圧倒的な透明度!北海道の代表的な観光スポット「支笏湖」(所要時間:1~2時間)

2日目は、北海道の魅力をより幅広い地域で体感しましょう。まずおすすめしたいのが、千歳市にある「支笏湖」です。「山鼻温泉」からは車で1時間ほど。ドライブを楽しみながら向かいましょう。

「支笏湖」の自慢ポイントは、その圧倒的な透明度! “支笏湖ブルー”と呼ばれるほど、透き通った水のきれいさには定評があります。

「支笏湖」ではカヌーやボートを借りて自由に漕ぎまわることも可能。ほかにもクルージング体験をしたり、大自然を思いっきり満喫できる人気スポットです。

周辺にはグルメや温泉、シーズンに合わせたイベントなど、盛り上がりを見せている地域。少し早く宿を出て、時間をたっぷりと使いながら北海道の雄大な自然を楽しんでください。

<スポット情報>
■スポット名:支笏湖
■住所:北海道千歳市支笏湖温泉番外地

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8:地域の魅力がギュッと凝縮!ドライブにぴったりな「道と川の駅 花ロードえにわ」(所要時間:1時間30分)

「支笏湖」で大自然を満喫したあとは少し街なかに戻り、「道と川の駅 花ロードえにわ」でひと休み。

千歳市に隣接する恵庭市の道の駅「道と川の駅 花ロードえにわ」はレストランからお土産まで揃った、ドライブにぴったりなスポット。「支笏湖」からは車で50分程度、新千歳空港へと少しずつ向かっていく道中に立ち寄れます。

1日38,000台もの交通量を誇る国道36号沿いにあるこちらの道の駅は、2020年にリニューアルオープンしたばかりで札幌など近郊からのお客さんも多く訪れます。

館内には、恵庭のテーマパーク「えこりん村」の牧場で放牧された豚『こな雪とんとん』を使ったカレー専門店「スキレットカレーこな雪とんとん」や恵庭の食材を使用したパン屋「えにパン」などが並んでいます。なんとフードコーナーには、テントやカヌー、バーベキュー用テーブルがあり、アウトドア気分も楽しめますよ!

恵庭にちなんだお土産が豊富に取り揃えられているので、お土産選びにもぴったり。隣接する恵庭農畜産物直売店「かのな」では地元の野菜をはじめ、希少な農産物も販売しているので、時間があればのぞいてみてください。

しっかりと休憩を取ったら、ここからまた旅の再出発ですよ!

<スポット情報>
■スポット名:道と川の駅 花ロードえにわ
■住所:北海道恵庭市南島松817番地18

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9:個性的なお土産も!製造工程を見学できる「サッポロビール 北海道工場」(所要時間:1時間30分)

同じく恵庭市にある「サッポロビール 北海道工場」は、北海道唯一の工場。全国的に大人気の『サッポロ黒ラベル』や『サッポロクラシック』を製造している工場です。

先程の「道と川の駅 花ロードえにわ」からは車で10分ほどと近く、JRの駅も併設されていてアクセスが良いです。

「サッポロビール 北海道工場」では、製造する工程や保管、出荷に至るまでの工程を見学するだけではなく、ホップなどの原料や商品デザインの歴史、こだわりについての展示があるなど、充実した内容がたくさん!

そして、車を運転されない方には『サッポロ生ビール 黒ラベル』『サッポロクラシック』(時期により試飲できる銘柄が異なる場合あり)を各1杯ずつ、運転される方にはノンアルコールビールまたはビールテイスト飲料の提供があります。

『サッポロクラシック』を使ったビールゼリーが入った『ビールゼリーチョコレート』など変わったお土産もありますよ。

<スポット情報>
■スポット名:サッポロビール 北海道工場
■住所:北海道恵庭市戸磯542-1
(工場見学は要予約制。現在はインターネットと電話にてお申込み可能)

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10:ブルーベリーのうまみが凝縮!千歳の絶品ジェラート「ジェラテリアミルティーロ」(所要時間:1時間)

新千歳空港に行く前に、最後に立ち寄ってほしいのは、「サッポロビール 北海道工場」から車で6分程度の場所にあるジェラート店「ジェラテリアミルティーロ」。

緑が広がる農地の中に建つかわいらしい一軒家風のお店は、地元民なら誰もが知る有名店。休日には駐車場が埋まってしまうほどの人気ぶりです。

「ジェラテリアミルティーロ」のジェラートは、定番のブルーベリーベースを含む16種類。冬季も営業をしており、一年中おいしいジェラートを楽しめます。季節限定のフレーバーもおすすめです。

店内は広さがあるので複数人や家族連れでもゆっくりできますよ。窓際の席からは一面のブルーベリー畑が一望できるうえ、テラスにはベンチが設置されています。天気が良ければ、外で日差しを感じながら味わうのもおすすめです。

<スポット情報>
■スポット名:ジェラテリアミルティーロ
■住所:北海道千歳市長都2

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北海道を満喫する1泊2日の旅を紹介しました。短い期間でも、北海道の自然やグルメを思いっきり楽しむことはできます。1泊2日しかないと諦めず、北海道に訪れてくださいね。

【画像】YsPhoto、はっさく、357516、 surasitp、okimo / PIXTA(ピクスタ)、MASSIVE SAPPORO

※こちらの記事は北海道Likersの過去掲載記事をもとに作成しています。メニューや営業時間はお店の公式SNS等でご確認ください

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