同じ北海道ミルクだけど全然違う!? セブン・セコマのアイスを比較してみた【正直レポ】
北海道は酪農王国とも呼ばれ、牛乳がおいしい土地でもあります。そんな北海道のミルクを使ったアイスをコンビニで気軽に楽しめるのはうれしい! 今回はコンビニ大手のセブン-イレブンと、北海道民に愛されているセコマのアイスを買って、食べ比べてみました。
小腹が空いたときに定番バニラ「北海道バニラバーマルチ」 / セブン-イレブン
セブンにあるのは8本入りの箱アイスで、鮮やかなブルーのパッケージが目を引きます。
アイスは、乳固形分や乳脂肪分の割合によって表示が異なり、『ラクトアイス』、『アイスミルク』、『アイスクリーム』に分類されます。こちらは乳固形分3.0%以上に分類される『ラクトアイス』です。
右下には「※北海道で製造された乳製品を使用しています」という表記がありました。
箱のなかに入っているのは、透明の袋に包まれたアイスバー。袋に入った状態で重さは約34gです。
では開封。ほんのりと黄みがかった色です。長さは棒を合わせて14cmほど、アイスだけだと横2.5~3cm×縦9cmほどの細長い形をしています。それではいただきます!
少しだけ時間を置いたので、やわらかくなっていました。口どけがよく、舌触りはとてもなめらか。コクがありながらもさっぱりとしていて、バニラの味と香りがいいです。
シンプルだからこそ、誰でも食べやすそうですね。小腹が空いたときに丁度いいサイズで、ぺろりと食べ切れました。
<商品情報>
■商品名:7プレミアム 北海道バニラバーマルチ
■価格:246円(税込)
■エネルギー:69kcal
ソフトクリームのように濃厚「北海道牛乳アイス」 / セイコーマート
セコマのアイスは縦6cm×横18cmほどの大きな袋に入っています。重さは約72gと、セブンのアイスの2倍以上。
北海道豊富町産の牛乳を使用しているのが特徴です。
パッケージには、豊富町産の牛乳について「広々とした自然豊かな環境の中で、のんびりとストレスなく育てられた乳牛から搾られた、おいしい牛乳です。」と説明も。
豊富町は北海道の北に位置する町。酪農がさかんで、乳牛が1万6千頭もいます。豊富町の人口は約3,700人なので、人の4倍以上もの乳牛がいることから、酪農の規模の大きさがおわかりいただけるでしょう。
ちなみにアイスの分類は、乳固形分10.0%以上・乳脂肪分3.0%以上にあたる『アイスミルク』です。
では開封。牛乳を思わせる白さ。片手で持つとずっしりとした重さも感じます。
角が丸く、立体的で細長い形。棒を合わせると長さは14センチ、アイスだけだと横5cm×長さ9cmほどで厚みもあります。
香りをかぐと、冷えた牛乳を飲もうと口元にコップを持ってきたときに、ふわりと香ってくるミルクの香りを感じました。食べやすくやわらかくなるまで少しだけ時間を置いたところで、いただきます!
「うわ、おいしい!」と本当に思わず声が出ました。
一口目から口の中がミルク感でいっぱいです。まるで牛乳をそのまま食べているのかと思うほど、フレッシュさと濃厚なミルク感があります。口どけがなめらかで、牧場のソフトクリームを食べているよう……。
先程のセブンのアイスはまろやかでもさっぱりとしたバニラで、セコマはフレッシュでも濃厚な牛乳の味。食べ比べたので、味の違いがよくわかりました。
<商品情報>
■商品名:北海道牛乳アイス
■価格:108円(税込)
■エネルギー:131kcal
同じ北海道ミルクを使用したアイスでも、コンビニによってまったく味が違いました。食べてみるまでは、ここまで違いがはっきり出るとは思わなかったので驚きです。
コンビニアイスのコーナーで見かけたら、ぜひそのおいしさをたしかめてみてください。
【参考】セブン-イレブン・ジャパン、厚生労働省、北海道豊富町
7プレミアム 北海道バニラバーマルチ / セブン-イレブン・ジャパン
乳及び乳製品の成分規格等に関する省令の一部改正について / 厚生労働省
豊富町の酪農 / 北海道豊富町
豊富町の人口 / 北海道豊富町
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