モフモフの毛につぶらな瞳がかわいい!エサやり体験もできるアルパカ牧場【剣淵町】
“アルパカ”は、3,000m以上の南米アンデス高原地帯に生息するラクダ科の動物です。モフモフしたかわいいイメージのあるアルパカですが、その毛は上質。羊毛と比べると縮むことがなく丈夫で温かく、毛玉がほとんど出ません。そのため、ペルーでは毛を利用するために放牧で飼育されているそう。
そんなアルパカと触れ合える牧場が剣淵町にあるので行ってきました。
絵本の里・剣淵町にある「ビバアルパカ牧場」
アルパカと触れ合うことができる『ビバアルパカ牧場』があるのは、上川地方の北部にある剣淵町です。剣淵町は絵本をテーマにしたまちづくりをしていて、「絵本の里」として知られています。
国道40号線を北に向かって車を走らせると、道央自動車和寒インターチェンジの出口から約15kmで『ビバアルパカ牧場』の看板が見えるので、右折してさらに500mほど進みます。赤い屋根に「VIVA ALPACA FARM」と書かれた建物が受付ですよ。
飼育されているアルパカは12頭
『ビバアルパカ牧場』で飼育されているアルパカは、全部で12頭です。
駐車場から受付の建物までの道には、12頭の顔写真入りの紹介看板が立てられています。『オレンジ』や『チョコ』『ブラウニー』『ちゃちゃまる』など、かわいらしい名前がつけられています。
入場料は、大人(高校生以上)600円、子ども(小・中学生)300円、乳幼児無料です。
ポイントカードもあり、スタンプ3個でフォトカード、5個でペルードリンク、10個集めるとアルパカのぬいぐるみがもらえるようです。
100円でエサやり体験もできる
この緑のトンネルの先の「ふれあいデッキ」にアルパカがいます。
受付とこのトンネルの奥に、アルパカのエサが入ったガチャガチャがあるので、エサやり体験をしたい人は100円で購入しましょう。
「ふれあいデッキ」に入ると、係の方がアルパカについてわかりやすく説明してくれます。
『ビバアルパカ牧場』では、常に毛の長いアルパカと短いアルパカの両方の姿を見られます。ここでは半分ずつの頭数に分けて2年ごとに毛刈りを行っているそうです。毛刈りを行うのは毎年6月。その前の5月に来ると一番毛の長い状態のモフモフのアルパカが見られるそう。
1頭のアルパカが、エサをもらえるんじゃないかと近づいてきました。
アルパカはとてもおとなしくて、噛みついたりしませんでした。安心してエサやり体験ができます。
また、毛には油分がないため、ニオイがなく体を触っても手が臭くならないそうです。
受付のある建物(センターハウス)にはリビングが設置されていて、自由に休憩することができます。リビングには、アルパカのぬいぐるみや手編みのアルパカマフラー、手袋などが販売されています。
『ビバアルパカ牧場』では、夏には軽トラックやカートに乗って山頂に上がる“山頂ドライブ”やマウンテンバイク、冬にはエアーボードの体験もできます。年間を通じて楽しめるので、ぜひ行ってみてください。
<施設情報>
■ビバアルパカ牧場
■所在地:北海道上川郡剣淵町東町3733番地 旧ビバカラススキー場跡
■電話番号:0165-34-3911
⇒営業時間など詳細はこちら
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