足寄博物館内観

2500万年前ここは海だった!? 自由研究にもおすすめ「化石発掘」ができる博物館【北海道足寄町】

夏休みがスタート! 「さて、子どもとどこへ出かけよう?」とお悩みの方へおすすめしたいのが、足寄町にある「足寄動物化石博物館」。足寄町から発掘されたおよそ2500万年前の海生哺乳類化石を中心に展示されていて、太古の歴史に触れることができます。ただ展示品を見て学ぶだけでなく、“ミニ発掘”という体験コーナーもあるので、小さな子どもがいる家族でも楽しめる博物館ですよ。

2500万年前の足寄町は海だった!?

「足寄動物化石博物館」は、道東自動車道足寄ICから5分ほどの場所にあります。

入館料は一般400円、小・中・高校生や満65歳以上の方は200円、幼児と町内の小中学生が観覧する場合は無料です。

コロナ対策として検温や手指の消毒に加え、入館者名簿の記入があります。

展示室入口にあるこちらの標本は、1976年に発見された足寄第1標本で、発見されたときの産出状況を再現したもの。足寄町の化石発掘の歴史は、この標本からスタートしました。

子どもでも分かりやすい展示になっているので、学生時代に勉強が苦手だった筆者でも理解しやすかったです。

それにしても、2500万年前は足寄町が海だったとは知りませんでした!

絶滅した海の哺乳類化石やクジラの標本を展示

前述のとおり足寄町は2500万年前、海だったため、現在では絶滅した海の哺乳類である“束柱類”の化石が発掘されています。この化石は、展示室入口にある標本と同じ『アショロア ラティコスタ』。絶滅した哺乳類『デスモスチルス』の祖先といわれています。

こちらも絶滅した哺乳類である『パレオパラドキシア』の祖先である『ベヘモトプス』。

触ることはできませんが、近くで見ると迫力があります。

こちらは化石ではありませんが、北海道の海岸に打ち上げられたクジラの骨格標本。大きさに驚きます。

ほかにも足寄町から産出された“歯のあるヒゲクジラ”など、世界的にも希少なクジラの化石があります。そちらは博物館で実際のものをご覧くださいね。

「ミニ発掘」で気軽に化石体験!

「足寄化石動物博物館」には“ミニ発掘”という化石体験があります。“化石”と“クリスタル”の2種類から選べ、実際に石を削って発掘。発掘したものは、持ち帰ることができるのも魅力です。

“ミニ発掘”は1個200円。館内での“ミニ発掘”はお一人1個となっていますが、お持ち帰り用は個数無制限とのこと。

実際に体験してみましょう。石を選ぶと、職員の方が道具を用意してくれます。

まずは、ヤスリで削ります。石はやわらかい材質なので、小さな子どもでも安心。

発掘物が見えてきたら、箸やブラシで石を取り除きます。

発掘したら、水洗いをした後ペーパータオルで拭いて終了。今回は“アンモナイト”を発掘しました。ちなみに、“化石”と“クリスタル”は本物とのこと。

発掘物を説明した用紙をもらえるので、夏休みの自由研究にもおすすめですよ。

 

化石にまったく興味がなかった筆者でも楽しめた「足寄動物化石博物館」。「うちの子どもは興味なさそう」と決めつけず、まずは親子で一緒に行ってみてはいかがでしょうか? お互いに意外な発見があるかもしれませんよ。

<施設情報>
■足寄動物化石博物館
■住所:北海道足寄郡足寄町郊南1-29-25
■電話番号:0156-25-9100
⇒開館時間など詳細はこちら

⇒こんな記事も読まれています
【連載】意外とハマるかも…?北海道マンホール特集
一生に一度は見てみたい!神秘的な北海道の絶景