水瓜

【全3問】読めなきゃ恥ずかしいかも!? 「夏が旬の北海道名産品」漢字で読める?

2022.07.09

7月に入り、ようやく北海道でも夏の気配を感じられる季節になってきました。常においしいものであふれている北海道ですが、それは夏も例外ではありません。

今回お届けするのは、北海道が一大産地の夏グルメ漢字クイズ! 全問正解できた方は漢字博士を自称していただいてかまいません。

1:北海道の夏といえば!「玉蜀黍」

「玉蜀黍」、最初のお題はこちらです。漢字で表記するとなじみがありませんが、北海道の夏を代表する野菜ですよ。

ヒントは“世界三大穀物”です。社会科の授業を覚えていたら簡単すぎるかもしれませんね!

気になる正解は、「トウモロコシ」でした。“玉”がトウモロコシの粒々感を表現していますね。ただ、それだけの情報でトウモロコシにたどり着くのは至難の業でしょう。米、小麦に並んで世界三大穀物の一つとされています。

漢字の由来ですが、“蜀黍”でモロコシ(トウモロコシとは別種)というイネ科の植物を表す意味があり、そのモロコシに姿形が似ていたことから“蜀黍”が使用されたそう。“玉”は、トウモロコシの別名に“玉黍”というものがあり、黄金色の実が美しく並んでいることに由来するとされます。

2:ご飯のおともに「𩸽」

続いての問題はこちら。魚へんに花でなんと読むでしょうか。ヒントは、ご飯のお供やおつまみにぴったりな、干物として加工されるあの魚です。

正解は、「ホッケ」でした。礼文島近海で水揚げされるホッケは、7~8月に最も脂がのる夏の味覚なんです! 漢字の由来は、幼魚の体色が美しい青緑色で、群れで泳ぐ姿が花のようだからとされています。

3:書き方いろいろ「水瓜」

ラストはこちら、「水瓜」で何と読むでしょうか。英語でもこんな感じで表される夏の味覚がありましたよね。これがヒントです。

ということで正解は、「スイカ」でした。英語では“ウォーターメロン”と表記するので、“水瓜”とニュアンスが似ていますよね。スイカは漢字で“西瓜”と表現する方が一般的ですが、様々なパターンがあります。

由来はもちろん、水分をたくさん含んだ瓜というところから来ているようです。

 

今回は北海道の夏を代表する食材を、漢字クイズとともにご紹介しました! 由来と一緒に覚えて得意げに語ってみましょう。これらの食材を食べる際には、ぜひとも漢字を思い出してくださいね。

【参考】一般社団法人FLAネットワーク協会食生活アドバイザー、北陸農政局、北海道ぎょれん、株式会社埼玉県魚市場、農林水産省

食生活マメ知識/一般社団法人FLAネットワーク協会食生活アドバイザー
今月の園芸特産作物/北陸農政局
産直ネットショップ/北海道ぎょれん
ホッケ/株式会社埼玉県魚市場
こどもそうだん/農林水産省