「魚介豚骨醤油」箸上げ

迷うことなく並ぶべき!「魚介豚骨ラーメン」のパイオニアが作る渾身の一杯(札幌市)

2022.01.20

札幌でラーメンといえば味噌が定番ですが、近年では“進化系”と呼ばれるラーメン店が続々登場し、注目を集めています。

今回は、札幌ラーメン界に“魚介豚骨”というジャンルを確立させた名店「MEN-EIJI HIRAGISHI BASE(めんえいじ ひらぎしべーす、以下、MEN-EIJI)」をご紹介します!

開店前から行列ができる大人気店「MEN-EIJI HIRAGISHI BASE(めんえいじ ひらぎしべーす」

「MEN-EIJI」は、2006年にオープンして以来瞬く間に人気店となり、なんと“ビブグルマン”に掲載された経歴をもつ実力店です。そのおいしさは、北海道出身の俳優・大泉洋さんが所属する『TEAM NACS』も唸るほど!

場所は地下鉄南北線「南平岸駅」から徒歩約10分。主要道路から外れた住宅街にあるにもかかわらず、連日行列が絶えません。

「MEN-EIJI」はアパート1階部分を利用しており、周囲になじみすぎているので見落とさないように注意しましょう。

白い木目のしゃれた外観が目印、ラーメン屋さんというよりカフェといったイメージです。

店内は白と黒でまとめられているなかで、日の丸をイメージした赤いロゴがひときわ目立ちます。

カウンター席とテーブル席が合わせて約15席ありますが、開店と同時にほぼ満席に……。

待合スペースもあるので、多少の待ち時間があってもご安心ください。待合スペースの壁にはずらりと有名人の色紙が飾られていますよ。

何を注文するか事前に予習して!

注文方法は券売機式。いざ券売機の前で決めるのは焦るもの、事前に予習してなにを頼むか決めておきましょう。

「MEN-EIJI」に来たからには『魚介豚骨醤油』は食べておきたいところ。のちほどご紹介するトッピングの“柚子のジュレ”が味の決め手となった、こだわりあふれるラーメンです。

テーブルのうえには「MEN-EIJI」の“食材へのこだわり”が紹介された一覧表があります。このていねいさに、きめ細かいラーメンへのこだわりを感じますね。

ジュレを使った「魚介豚骨醤油」は渾身の一杯

看板メニュー『魚介豚骨醤油』のスープは、魚介豚骨ベースの醤油味。一口食べた瞬間感じるのは、アジやイワシ、カツオなどから抽出した魚介系独特の旨味。飲み進めていくうちに、まろやかでコク深い豚骨の味が広がります。

麺にもこだわりがあり、厳選した数種類の北海道産小麦粉を独自にブレンドし、毎朝自社工場で製麺を行っているとのこと。中太ストレート麺はなめらかでプリプリとした食感、麺をすすると小麦の香りと甘さを感じます。

メンマの代わりにゴボウが使われているのもポイント。優しい和風の風味が感じられ、食感を楽しめます。

『魚介豚骨醤油』の大きな特徴といえば、うえにトッピングされている“柚子のジュレ”。ジュレは溶けにくいように作られているので、好みのタイミングで少しずつ溶かしながら食べましょう。スープに溶かしていくごとに清涼感が増し、どんどん味が変化していきますよ。

 

食べた瞬間ガツンとくる魚介の旨味と、深い味わいの豚骨スープ。柚子のジュレで後味さわやかな『魚介豚骨醤油』は、魚介豚骨ラーメンの完成形といえるでしょう。

<店舗情報>
■店舗名:MEN-EIJI HIRAGISHI BASE
■住所:北海道札幌市豊平区平岸2条11丁目1-12
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