1時間以上の行列は当たり前!? 札幌で食べたい「大人気醤油ラーメン」3つ
全国でも有数のラーメン激戦区、札幌市。札幌の味噌ラーメンはご当地グルメとしても人気が高いですが、注目すべきは味噌ラーメンだけではありません。
実は、醤油ベースの札幌ラーメンも大変人気があり、人気店は1時間待ちの行列ができるほど! 鶏だしをベースにした淡麗系から、真っ黒な見た目が衝撃のブラック系まで、店主のこだわりがつまった多様な醤油ラーメンが揃っています。
そこで今回は、札幌で醤油ラーメンを食べるなら一度訪れてほしい人気店をご紹介します!
目次
1:まるで芸術!透き通る淡麗系スープの虜「Japanese Ramen Noodle Lab Q」
札幌・大通にある「Japanese Ramen Noodle Lab Q(ジャパニーズ ラーメン ヌードル ラボ キュウ。以下、ラーメンQ)」。鶏だしベースで透明感のある『醤油らぁ麺』が自慢のラーメン店です。
札幌駅から徒歩5分ほどのところにあり、観光名所“時計台”からほど近い好立地。テレビドキュメンタリー番組『情熱大陸』で特集されたうえ、オープンから8年目に『ラーメンWalker北海道グランプリ 2021』で総合部門第1位を獲得したので、札幌で最も話題といっても過言ではありません。
店内は地下にあります。階段を降りたら店前に設置されている券売機で食券を購入します。重厚な鉄扉を開けると、目の前に広がる高貴な空間に驚き! ラーメン屋さんよりもバーという表現がぴったりかも。
「ラーメンQ」の看板メニューは『醤油らぁ麺』。透き通るような淡麗系です。綺麗に整列された白い麺、表面にはやや黄色い油の層。
スープを一口飲むと鶏だしの香りが口に広がります。飲み進めると醤油の深い味わい。鶏だし、水、醤油ダレのみで作ったシンプルなスープとは思えないほど、ふくよかな旨みを感じます。
麺は中細のストレートの麺で、表面がツルッとしていて滑らかな舌触り。噛めば噛むほど旨味が増すチャーシューは、北海道ルスツ産のもち豚のバラ肉とロースの2種類。スープ、麺、具材のすべてに妥協がない一杯が味わえます。
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■店舗名:Japanese Ramen Noodle Lab Q(ジャパニーズ ラーメン ヌードル ラボ キュウ)
■住所:北海道札幌市中央区北一条西2丁目1-3 りんどうビルB1F
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2:深夜限定&メニューは一択の大人気店「いそのかづお」
札幌・すすきのの雑居ビルのなかに、夜な夜な行列が絶えないラーメン店があります。その名も「いそのかづお」。
主に〆のラーメン食べたさに来るお客さんをターゲットにしていて、営業時間は22~6時までという深夜限定のラーメン店です。店主が真っ黒い醤油ラーメン『札幌ブラック』しかおすすめしないユニークなお店として注目を集めています!
場所は地下鉄南北線すすきの駅から徒歩約7分、「第2旭観光ビル」1Fにあります。雑居ビルの奥にある黄色い暖簾が目印。座席数はカウンターの6席のみと、こじんまりした店内です。
「いそのかづお」では塩ラーメンや味噌ラーメンもメニューにありますが、店主いわくなんと一日一杯出るか出ないかというレアラーメンだそう。店内の案内にも「当店では札幌ブラック以外全く人気がありません」とあり、『札幌ブラック』の人気ぶりがわかります。
そんな『札幌ブラック』は見るからに濃厚な色合いですが、ビジュアルに反してそれほどしょっぱくなく、玉ねぎの甘さを感じるあっさり醤油味。たまり醤油と黒さを出すマー油をメインとし、玉ねぎの甘さをじっくりと引き出した至極の一杯。
プリプリ縮れ太麺もしっかりとスープを吸って黒味がかかりながらも、コシを落とさない見事な食感。スープだけで飲んだときよりも麺と一緒にすすったほうが、スープの醤油味が強調されます。
『札幌ブラック』しかおすすめしないユニークな「いそのかづお」。〆のラーメンとしてはもちろん、営業時間目がけて頑張って起きてでも行きたくなるラーメン店です。
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■店舗名:いそのかづお
■住所:北海道札幌市中央区南5条西5丁目21 第2旭観光ビル1F
⇒営業時間など詳細はこちら
深夜なのに行列!? 真っ黒いメニューしかおすすめしないラーメン店(札幌市)
3:店主こだわりの鶏だし黄金醤油ラーメンに感動!「らーめん竹馬」
札幌市西区山の手、都会の喧騒から少し離れたこの場所に店を構えるのが「らーめん竹馬」。カウンターテーブルに8つの席が配置された店内に入った瞬間、おいしそうな香りが鼻孔をくすぐります。
「ラーメン竹馬」の特徴といえば、なんといってメニューの豊富さ。券売機のボタンの多さに驚き、どれにしようか迷ってしまうかもしれません。
なかでも一番人気のメニューが『鶏そば白醤油』。黄金色かつ透き通ったスープが特徴です。驚きなのは見た目と味のギャップ。一見、塩味に見えるこのラーメンは食べてみると醬油味で、鶏のうまみをダイレクトに感じる一品となっています。
鶏スープには道産の親鶏のみを使用し、鶏と水以外のものを一切入れていないそう。そのおかげか、あっさりとした優しい味わいながらも、コクのあるスープに仕上がっています!
店主の小林さんは「趣味がラーメン」と語るほどラーメン愛が強い方。脱サラし、独学でラーメンについて学び2015年に開業。店主の飽くなき探求心で、常に進化し続ける「らーめん竹馬」のラーメンを求めて、常に店内はにぎわっています。
ラーメンをこよなく愛する小林さんが作る渾身の一杯を、ぜひ味わってみてくださいね!
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■店舗名:らーめん竹馬
■住所:北海道札幌市西区山の手3条4-2-12
脱サラ後、独学ではじめて早6年。スープ自慢のおすすめ「絶品ラーメン店」(札幌市西区)
黄金スープが美しい鶏だしベースの醤油ラーメンに、インパクト大の見た目とは反してあっさり味が特徴の『札幌ブラック』まで。どれもおいしそうで、今すぐ店舗へGOしたくなります。「札幌で醤油ラーメンを食べたい!」と思ったら、ぜひ参考にしてくださいね。
※こちら記事は北海道Likersの過去掲載記事をもとに作成しています。営業状況などは公式サイトでご確認ください。