ロッキーの「辛いラーメン」

バターはサイコロ級!汗をかきながら食べたい「温泉併設のラーメン店」(帯広市)

2021.12.14

筋肉質な白熊がトレードマークのラーメン店「ロッキー」をご存知でしょうか。帯広発祥の「ロッキー」は現在十勝管内に3店舗、本州には千葉県山武市の総本店を中心に複数のフランチャイズ店を持つラーメンチェーンです。

帯広発祥なのに千葉県に総本店があるってどういうこと?って思いますよね。今回は、そんな「ロッキー」の秘密に迫ります。

帯広発祥の老舗ラーメンチェーン「ロッキー」

ラーメンの街・札幌の有名観光地『ラーメン横丁』にある名店「ひぐま」で修業した創業者が昭和61年に帯広で開店したのが「ロッキー 自由ヶ丘店」。その後、人気となった「ロッキー」は十勝管内に6店舗まで増えました。平成8年には関東進出を果たし、千葉県山武市に本店を移し、北海道ならではの味を武器にフランチャイズ店を着実に増やしていったというわけです。

現在は十勝管内に「自由ヶ丘店」「中央店」「狩勝店」の3店舗となりましたが、看板メニューの『味噌ラーメン』が地元民の心をガシッと鷲掴みし、今なお人気を誇る帯広の老舗ラーメン店のひとつです。

温泉併設のラーメン屋!? 「ロッキー 自由ヶ丘店」

今回筆者が取材したのは、ラーメン「ロッキー」の発祥店舗である「自由ヶ丘店」。こちらの店舗は帯広市の南西の高台にある自由が丘地区にあるのですが、最大の特徴は店舗の隣に温泉があること。なんと「ロッキー」の店舗と隣の『自由ヶ丘温泉』の店舗がつながっているんです!

「自由ヶ丘温泉」は日本では北海道十勝にしかないといわれている“モール泉”のかけ流しが銭湯価格で楽しめる温泉で、アツアツのラーメンを食べて汗をかいたあとは隣の温泉でさっぱりして帰るなんてこともできちゃう、なんとも素敵なスポットなのです。

「ロッキー 自由ヶ丘店」の店舗はログハウスで、まるで山小屋のような外観です。大きく「ロッキー」と書かれた赤い暖簾が目印です。

店内の家具もログハウスに合わせて木で統一されています。木製の半円形カウンターには8席、4人掛けのテーブル席が1つ、4人掛けの小上がり席が3つあります。

看板メニューは『味噌ラーメン』。女性に人気の『辛いラーメン』、ピリ辛スープが人気の『もつラーメン』、『トマトラーメン』や『焦がし醬油ラーメン』などバラエティー豊かなメニューが揃っています。

北海道らしい麺が魅力!トッピングは豪快に

今回は、『辛いラーメン』に北海道らしくバターをトッピングして注文してみました!

5分ほどして『辛いラーメン』が到着! ごらんください、スープが真っ赤で見るからに辛そうです……。『辛いラーメン』の辛さは3段階から選べますが、辛いものを食べるとすぐお腹が痛くなってしまう筆者は1段階目の辛さでを注文しました。

さらにさらに、トッピングのバターの量がえげつない。まるでサイコロです。価格高騰なんのそので、ケチケチしていない豪快なトッピングです。

それではいただきます! まずはスープを1口。

唐辛子のピリリとした刺激が舌に伝わってきます。続いて味噌ベースの豚骨スープとにんにくの香りが広がり最高です! 北海道ラーメンならではの味。ピリ辛の味噌味スープに溶けたバターが加わって最高においしいです!

麺は、サッポロ西山ラーメン。黄色い縮れ麺で北海道では定番の麺です。コシがあって、縮れた麺にスープがよく絡まり食べ応えがあります。

具はチャーシューと高菜、ネギ、炒めたもやしがのっており、麺の箸休めにぴったりです。

食べ進めると汗がどんどん吹き出してきます。辛いのもありますが、なにより美味しくて箸が止まりません。あっという間に食べきってしまいました。

スープが減ってくると、丼に店舗のトレードマークである白クマのキャラクターがプリントされていることに気づきました。かわいい。

 

北海道らしいラーメンが味わえるうえに、温泉まで徒歩0分の「ロッキー 自由が丘店」。帯広駅から車で15分ほどの距離ですが、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

<店舗情報>
■店名:ロッキー 自由ヶ丘店
■住所:北海道帯広市自由ヶ丘4丁目4-19
■電話番号:0155-35-1569
■営業時間:11時30分~15時、17~20時30分(L.O.20時15分)
■定休日:火曜
■Twitter:@rocky351569

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