旭川 天金本店

料亭なのにリーズナブル!? 創業80年以上の老舗でいただく「絶品ランチ」(旭川市)

2021.11.16

北海道・旭川市には、和食の老舗店として80年以上の歴史をつなぐお店があります。のれんには「天婦羅」の文字。

カウンターに座ると目の前で新鮮な食材を調理、揚げたてを提供してくれるお店「天金 本店」は、旭川市内の歓楽街「3・6街(さんろく街)」にあります。

老舗の名店で味わう本格的なのにリーズナブルなランチをいただいてきたので、ご紹介しましょう。

旭川・さんろく街の老舗和食店「天金 本店」

旭川市内中心部の歓楽街・通称「さんろく街」。旭川市3条6丁目界隈であることと、大雪山系旭岳の山麓にある町ということが、名称の由来なのだとか。居酒屋・ラーメン店などの飲食店や、スナック・バーなど多くのお店がひしめき合う歓楽街です。

そんな歓楽街にあるのが、上質な素材を使ったお刺身や海鮮料理、お寿司や天ぷらを味わえる「天金 本店」。創業80年以上の老舗和食店です。1階にはカウンターとテーブル席が、2階から4階までは小上がりや個室が並びます。

地元民はもちろん、多くの観光客が訪れる「天金 本店」は、職人が作る旬の懐石料理やお寿司、目の前で揚げてくれる天ぷらなどを堪能できるお店として長く愛されています。結納やお祝い、接待などでも多く利用されています。

「天金」には、居酒屋形式の「居酒屋 天金 四条店」と「天金 東支店」もあります。「天金 東支店」は、オープン時間とともに行列ができるほどの大人気店ですが、スタッフの人員不足のため、令和3年11月20日をもって無期限の休業となってしまいました。

本店と四条店は元気に営業しています。今回は、「天金 本店」へ伺いました。

ランチタイムメニューは全部で4種類

「天金 本店」のランチタイムは11時30分~14時まで。メニューは4種類ありました。

・Aランチ:1,500円(税込)・・・刺身・天婦羅・煮物・和え物・茶碗蒸し・味噌汁・ドリンク・デザート

・Bランチ:1,500円(税込)・・・にぎり寿司またはばらちらし・天婦羅(5種)・茶碗蒸し・吸物・ドリンク・デザート

・Cランチ:2,200円(税込)・・・刺身盛合わせ・牛肉みぞれ小鍋・めばる塩焼き・玉子焼き/和え物・舞茸ポン酢/煮物・えぞ鹿ブラウンソース・茶碗蒸し/ご飯・ドリンク・デザート

・美麗会席・冬:3,000円コース(税込)・・・懐石料理(7品)・ソフトドリンク90分飲み放題

お店を訪れたのは正午。すでにお客さんで賑わっていました。

Aランチをオーダー!天婦羅とお刺身が最高

筆者は「天金 本店」の味わいである天ぷらとお刺身をいただきたく、『Aランチ』をオーダーしました。

お弁当箱にはたくさんの小鉢に入った和え物・煮物と、新鮮なお刺身、揚げたてサクサクの天ぷらが美しく盛り付けられています。ごはん、お味噌汁、茶わん蒸しも添えられていました。

お刺身のまぐろがやわらかく、甘く、新鮮でおいしいこと!

すべて手が込んでいて、ていねいに作られていることが伝わってきました。また、小鉢の種類が多いものの、ちょうどよい上品な量なので多すぎることはありません。

カウンター席に座ったので、職人さんが手際よく天ぷらを揚げるシーンが見えました。周囲のお客さんの様子を見てスタッフへ声をかける姿には、ていねいな心配りと職人の心意気を感じました。

食後のアイスクリームがうれしい!

おなかいっぱいにいただき終えたところを見計らい、タイミングよく食後のデザートを持ってきてくださいました。ホットコーヒーと一緒にいただく、至福の時間です。

 

地元民に昔から愛される老舗和食店は、お刺身と天ぷらが最高でした。手の込んだお料理はプロの技ならでは。これだけのお料理と豊富な品数で1,500円とは、リーズナブルすぎるのではないでしょうか。

旭川市内でおいしい海鮮や和食のランチのお店は?と聞かれたら真っ先に「天金 本店」と答えたい、昔から変わらぬ味わいのお店です。

<店舗情報>
■店舗名:天金 本店
■住所:北海道旭川市三条通7丁目左5号
■電話番号:0120-35-0362
■営業時間:11時30分~14時30分(L.O.14時)、16時30分~22時30分(22時ラストオーダー)
■定休日:水曜
■個室:あり
■駐車場:あり

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