人気スポットも!カラーマンホール蓋からたどる「帯広の見どころ」4つ【北海道マンホールのすゝめ】
十勝エリア最大の都市、帯広市。道東で最も人口が多いまちです。
観光名所が多い帯広市には、カラーマンホール蓋が4種類あります。デザインは、市民アンケートを参考に4つのデザインに絞って作成したもの。どれも帯広を象徴するデザインになっていて、観光客にも人気だそう。
どんなカラーマンホール蓋があるのか、早速紹介します!
「ばんえい十勝」のマスコットキャラクターが描かれているカラーマンホール蓋
こちらは、ばんえい競馬のキャラクター・リッキーが描かれているカラーマンホール蓋です。リッキーは1994(平成6)年に誕生し、愛称は公募によって決められたそう。まわりに描かれているのは、市の花である“クロユリ”、市の木である“シラカバ”、市の鳥である“ヒバリ”です。淡い色合いがとてもきれいですね。
「ばんえい競馬デザイン」のカラーマンホール蓋
こちらの蓋もばんえい競馬にちなみ、ばん馬と騎手が描かれているカラーマンホール蓋です。ばん馬の力強さ・躍動感だけでなく、コースの砂もリアルに表現されています。騎手とばん馬の大きさの差がこのデザインからも伝わってきますね。
ばんえい競馬は『北海道遺産』にも選ばれていて、現在は帯広競馬場でのみ開催されています。
十勝平野をバックに「帯広の農産物」を描いたカラーマンホール蓋
帯広市ではいろいろな農作物が生産されており、輪作という方法で定期的に畑に植える作物を変え、病気や害虫を防いでいるんです。カラーマンホール蓋にはその輪作で生産される主要農産物である小麦・長いも・じゃがいも・とうきび・てん菜(ビート)と、背景には広大な十勝平野の畑作地帯が描かれています。
幸福駅、愛国駅の「SLデザイン」のカラーマンホール蓋
最後にご紹介するのは、『愛国駅舎』に設置しているSLと、『幸福駅舎』が描かれているカラーマンホール蓋です。
観光地として人気の高い2か所が十勝平野から見た日高山脈を背景に描かれていて、お土産の定番にもなっている「愛国から幸福ゆき」と書かれたピンクの切符が真ん中に入っています。
『愛国駅舎』は『愛国交通記念館』となっていて、駅で使われていた品々を見ることができますよ!
これらの4つのカラーマンホール蓋すべてに「フードバレーとかち」という文字とロゴが入っていることにお気づきでしょうか。帯広市上下水道部経営室の方にお聞きしたところ、帯広市が取り組んでいる地域産業政策のロゴをマンホール蓋に記載することで、多角的なPRにつなげているとのことでした。
帯広市ではカラーマンホールマップを制作し、帯広市役所水道庁舎2階の上下水道部経営室総務課などで配布しているほか、帯広市上下水道部のホームページで設置場所のマップを見ることができます。
帯広駅構内エスタ東館2階にある『とかち物産センター』ではカラーマンホール蓋のキーホルダーを販売しているとのこと。カラーマンホール蓋探索の合間に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
【画像・取材協力】帯広市上下水道部
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