【岩見沢記念】秋の古馬重賞競走。高重量戦を制す注目馬は?【津田麻莉奈のばんえい重賞予想】
こんにちは。楽天競馬“ポッ”イントもらっちゃおう娘『ポッ娘』の津田麻莉奈です。
前回は、3歳と4歳の世代対決重賞競走、はまなす賞を展望しました。私が本命馬として注目したのは、昨年3歳ながらはまなす賞を制覇したゴールドハンター。はまなす賞を3歳・4歳と連覇した馬はこれまで1頭しかおらず、史上2頭目の連覇達成がかかっていました。対抗馬として注目したのはカイセドクターでした。昨年度は重賞レースであと一歩勝利には届きませんでしたが、常に安定して上位に好走する馬です。
レースは馬場水分1.8%で行われました。3歳牝馬イオンが第二障害を先頭でクリアして粘りこみをはかるところに、カイセドクターが一歩ずつ迫り、ゴール前でわずかに差し切り勝ち。惜敗が続いていたカイセドクターですが、9回目の重賞レース挑戦で重賞初制覇となりました。
伝統の四市記念競走2戦目
9月19日(日)は、岩見沢記念が行われます。
1965年に創設され、今年で第57回目を迎える伝統の一戦。2006年までは岩見沢競馬場で開催されていましたが、ばんえい競馬が帯広市単独開催となった2007年から帯広競馬場へと舞台が移りました。“四市記念競走”の一つとして、帯広記念、北見記念、旭川記念と並ぶ格式高いレースです。
⇒出走表を確認する(出走馬が確定するのはレース2日前の正午)
ばんえい競馬の負担重量って?
サラブレッドの平地競走においても負担重量(騎手・鞍など出走するときに背負う重量)は大切な要素となりますが、ばんえい競馬は“荷物を曳いて障害を越える”というレースの特性から、その荷物の重さ、つまり負担重量がとても大切なポイントとなります。また、短距離戦から長距離戦までさまざまな距離が設定されている平地競走と異なり、ばんえい競馬は常に200mと距離が一定のため、負担重量の設定でレースにバリエーションをつくるという面もあります。
岩見沢記念は別定戦*で、本年度の獲得賞金180万円につき10キロばんえい重量が重くなります。さらに、ばんえい競馬は開催が進むごとに基礎重量が重くなりますから、高重量戦にも対応できる馬を狙いたいところです。
* 獲得賞金の額などにより負担重量が個別に規定される競走
注目は高重量戦に強い馬
注目はセンゴクエース。前走のマロニエ賞では1番人気に応え1着となりました。コンビを組んだ鈴木恵介騎手は「道中の手応えがしっかりしていて、行きっぷりが良かったですね。障害で膝をついてしまいましたが、今日はすぐに腰が入り立て直すことができました。良化している証拠です」とお話されていました。前回よりも負担重量は重くなりますが、もともと高重量戦に強く、良化しているとなればここも好勝負が期待できそうです。
もう一頭、注目したいのがメジロゴーリキです。
今シーズンはなかなか勝ち切れないレースが続いていますが、昨シーズンは、高重量戦の帯広記念で負担重量900キロながら2着と善戦。北見記念でも負担重量850キロで1着と、力のあるタイプです。今季初の白星と、馬券的な妙味にも期待して狙ってみたい一頭です。
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岩見沢記念は9月19日(日)帯広第11レースです。お見逃しなく!
※2021年9月14日時点の登録馬をもとに原稿を作成しています
※昨年の優勝馬の画像(画像提供:ばんえい十勝)
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