イタンキ浜鳴砂海岸 室蘭市

海水浴に行くのに泳がない?北海道民流の「海の楽しみ方」で夏を満喫

2021.07.31

うだるような暑さが続く今日この頃。北海道はいよいよ夏本番。

そんな暑い夏といえば“海”! 冷たい海で思いっきり泳いで、暑さを吹き飛ばしたいですよね!

しかし、北海道の海遊び事情は本州とはちょっと違うんです……。というわけで今回は、北海道民流の“海の楽しみ方”をご紹介します。

そもそもあまり泳がない!? 北海道の海水浴事情

海水浴と聞くと、水着を着てオーシャンブルーの海ではしゃぐ光景が浮かびますよね。

でもその光景、北海道ではほとんど見られないんです。そもそも北海道の泳げるような海水浴場の海は澄みわたったオーシャンブルー色をしていないところがほとんど。また、夏でも海水温が低いため、しっかりと海水に浸かれないことが多いのです。

決してまったく泳がないということではないのですが、本州と比べて海で泳ぐ人が少ないのは間違いありません。

筆者も今年、海水浴場で遊んだときには、最大でひざ下ほどの水位までしか浸かりませんでした。やはり海水は冷たかったです。

浜辺でキャンプ!

北海道では浜辺にテントを張ってキャンプをすることがあります。しかし、キャンプといっても浜辺で一夜を明かすようなものではありません。潮の満ち引きによっては大変危険ですので、絶対に浜辺で一夜を明かしてはいけませんよ!

浜辺にテントを張るのは、日差しよけの意味が大きいです。北海道の浜辺には大規模な海の家が設置されていないことが多く、そうした状況でも休めるように、各自でテントを張ります。テントを拠点にすれば、花火や釣り、バーベキューなど遊びの幅が広がりますよね!

海水浴といえばバーベキュー!

北海道民が海水浴に行くとなればやはりバーベキュー。

お肉やトウモロコシにピーマン、ニンジン、貝など地元産の食材が金網の上にずらっと並び、なかにはアルミ鍋の上で“ジンギスカン”を焼くという家庭も。いかにも“北海道らしい”ですよね。ただ、筆者は過去にバーベキューでジンギスカンを食べたことがありませんので、家庭によるようです。

 

今回は北海道の海水浴事情についてご紹介しました。みなさんは海に出かけたとき、どんな遊びをしますか?

これから夏本番ですから、それぞれの楽しみ方を満喫してくださいね。ただし、けがや事故にはくれぐれも気をつけて!

【画像】kiki、まっきー、笹倉 / PIXTA(ピクスタ)