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東京の暑~い洗礼!道産子が上京して「大変だったこと」2つ【夏編】

2021.07.26

北海道と本州では気候がだいぶ違うのは、みなさんご想像いただけるかと思います。

筆者も過去に上京した際には気候の違い、とくに“夏の暑さ”の違いは覚悟していました。しかし、それでも予想外のことは数多くありました。今回はそんな道産子上京あるあるのお話です。

1:北海道では想像できない。エアコンがあっても暑い!

筆者は現在札幌市に住んでいますが、家にはエアコンやクーラーなど冷房機器が備え付けられていません。

本州の人からは「ありえない!」と驚かれるかもしれませんが、北海道ではあまり珍しいことではありません。暑い時期は窓を開けて、扇風機を使って暑さをしのいでいます。それでも暑いときは、保冷剤や氷枕などで直接身体を冷やして過ごしていることもあります。

北海道でも熱帯夜になる日もあるので、かなり寝苦しい日もありますが、そんな日もそこまで多くないので、エアコンやクーラーがなくても案外なんとかなるんです。

筆者が学生時代に上京した際に住んだ部屋には、エアコンが備え付けてありました。なので、「夏暑くても、部屋の中は大丈夫っしょ!」と高をくくっていたのです。

しかし、いざ夏になると想像を超えていました。

驚いたのは、“エアコンのすぐ近くしか涼しくならない”ということでした。もちろん、実際の気温やエアコンの性能・部屋によって違いますが、本州の真夏にもなるとエアコンをつけていても部屋の中で汗が噴き出てくるような日は少なくなかったです。

ちょっとトイレに行ったら、トイレがサウナ状態でびっくりしたこともありました。部屋の中でも熱中症にならないように、気を付けていましたね。

2:公共施設はむしろ寒い!

前述のように家にいると暑いのですが、学校や電車などの公共施設は反対に“冷房が効きすぎて寒い”というのが印象的でした。

本州では外がとても暑いため、中途半端な温度だと屋内の温度が下がらないので、冷房がよく効いている場所が多いです。なので、外を歩くつもりの薄着の服装のまま室内に入ると、寒くてびっくりします!

しかも、汗をかいてそのまま室内で過ごして体調が悪くなることもあるほどです。熱中症以外も気を付けなければいけないですよね。暑い外から涼しい室内へ移動するときには、汗を拭くためのハンカチやタオルと何か羽織るものは必ず持ち歩いていました!

また、電車や地下鉄には、「弱冷房車」という車両があることもあるので、あまり冷房にあたりたくないときはその車両を使って移動することもありましたよ。

 

筆者が北海道民なことが理由かはわかりませんが、本州の夏には本当に苦労させられました。暑いときは冷房をきちんと活用すること、こまめな水分補給を行うことはとても大切なことだと何度も感じました。

近年、北海道でも暑い日は増えているので油断はできません。北海道に住んでいる方も、本州に住んでいる方も、暑さに気を付けながら夏を楽しみましょう!

【画像】kouta、aki / PIXTA(ピクスタ)