あなたは何冊読んだ?北海道が舞台になっている「小説・マンガ作品」5つ
読書、してますか?
昨年から家の中で過ごす時間が増え、久しぶりに読書をはじめたという方も多いのではないでしょうか。
でも、久しぶりに手を伸ばしたのはいいけれど、なかなか集中できないという人もいるかもしれません。そんなあなたにおすすめしたいのは、北海道を舞台にした作品。知っている土地が出てくる方が格段に読みやすいはずです。
今回は、よく知られたマンガ2種類と、筆者が読破した小説・読んでいる途中の小説・これから読もうと思っている小説を各1冊、計5種類の本・マンガをご紹介!
1:今や誰もが知る「ゴールデンカムイ」
説明不要の大人気マンガ『ゴールデンカムイ』。テレビアニメの放送もされ、飛ぶ鳥を落とす勢いは今後もしばらく続くのではないでしょうか? 2021年6月18日現在、26巻まで出ております。筆者はまだ序盤を読んでいる最中ですが、今後の展開が楽しみです。
先日大学の講義で、文化人類学が専門の先生も「アイヌのことが非常に詳しく書かれている。教科書にしてもいいくらいだ」とおっしゃっていました。これは読むしかありませんね!
<作品概要>
■作品名:ゴールデンカムイ(週刊ヤングジャンプ連載中)
■著者:野田サトル
■出版社:集英社
■公式サイト:https://youngjump.jp/goldenkamuy/
2:札幌・藻岩山にラジオ局?「波よ聞いてくれ」
ラジオ好きと札幌市民のみなさんは必読のマンガ『波よ聞いてくれ』。実際、ラジオ番組関係者の間でも話題なのか、筆者は関東圏のラジオ番組で紹介されていてこのマンガを知りました。こちらもテレビアニメ化しております。
ある日ひょんなことから主人公・鼓田ミナレのラジオDJ生活がはじまります。カレーとラジオと男と女。札幌市内だけで話が展開されると思いきや、上川管内の某町も登場。読み応え抜群の内容です。
ちなみに主人公の鼓田ミナレは札幌市の観光大使。本当ですよ。
<作品概要>
■作品名:波よ聞いてくれ
■著者:沙村広明
■出版社:講談社
■公式サイト:https://afternoon.kodansha.co.jp/c/namiyokiitekure/
3:犯人に共感?「留萌本線、最後の事件 トンネルの向こうは真っ白」
ここからは小説。まず、筆者がすでに読んだ1冊から。
以前留萌市に住んでいた筆者が思わず手に取った『留萌本線、最後の事件 トンネルの向こうは真っ白』。JR留萌本線を知る人にとってはたまらない一冊となっています。
今も進むJR留萌本線の廃線に関する協議。残念ながら、沿線地域が炭鉱で栄えていたころのような存在感はない留萌本線。それでも、輝いていた時代がある。全ての鉄道ファンに贈りたいミステリー小説です。
<作品概要>
■作品名:留萌本線、最後の事件 トンネルの向こうは真っ白
■著者:山本巧次
■出版社:早川書房
■公式サイト:https://www.hayakawabooks.com/n/n25f1bf47df3a
4:不朽の名作「塩狩峠」
続いて今読んでいる1冊。読もう読もうと思いながら大学生になってしまい、今さらはじめて読む始末。三浦文学ファンからお叱りを受けそうですね。
途中までしか読んでいませんから、細かいあらすじは出版社のホームページに譲ることとしましょう。描かれているのは明治時代。表紙から察するに、鉄路で何かが起こる予感。
<作品概要>
■作品名:塩狩峠
■著者:三浦綾子
■出版社:新潮社
■公式サイト:https://www.shinchosha.co.jp/book/116201/
5:あいつ、元気かな?「田村はまだか」
最後はこれから読むつもりの1冊。『田村はまだか』。
裏表紙のあらすじを抜粋して引用します。
深夜のバー。小学校のクラス会三次会。男女五人が、大雪で列車が遅れてクラス会に間に合わなかった同級生「田村」を待つ。(省略)それにつけても田村はまだか。来いよ、田村。
田村は来るのでしょうか……。気になります! 早く読みたくなってきました!
<作品概要>
■作品名:田村はまだか
■著者:朝倉かすみ
■出版社:光文社
■公式サイト:https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334748692
今回紹介した5冊のうち、何冊読んだことがありましたか? 北海道を舞台にした作品はまだまだあります。あなたのイチ押しの1冊、教えてくださいね!