これが方言とは信じられない!標準語だと思って使いがちな北海道弁「よしかかる」
さぁ、やってまいりました、北海道弁講座のお時間です。もし、あなたがこれまで紹介してきた北海道弁をすべて覚えているとしたら、道産子よりも使いこなせているかもしれません。
今回ご紹介するのは、道産子が北海道弁だと知らずに使っているあの言葉です。
実は北海道弁「よしかかる」
今回ご紹介する北海道弁は「よしかかる」。北陸地方でも使われているそうです。
「よしかかる」は頻出の北海道弁なので、ぜひ意味とセットで覚えていってほしいです。道産子が方言と気づかずに使うほど、頻出です(笑)
みなさん、今回はヒントはなしで考えてみてください! これまで、北海道弁講座を受けてきたみなさんならきっと正解できると思います。
A.寄りかかる
正解は、寄りかかるでした! 簡単すぎたでしょうか?
道産子は、しょっちゅう「よしかかる」を使います。また、「よっかかる」ということもありますね。
しかし、方言だと知っている人は少ないと思います。筆者が「よしかかる」が方言ということに気が付いたのは、高校2年生になってからです(笑)
「よしかかる」を使いこなしたい
それでは、「よしかかる」の使い方をみていきましょう!
「あそこにいる電柱によしかかってる人は知り合い?」
意味)「あそこにいる電柱に寄りかかってる人は知り合い?」
「椅子によしかかってなさい」
意味)「椅子に寄りかかってなさい(座ってなさい)」
「壁によしかかったっけ、電気のスイッチ押しちゃった」
意味)「壁に寄りかかったら、電気のスイッチ押しちゃった」
日常の場面で「よしかかる」が聞こえてきそうですよね! ぜひ、使ってみてください。
【参考】北海道弁 / 中標津町移住計画