久しぶりに買ってみない?昔懐かしい「北海道ローカルおやつ」3つ
長年道産子に愛されるおなじみのお菓子。実は“北海道限定”のものも多いんです。
今回は、昔懐かしい“北海道ローカルおやつ”をご紹介します。北海道土産としてもおすすめですよ!
1:素朴な味わいの「うずまきかりんとう」
『うずまきかりんとう』は、かたつむりのようなぐるぐる模様と、傘のようなユニークな形状が特徴的なかりんとう。薄めに切って揚げられたかりんとうはサクサクと歯ごたえよく、噛むほどに美味しさがじゅわーっと広がります。
通常の黒糖かりんとうよりも甘さが控えめで油っぽくないので、ついつい手が伸びてしまい、たくさん食べがち。
SNS上には「おばあちゃんの家でよく出てきたのを思い出す」「北海道特有のお菓子だとは知らなった」という声が上がっていました。
定番は「浜塚製菓」のうずまきかりんとう
オレンジのパッケージに“道産子ド定番”の文字が印象的な「浜塚製菓」のかりんとう。
かりんとう一筋の会社が55年間作り続けるうずまきかりんとうは、美味しくて、懐かしくて、体にやさしい味わい! スーパーなどで入手可能です。
【もっと詳しく】おばあちゃんの家で出てくるやつ!どこか懐かしい「道民の定番かりんとう」(2021年1月26日掲載)2:大正時代から続く「ビタミンカステーラ」
ビタミンB1・B2が加わった『ビタミンカステーラ』。
第一次世界大戦後で栄養不足が深刻だった時期に“栄養価の高いカステラ”として登場し、北海道民に100年以上愛され続けているお菓子です。
開発当時のカステラは高級品。また食糧不足で栄養失調になる人が多かった時代でもありました。こうした当時ならではの時代背景が、“安価で誰もが買うことができて栄養価の高いカステラづくり”のきっかけとなったそう。『ビタミンカステーラ』は、一般的なカステラより、小麦粉の量を増やし、卵と砂糖の量をひかえる工夫がなされています。
道民ならだれもがなじみのあるパサフワな食感は牛乳との相性が抜群!
【もっと詳しく】今年で誕生から100年!道産子が愛してやまない高橋製菓の「ビタミンカステーラ」(2021年3月3日掲載)<商品情報>
■商品名:ビタミンカステーラ
■価格:1本97円(税込)
■内容量:53g
3:発売から60年以上!道産子の懐かしの味「しおA字フライ」
創業110周年の「坂栄養食品株式会社」の看板商品の1つ、『しおA字フライ』。昭和30年の発売で、今年で発売開始から66年の歳月が経っています。
ビスケットのバラエティ豊かな形の中で、“特徴のある変化に富んだ形を”との思いから、特徴的なアルファベットの形が生まれたそう。結果として、その特徴は消費者の心をつかむことに!
発売開始以来、『しおA字フライ』でアルファベットを覚えたとの声が多数上がっているそうです。たしかにビスケットを組み合わせて単語を作ってみたりもできますよね!
ほんのりと甘い生地をソフトな食感に焼き上げ、塩味で仕上げたビスケットはコーヒーや牛乳、お酒にも合うという優れもの。今や押しも押されもせぬロングセラー商品です!
【もっと詳しく】3時のおやつはこれだ!道民が60年以上愛するなつかしの味「しおA字フライ」2021年4月28日掲載)【商品情報】
■商品名:しおA字フライ
■価格:280円(税込)
■内容量:190g
道産子の昔懐かしのローカルおやつ。栄養価が高かったり、形が特徴的であったりと、ただおいしいだけではないところが長年愛されてきた理由かもしれませんね。
※こちら記事は北海道Likersの過去掲載記事をもとに作成しています。