監獄カラオケ 登別

北海道のカラオケは大江戸にホラー!? ユニークなコンセプトの理由に迫る

2021.04.23

北海道には店内の装飾やデザインにこだわり、独特の世界観を大切にしているカラオケ店が存在します。たとえば大江戸のような『カラオケ歌屋』や、ホラーテイストの『スリラーカラオケ』、『監獄カラオケ』など。道産子にとってはなじみ深いですが、ほかの地域では見かけませんよね。

実は、どれも北海道の企業であるタカハシグループが手がけるカラオケ店です。ユニークなコンセプトのカラオケ店がなぜ作られたのか、その理由について、タカハシグループの広報企画室 部長 菅井心哉さんにお話を伺いました。

ユニークなカラオケ店は「映画」がルーツ

タカハシグループは、昭和29年に美幌町の劇場(映画館経営)からスタートした企業です。

そのため、『カラオケ歌屋』『スリラーカラオケ』『監獄カラオケ』などのカラオケ店も、ルーツである“映画”のセットをイメージした店舗デザインとなっています。

網走市にも本社がある企業なので、『監獄カラオケ』はてっきり『網走監獄』が関係しているのかと筆者は考えていましたが、こちらもとある映画作品からインスパイアされたものだそうです。

唯一無二の店舗で「日常の中の非日常」を楽しめる!

全ての店舗に共通しているコンセプトは「日常の中の非日常」。カラオケは日常の中にある、身近な娯楽です。さらにタカハシグループのお店は、どこにもない“唯一無二な店舗づくり”で、足を踏み入れた瞬間から、まるで映画の中に入り込んだかのような非日常の世界観が広がっています。

「そんな映画が持つワクワク感やドキドキ感が物語の世界へと引き込むように、お客様に日々の喧騒をお忘れいただき、カラオケを心から楽しんでいただきたい」という思いを伝えてくださいました。

火山が噴火!? 驚きの「歌屋」新店舗

取材の中で、面白い新店舗の情報も教えていただきました。それが『カラオケ歌屋 札幌宮の沢店』です。

これまでもご紹介したように、『カラオケ歌屋』は大江戸がテーマの時代劇のような作りが特徴のお店。昨今では、幕末、明治、大正ロマンなどテーマとなる時代の針を進め、それにともない店舗デザインも進化させていました。

札幌宮の沢店は、元々『監獄カラオケ』で、このたび『カラオケ歌屋』にリニューアルするにあたり、“時代”というテーマをあえて取り払うという、大胆な挑戦に繰り出しました。そして、これまでとはまったく異なる新たな『カラオケ歌屋』が誕生!

テーマはなんと火山です。マグマが噴出した壁や、至るところに張り巡らされたスチーム管など、全く今までにない『カラオケ歌屋』となっています。リニューアルオープンしてから、たくさんのお客さんに好評をいただいているそうです。

今までも、これからも、「お客様第一主義」

見ているだけでも楽しくなるような店舗コンセプトや独自の世界観を持つカラオケ店ではありますが、最も大切にしているのは“お客様”だという力強いお言葉もいただきました。

そのためにサービスの“中身“も充実させ、真の意味で満足してもらえるようにと常に心がけているそうです。具体的には、従業員の接客サービスやフード・ドリンク、期間限定コラボフェアなどの充実に努めています。また、昨今は新型コロナウイルスの感染拡大防止策も徹底。このように、あらゆる観点から“お客様”に満足いただけることは何かを検証し、追求しています。

これからも、タカハシグループの企業理念である「限りなきお客様第一主義」を実践していくとのことです。

菅井さんくわしいお話をありがとうございました!

 

タカハシグループは「娯楽のない町に娯楽を届ける」といった思いも掲げています。身近にあり、気軽に訪れることができる場所でも、非日常で特別な時間を過ごせるため、多くの道産子に愛されているのかもしれませんね。ご紹介したカラオケ店に訪れた際は、ぜひ日常の中にある非日常を存分に楽しんでください。

<会社概要>

■会社名:株式会社タカハシ
■住所:札幌市西区琴似1条3丁目3番14号3F
■電話番号:(代表)011-640-6188
■公式サイト:https://www.takahasi.co.jp/
■会社・店舗の情報:カラオケ歌屋・キャッツアイ・カラオケマッシュ・スリラーカラオケ・監獄カラオケを北海道を中心にカラオケボックス事業全73店舗展開しております。2021年4月よりグランドメニューが新しくなり、各種期間限定コラボフェアも実施しております。また、新型コロナウイルスの感染拡大予防対策も徹底しておりますので、ご安心の上ご利用くださいませ。ご来店の際にはマスクの着用と検温、室内でのソーシャルディスタンスなどのご理解ご協力をお願いいたします。

【参考・画像】株式会社タカハシ