UNOで上がるとき「ストップ」って言わないの?実は道産子だけだったUNOルール
老若男女問わず、どんな人とも遊べるカードゲームの「UNO」。家族で友達でといろんなシチュエーションで楽しめますよね。実は、北海道のローカルルールがあるとご存じですか?
1枚上がりは「ストップ!」2枚上がりは「UNOストップ!」と叫ぶ
UNOでは、手持ちのカードが1枚になるタイミングで、「UNO!」と宣言をします。言わなかったらペナルティとして、2枚引いて追加するというルールです。
しかし、北海道*ではルールにちょっとした違いがあります。「UNO!」だけでなく、上がるタイミングで「ストップ!」とも叫ぶのです。さらに、残りのカード2枚をいっぺんに出して上がるときには、「UNOストップ!」と叫びます。言い忘れたら、ペナルティとして2枚引いて追加するのは同じです。
道産子からすると「えっ、これ北海道だけのルールなの!?」と驚き、道外の人からすると「何そのルール、知らない!」と驚かれるのではないでしょうか。
このように、UNOは地域や年代によって、いろんなローカルルールがあります。逆にあまり知られていない公式ルールもあるようです。というわけで、ほかにもどんなルールがあるのかを調べてみました。
これ知ってる?UNOルール①ドローカードは重ねられない
次の人にカードを引かせるドローカード。『ドロー2』なら2枚、『ドロー4』なら4枚引かせます。何枚ものドローカードをいっぺんに出して大量に引かせるなど、戦略として楽しんでいる人もいますよね?
実は、ドローカードの重ね技は公式ルールではNG! 大量にカードを引く必要はありませんでした。
これ知ってる?UNOルール②記号カードでも上がれる
UNOで上がれるのは数字のカードだけ、記号カードでは上がれない、と一般的に知られていますが、実はローカルルール。公式では記号カードで上がってもOKとされています。
これ知ってる?UNOルール③数字の連続出しは日本だけ
2、3、4など数字カードを連番で一度に出す技がありますが、日本だけのローカルルールです。他の国では知られていません。世界中で遊ばれているカードゲームだからこそ、日本だけでなく、世界各地にローカルルールがあるのも面白いですね。
UNOをする前にはお互いにどんなルールなのかをたしかめてみましょう。道産子同士なら「ストップ!」の叫びに共感するはず。
また、ゲームをしながら、「それ何?知らないルールだよ!」「全然違うね、面白い!」などルールの違いで話題も盛り上がりそうです。日本中だけでなく、世界中で楽しまれているゲームなので、ぜひルールの違いも楽しんでみてくださいね。
【参考】ウノ UNO カードゲーム / Amazon、ウノ(UNO)公式アカウント – Twitter
【画像】onajourney、phaustov、Sahil S Mehta、Anna Stasia、haustov / Shutterstock.com
*北海道以外の地域でも適用されている可能性があります