ふるさと北海道への恩返し。サッポロビールが「若者支援」に込める想いとは
2月から3月にかけ開催した第2回学生ライター講座。16名の北海道を愛する大学生が参加しました。
本講座はサッポロビール株式会社(以下、サッポロビール)の支援のもと開催。サッポロビールから登場した限定商品の紹介や北海道におけるビールの歴史、『サッポロビール博物館』の取材など、中間課題・最終課題それぞれにお題をいただき、受講生たちが記事を作成しました。優秀作品はサイト内で近日公開予定なのでお楽しみに!
今回は、これまでもこれからも地元に寄り添い続けるサッポロビールが抱く若者への想いに迫るべく、同社北海道戦略営業部の竹内大介さんにお話を伺いました。
ふるさとのために何ができるのか
北海道Likers編集部:このたびは学生ライター講座へのご支援ありがとうございました。今回のみならず、貴社は数々の北海道を盛り上げる取り組みをされていますよね。
サッポロビール竹内さん:当社は北海道開拓の歴史の中で生まれた、北海道を出身地とする企業です。独自のスローガンとして掲げているのは「ふるさとのために、何ができるだろう」。
北海道起点での情報発信や地域連携、食や観光、未来を担う若者のサポートなど、道民の豊かな生活の実現のために、製品販売のみならず多方面からのアプローチを行っています。
未来をつくるサポートは北海道への恩返し
北海道Likers編集部:今回の講座は大学生に向けたものでしたが、北海道の若者に対してどのような想いを持っていますか。
サッポロビール竹内さん:当社創業に深く関わる北海道開拓の歴史には、当時の若者の強い想いや意思のある行動がありました。この精神が今に続いているからこそ、当社も強くなれたと感じています。
広大な大地を有する北海道で育まれた人財は、独特の感覚と強いフロンティアスピリッツに溢れているはずです。出生地に対してのリスペクトと感謝を忘れず、大きな夢と希望をもって世界へ羽ばたける人財の宝庫であると考えています。
北海道に生まれ、北海道に育てていただいた当社。これからも北海道への恩返しとして、次代を担う若者の夢の実現、よりよい未来をつくるサポートを続けていきます。
開拓者を支援するさまざまな取り組み
北海道Likers編集部:実際にはどのように支援していますか。
サッポロビール竹内さん:ひとつは北海道庁が実施する『みらいチャレンジ基金』への参画です。意欲旺盛な若者の留学環境支援や蓄えた知識の発信・活用のサポートをしています。
北海道をより良くする提案を行う開拓者と応援・支援者をつなぐ『ほっとけないどう』プロジェクトも立ち上げました。若者に限る取り組みではないですが、「ふるさと北海道のために何ができるだろう」の具現化と考え、挑戦をサポートしています。
もちろん今回の講座支援もそのひとつです。北海道の魅力を広く発信する『北海道Likers』が若手ライター育成に乗り出すと聞き、北海道目線での記事発信、現地に根差した情報発信が広がるお手伝いをすべきと支援を決定しました。
また、今回の養成プログラムは、北海道出身の若者にサッポロビールの歴史や製品、博物館などの施設に触れていただいたり、体感いただいたりする機会になることも支援決定のきっかけになりました。
私どもでは通常、広告展開や広報活動においては製品に関連する情報発信を中心に行っております。歴史面やビール文化に関連する情報発信をする機会は多く設けられていなかったのが事実です。北海道出身の若手ライター候補に、当社の歴史的・文化的側面に実際に触れて記事にしていただくことは、貴重な機会と位置付けました。
総じて講座への支援は、北海道の魅力を世の中に発信したい若者への支援とイコールだと考えています。講座がますます発展拡大することで、より広く北海道の魅力が発信されれば大変素晴らしい成果です。
これからも寄り添い続けたい
北海道Likers編集部:今後はどのように北海道を盛り上げてきたいと考えていますか。
サッポロビール竹内さん:北海道は自然、文化、風土、食、すべてにおいて誇るべき素晴らしい資産を持つ土地だと信じています。
北海道に生まれ、北海道に育まれた当社。ビールを含めたアルコール製品の販売に留まらず、食文化の発信や観光振興、地域振興支援、イベント支援・主催、行政施策と連動した道民の生活を豊かにする支援など、当社ならではの関わり方を続けます。
北海道を元気に、そして北海道の元気を全国へ。サッポロビールはこれからも北海道に寄り添ってまいります。
“ふるさと北海道のために何ができるか”すべての活動はその考えが起点になっていると竹内さんは話します。あらゆる角度から北海道を盛り上げるサッポロビール。
大切なあの人と『サッポロクラシック』で乾杯するとき。一日の終わりにぐびっと一杯やるとき。サッポロビールのふるさとへの想いを知れば、ひと味違う楽しみ方ができるかもしれません。