これは人生最高のジャムかもしれない。道産果実の味わいと、瓶の世界観に浸る「jouet」
美しいガラス瓶、ぷるぷるのコンフィチュール、あっと驚く素材の組み合わせ。大好きなカフェ巡りにもなかなか行けないコロナ禍、我が家のおうちカフェを鮮やかに彩ってくれたのは、そんなとっておきのジャム達でした。
ここ1年で数えきれないほどのジャムも試してきたジャムマニアの筆者が、実際に食べて本当に感動した幻のジャム「jouet(ジュエ)」をご紹介します。
趣味で作っていたジャムを、思い切って商品化
「jouet」を手がけるのは、清水町在住の小島しおりさん。栄養士やレストランのキッチンなど食に関わる仕事に携わってきた小島さんは、「結婚や出産後も、食を通じて何かを表現したい」という思いがあったそう。もともとジャムは家族に食べてもらうためだけに趣味として作っていましたが、友人たちの後押しもあって商品化を決断しました。
ジャムを作るうえで小島さんが一番大切にしているのは、素材の味を最大限に生かすこと。農家さんが丹精を込めて栽培した果実は、素材自体がとてもおいしいため、その味わいをどう引き出せるかを念頭に置いて商品開発を進めるそうです。余計なものを一切入れず、果実本来の持ち味を発揮させるのが「jouet」のおいしさの秘密です。
とっておきのジャム瓶には、ワクワクが詰まってる
「jouet」はフランス語で“おもちゃ”という意味で、瓶を開けるワクワク感をおもちゃ箱に例えています。“パリの一角にあるようなコンフィチュールショップ”をイメージして作られているジャムは、瓶の外装までおしゃれ。小島さんがデザインしたというパッケージは、どんな食卓にもすっとなじむシンプルな佇まいです。
スイーツ系からお食事系まで。「jouet」が叶える驚きのジャム体験
ここからは気になる「jouet」の実際のお味をご紹介します。中でも筆者が実際に食べて感動した、2種類のジャムをピックアップ!
・「Berryberry&fromagemilk」
上下二層のコントラストが美しい、スイーツ系ジャム。新得町のフロマージュブランというフレッシュチーズを加工したミルクジャムの上に、ハスカップ、ラズベリー、道産の貴重な有機いちごを使用したミックスジャムがとろりとかかります。
北海道の魅力がたっぷり詰まったジャムはとても香り高く、口どけなめらか。二層一緒にすくって食べると、高級スイーツのような上品な甘さを楽しめます。驚きのおいしさに、スプーンがとまらない……。まずは一口、何にもつけずにそのまま味わってほしい一品です。
・「Petit tomato jam」
コンセプトは、“サンドイッチのためのジャム”。芽室町で栽培されたミニトマトをたっぷり使い、ハーブやはちみつ、マスタードシードなどを加えてじっくり煮込んで作っています。
お食事系のジャムなので、ベーコンやチーズと一緒にサンドして食べるのがおすすめ。食材の塩気とトマトの甘さが絶妙にマッチして、いつものサンドイッチがワンランク上の仕上がりになります。トマトの甘さがクセになってどんどん食べ進めてしまうので、一瓶が空になるのは時間の問題。筆者は思わずリピート買いしてしまいました。
大切なあの人に贈りたい。箱までこだわったジャムセット
日々の食卓を美しく飾る「jouet」のジャムは、ギフトにもぴったり。オンラインショップで販売中の『Ovalbox』のジャムセットは、旬のものや定番商品などその時のおすすめジャム3瓶とクラッカーがセットになった商品です。
いつもの食卓に特別感を添えてくれる「jouet」のジャムセット。おうちごはんが多い時期だからこそ、贈り物としてもらったらうれしいですよね。
ジャムが入った箱自体もとてもこだわりをもって作られたそうで、ソーイングボックスや、小物入れとしても使えるんだとか。インテリアのアクセントにもなる箱目当てで、自分用に購入してもよさそう。
見た目、味わい、世界観。すべてにときめいてしまう「jouet」のジャムは、日々の食事の幸福感をぐっとあげてくれる、とっておきのお取り寄せ商品です。
現在は月に1回『Ovalbox』のオーダーを受けている状態で、販売日などは都度SNSで発信しているそう。人気商品なので手に入りにくいかもしれませんが、気になる方はフォローして、人生最高のジャムをぜひ味わってくださいね。
<販売情報>
■ホームページ:https://jouetfood.thebase.in
■Instagram:http://www.instagram.com/jouetfood/
■販売場所:BASE、取り扱い店舗(Instagram参照)
【画像】jouet