北海道に住んで22年!私流「転ばない雪道の歩き方」を伝授します
新年を迎え、いよいよ寒さが極まる北海道。凍ったつるつるの路面は、冬の外出における厄介ものです。今回は、生まれも育ちも北海道の筆者が、“絶対に転ばない冬道の歩き方”を伝授します。この方法をマスターすれば、冬でもざくざく走れること間違いなし!?
必読!つるつるの道でも転ばない4か条
歩き方といっても、気を付けるべきは以下の4つのポイントだけ。道内出身の方は無意識に行っているのではないでしょうか。さらっと覚えていってくださいね!
その1:重心は低く、腰を落として
滑りそうな地面がやってきたら、重心を低くしましょう。そうすることで体の安定感が増し、転びにくくなります。腰は少し低くするだけで大丈夫。
その2:靴底は地面と平行に
まずは一歩目。ここで注意すべきなのが、靴底と地面の角度です。普段の散歩のように軽快に歩くと、かかとが滑り、あっという間に転んでしまいます。急なつるつるに耐えられるよう、靴底をしっかり地面にあてるのは絶対死守。ゆっくり踏み込み、滑り具合をチェックしましょう。
その3:一歩一歩踏みしめる
歩ける地面であることが分かったら、あとは確実に歩き進めるだけ。一歩一歩の安定感を確かめながら、気を付けて歩行しましょう。膝を常に曲げた状態だと安定感が増します。
その4:頭の位置は変えずに歩く
以上のコツをつかんだら、速度を保ったまま歩きましょう。慣れてきても油断せず、頭の位置を変えずに流れるように歩くのがポイントです。こうすることで、より速いスピードを出せるようになります。
番外編:歩く道を見極める
雪国にずっと住んでいると、滑る道、滑らない道が自然とだんだん分かってきます。転ぶリスクを回避するためには、通るべき道の見極めも重要。凍って透明な地面はもちろん、横断歩道の白い部分、人の足跡がついていないぴかぴかした白い道などは、転びやすいので要注意! 人の通った形跡の多い道や、滑り止めが敷かれた安全な道を選びましょう。
以上のポイントに注意すれば、北海道の冬道は対策可能! 道外出身の方や、転ぶのが怖いという方は、ぜひ実践してみてくださいね。冬の外出には十分に気をつけて、今年も元気に過ごしましょう!
【画像】Alex Yuzhakov / shutterstock、progressman / PIXTA(ピクスタ)