ばんえい表彰式

オフのばん馬がかわいすぎ…!知らなきゃもったいない「表彰式」の魅力

2024.01.01

ばんえい競馬において外せないのが重賞レース。さまざまな勝負を勝ち抜いた強い馬が集まり、より一層白熱したレースが楽しめます。

実はレース後に行われる表彰式もとても魅力的。表彰式は重賞レース後、次のレースのパドック入場後に行われます。今回は意外と知らない人も多いであろう、表彰式の見どころについてご紹介します!

馬によって違う?競走馬のオフの姿

表彰式の一番のポイントは、競走馬のオフの姿が見られる点です。

きょろきょろと周りを見る馬、前脚で地面をかく馬、あくびをしている馬、ハミ(馬の口に噛ませる棒状の金具)をカチャカチャしている馬など、パドックやレースのときよりもそれぞれの個性が表れます。

とくに若い馬はレース後に興奮していることも多く、距離が近いからこそ迫力が伝わってきます。

こちらは古馬重賞競走である『旭川記念』で勝利したメムロボブサップ。表彰式ではあまり動かず、あくびをすることも多い印象です。

リラックスしている姿がとてもかわいらしいですね!

厩務員さんとのコミュニケーションが見られるのもポイント。よしよしと撫でられていたり、「落ち着いて!」と注意されていたりと馬らしい一面が見られ、よりばんえい競馬にハマってしまうこと間違いなし!

写真は表彰式でのダイヤカツヒメ。厩務員さんが誇らしげなまなざしでよしよしする姿などがとてもほほえましく、筆者まで笑顔になってしまいました。

ばん馬が目の前に!迫力あふれる写真撮影タイム

表彰式ではファンの方への写真撮影タイムとして、馬がこちらに近づいてくるタイミングがあります。

馬が止まってくれるため絶好のシャッターチャンスであることはもちろん、実際に近くで見てみると、ばん馬の大きさがよくわかります。

競馬場の敷地内にある「ふれあい動物園」などでもばん馬を見ることはできますが、目の前にいるのは現役のレース馬。ここだけでしか見られない、ムキムキに鍛え上げられた馬が間近で見られます。ばんえい競馬を見るのが初めての方もきっと思い出に残るはず!

筆者は、メジロゴーリキをパシャリ。その大きさと風格が間近で伝わってきました。

驚きと発見がたくさん!騎手インタビューも外せない

表彰式では騎手のインタビューがあり、私たちとは違った目線でレースの感想を語ります。

そのときの質問によって答える内容はさまざまですが、“障害を越えるときの気持ち”といったレース展開の話や、“ライバルの馬と一緒に走ってどう思ったか”、“直前に降った雨の影響について”など、手綱を握る騎手だからこその話が聞けます。

勝利した馬がどんな馬なのか、何が得意なのかを知れる大チャンス。馬が好きな人にとっては驚きと発見がたくさんあります!

 

表彰式の観覧マナーは基本的にパドックやレースなどと変わりませんが、馬が間近な分、より注意が必要です。大声や柵の乗り越え、カメラのフラッシュなど馬が驚く行為はとても危険。マナーを守りながらばん馬の迫力を存分に感じて楽しみましょう!

<施設情報>
■帯広競馬場(ばんえい十勝)
■住所:北海道帯広市西13条南9丁目
■電話番号:0155-34-0825
■開催日:土曜・日曜・月曜(年末年始等、変則日程あり)※レース開催時間などは公式ホームページをご確認ください
■ホームページ:https://banei-keiba.or.jp/

【画像】ばんえい十勝

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