【2022年度ばんえい競馬】ついに開幕。気になる重賞スケジュールと注目馬は?
来る4月22日(金)は、2022年度ばんえい競馬の開幕日。そりは赤色にリニューアルされ、コースの砂も入れ替えられます。今回は、ばんえい競馬開幕に向けて、今期の重賞スケジュールと筆者の注目馬を紹介します。
トップホース大集結!2022年度ばんえい競馬「注目重賞スケジュール」
数あるレースの中でも注目したいのが重賞競走。はじめに、2022年度の重賞スケジュールを簡単に紹介します。
開幕から約1週間後の5月1日、早くも最初の重賞『ばんえい十勝オッズパーク杯』があります。3月下旬から4月にかけてのレースがない1ヶ月間を経た、各馬の調子に注目です。
8月14日の『ばんえいグランプリ』は、ファン投票によって出走馬の多くが決まるレース。クラスに関わらず好きな馬が重賞に出られるチャンスです!
年末年始は怒涛の重賞ラッシュ。とくに、産地ごとの予選を勝ち抜いた2歳馬による“ばんえい甲子園”こと『ヤングチャンピオンシップ』は珍しいルール。出場権をかけた予選から注目です。
そして年度末は1トンのそりを曳くばんえい競馬の最高峰『ばんえい記念』。今年度は3月20日(月)開催予定。平日なので、お仕事がある方はお気をつけて。
その他、世代や牝馬限定戦など多様な重賞が開催されます。トップホースが集結する各重賞を、ぜひ観戦してみましょう。
過去実績から分析!筆者の注目馬
次に今年度注目したい馬を、筆者の目線で紹介したいと思います。
■アオノブラック
現6歳世代を引っ張ってきた1頭ですが、すでに重賞を10勝している同世代のライバル『メムロボブサップ』の後塵を拝することも少なくありませんでした。
ただ、高重量戦を中心に現役屈指の力を示しており、今後の古馬戦線では立場を逆転する可能性も十分あると思います。昨年度末の『ばんえい記念』も“負けて強し”の内容で、関係者も手応えを感じたようなコメント。昨年度最初の重賞『ばんえい十勝オッズパーク杯』を制したこともあり、開幕早々から注目されるべき1頭だと感じます。
■キングフェスタ
ばんえい競馬では、当年度+過去3年間の賞金額によってクラス分けされます。多くの馬が過去3年間の賞金総額でクラスが決められる中、3歳のキングフェスタは昨年度1年間の賞金だけで今年度は最高クラス“オープン”に格付けされました。
2歳馬は同世代としか走らないため、世代トップレベルからばんえいトップレベルへ、相手は大幅に強化されます。現役トップホースたちを相手にどのような競馬を見せてくれるのか、期待したいです。
いよいよ2022年度のばんえい競馬が開幕。ばんえい競馬は現地である帯広競馬場のみならず、インターネットでも観戦できます。馬券的中を目指したり好きな馬を応援したり、自分なりの方法で1年間楽しみましょう!
【画像提供】ばんえい十勝
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