ここだけは押さえておきたい!オホーツクを堪能する「網走の観光スポット」7選
オホーツク観光といえば、なにを思い浮かべるでしょうか? 網走市は景色、歴史、食べ物……などオホーツクの魅力がたくさん詰まった街。この街でできること、楽しめることを知ればオホーツクにさらに興味が湧いてくるはず!
今回は、そんな網走市で押さえておきたい観光スポットをご紹介します。
目次
1:獄中生活を疑似体験!? 監獄食を楽しめる「博物館 網走監獄」 / 網走市字呼人
昭和58年に開館した「博物館 網走監獄」は、歴史的に貴重な旧網走刑務所の建物を保存展示している博物館。東京ドーム3.5個分の土地に25棟もの歴史的な建物があり、急いで見学しても約1時間、ゆっくり見て回ると2時間かかるほど広大です。
自給自足を目指して作物の管理から収穫までの農作業を受刑者が行っていた施設や、僧侶や牧師さんが受刑者に人の道を説いて更生へと導いた建物、網走刑務所として72年間使われていた獄房など、歴史を感じる建物をじっくりと見学できます。
「監獄食堂」では、現在の網走刑務所で受刑者が食べている昼食のメニューを再現した“監獄食”が名物。名前は恐ろしいですが、定食自体は美味しく、栄養バランスが考えられていることがよくわかるメニュー。ここでしか食べられない貴重な献立を楽しんでみるのもいいかもしれません。
【もっと詳しく】<スポット情報>
■スポット名:博物館 網走監獄
■所在地:北海道網走市字呼人1-1
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2:マイナス15度の世界を体感!「オホーツク流氷館」/ 網走市天都山
網走駅から車で10分。天都山の頂付近にある「オホーツク流氷館」は、雄大な流氷の世界を1年を通じて体感できる施設です。“天の都にいるような心地にさせるほど美しい景色”と称される「天都山」は、昭和13(1938)年に国の文化財「名勝」に指定されています。
館内は海の生物たちが展示され、視界いっぱいに海の世界が広がります。なかでも特徴的なのは「流氷体感テラス」。マイナス15℃の室内のなかで本物の流氷に触れることができるんです! 流氷のうえにはアザラシやキタキツネが展示されており、光の演出によって海の夕景や夜明け、オーロラも再現。
道産子なら誰しも一度はやったことがあるであろう『しばれ体験』も大人気! 氷点下の寒さのなかで濡れタオルを振り回すとタオルが凍りつくという体験は、北海道らしさ溢れる面白い体験です。
寒さを楽しむだけではなく、館内には「観光情報コーナー」や「ミュージアムショップ」「カフェ・ド・クリオネ」などがあり、お土産を購入したりいろいろな遊び方ができるのも嬉しいポイント。
「カフェ・ド・クリオネ」で楽しめる『流氷ソフトクリーム』はオホーツク海の塩を使った塩キャラメル味で、流氷のイメージにぴったり! 「オホーツク流氷館」での限定販売なので一度は食べておきたいですよね。
【もっと詳しく】<スポット情報>
■スポット名:オホーツク流氷館
■所在地:北海道網走市天都山244-3
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「オホーツク流氷館」に関する詳しい情報はこちら
3:オホーツクの魅力をたっぷりと詰め込んだ聖地!「道の駅 流氷街道網走」 / 網走市南3条東
オホーツク海に注ぐ網走川の河口付近に位置する「道の駅 流氷街道網走」は、オホーツク流氷観光の拠点としてにぎわう道の駅。
特産品販売コーナーでは、鮮やかなブルーが特徴の『網走ビール 流氷ドラフト』やまるで小さな流氷のような『流氷飴』など、網走やオホーツクの特産品を購入することが可能。豊富な品ぞろえで、観光客の人気を集めています。
また2階のフードコートでは、オホーツク海の景色を眺めながら食事を楽しむことができます。店内には網走でロケが行われた映画のポスターや写真などの展示が。
【もっと詳しく】「道の駅 流氷街道網走」に関する詳しい情報はこちら
もうひとつの魅力は、冬は網走流氷観光砕氷船「おーろら」で流氷を見に行けること(1月中旬~4月上旬まで。時期により運行時間は異なります)。全長45m、幅長10m、最大定員450名と大型船であるため揺れが少なく、船酔いが心配な人も安心! 真っ白の流氷や、運がよければ可愛らしい動物まで見られますよ。冬にはおすすめの体験です。
【もっと詳しく】<スポット情報>
■スポット名:道の駅 流氷街道網走
■所在地:北海道網走市南3条東4丁目5-1(道道網走港線沿い)
「流氷砕氷船おーろら」の詳しい情報はこちら
4:美しいガラス細工から目が離せない!癒しスポット「流氷硝子館」 / 網走市南4条東
網走市の中心部からほど近い、オホーツク海を臨むエリアに位置する「流氷硝子館」。
館内には、モフモフした見た目が大人気の“シマエナガ”をガラス細工にしたものや、食器類や花瓶など、普段使いできる商品など、たくさんのガラス細工が並んでいます。
「流氷硝子館」のガラス製品は、『エコピリカ』という廃蛍光灯リサイクルガラスを原料としており、地球環境に配慮しているのが特徴です。作品のモチーフになっている美しいオホーツクの自然や流氷がいつまでもここにあってほしいという願いを込めて、CO2排出を減らす取り組みを続けています。
館内奥には、「シーニック・カフェ 帽子岩」というカフェが併設されています。カフェではグラスやお皿など「流氷硝子館」の商品を使用しているとのことで、その使い心地をお試しすることもできますよ。
カフェでは、ドリンクとケーキがいただけます。ドリンクは、ソーダからコーヒー、ハーブティーまで充実したラインナップが揃っていますが、なかでもおすすめは『流氷ソーダ』。流氷というより氷山のようなアイスが突き刺さったソーダはインパクト大! 爽やかな味わいが楽しめますよ。これからの夏にぴったりなドリンクです。
カフェからはオホーツク海が眺められます。絶景の海に癒されて素敵なカフェタイムを過ごしてみてはいかがでしょうか?
【もっと詳しく】<スポット情報>
■スポット名:流氷硝子館
■所在地:北海道網走市南4条東6丁目2-1
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5:オホーツクを一望!「能取岬(のとろみさき)」 / 網走市美岬
「能取岬(のとろみさき)」はこれぞオホーツク!といった風景が広がる景勝地です。美しく壮大な草原が広がるこの地は、オールシーズンで楽しむことができるスポットで、毎年多くの観光客が訪れます。西側には能取湖と常呂町の海岸、北にはオホーツク海が広がり、東には知床連山とオホーツクのあらゆる景色が楽しめます。
網走市街からもアクセスがよく、ほかの観光スポットと合わせて巡ることも可能。オールシーズンで楽しめるオホーツクの絶景に思いっきり癒やされてみてください。
【関連記事】<スポット情報>
■スポット名:能取岬
■所在地:北海道網走市美岬
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6:オホーツクの映えスポット!「能取湖」 / 網走市卯原内
ホタテ養殖で有名な汽水湖「能取湖」の湖畔では、“サンゴ草”が一面に広がる絶景を眺めることができます。
普段は緑色をしていますが、夏から秋にかけて真っ赤に染まり、あたり一面が赤のじゅうたんに。晴れた日に見に行けば青空と赤のコントラストが美しく、網走で写真映えを狙う方にはぜひおすすめしたいスポットです。9月がもっとも紅葉する時期であるため、この季節に癒やしを求めて立ち寄るのがおすすめですよ。
【もっと詳しく】<スポット情報>
■スポット名:能取湖
■所在地:北海道網走市卯原内
「能取湖」に関する詳しい情報はこちら
7:地元グルメがギュッと詰まった!何度でも通いたい「uminoba(ウミノバ)」 / 網走市字藻琴
JR藻琴駅から徒歩15分ほどの場所にある「uminoba(ウミノバ)」。店舗の向かい側には海、裏側は電車が間近を走る最高のロケーションが魅力的なスポットです。
オホーツクの特産品がそろう同店はお土産選びにぴったり。オホーツクの素材を使ったグルメも味わえます。
店内には、興部町にある牧場「ノースプレインファーム」の『おこっぺ発酵バターケーキ』や滝上町にある「月のチーズ」の『フレッシュクリームチーズ』などのグルメから、置戸町の地域クラフトブランド「オケクラフト」の雑貨などがずらりと並びます。見応えのある品揃えで、見ているだけで楽しめること間違いなしです。
【もっと詳しく】<スポット情報>
■スポット名:uminoba(ウミノバ)
■所在地:北海道網走市字藻琴14-1
「uminoba」に関する詳しい情報はこちら
オホーツクならではの魅力が溢れる網走市。季節に合わせて違った楽しみ方ができます。今年は網走市でオホーツクの魅力を発見する旅をしてみてはいかがでしょうか。
【画像】】kiki、luiji/ PIXTA(ピクスタ)
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