北海道のおいしさがぎっしりと!創業115年を迎える懐かしの味「月寒あんぱん」
“お菓子王国”北海道。その呼び名に異存のある人は少ないでしょう。ありとあらゆるお菓子があふれています。どれもおいしくて魅力的なものばかり。
しかし! そんな王国の礎を築いた存在にして、今なお衰え知らずのお菓子をあなたは知っていますか?
今回はその代表格といっても過言ではない「月寒あんぱん本舗 株式会社ほんま」の『月寒あんぱん』をご紹介します。
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創業115年を迎える「株式会社ほんま」
「株式会社ほんま」は明治39(1906)年の創業で、今年115周年を迎える老舗です。創業以来、札幌市月寒(つきさむ)で『月寒あんぱん』を売り続けています。明治、大正、昭和、平成、令和と時代の移り変わりを経験してきた115周年、すごいですね……。
現在では、『月寒あんぱん』をはじめ、どら焼きや上和生菓子、団子や大福など、さまざまな和菓子を販売しています。
「月寒あんぱん」が生まれた背景
そもそもどのような経緯で『月寒あんぱん』は誕生したのでしょうか?
明治時代、東京であんぱんが流行っていることを聞きつけた人物がいました。それが仙台出身の大沼甚三郎(おおぬまじんざぶろう)という人物。彼は陸軍に菓子を販売していた人物で、当時月寒の地に駐屯していた帝国陸軍歩兵25連隊の連隊長と一緒に、あんこたっぷりのあんぱんを想像し、あんぱんづくりに乗り出します。
その結果生まれたのが『月寒あんぱん』です。その大沼甚三郎から作り方を教わったのが、のちに創業者となる本間与三郎。彼は太平洋戦争後に「『月寒あんぱん』の火を消してはならない」と一軒だけでその味を守り続けました。今もなお、変わらぬままのレシピが受け継がれており、まさにその当時の思いを引き継ぎ続けている証となっています。
「月寒あんぱん」と新感覚スイーツ「LUNAN」
やさしい味わいの「月寒あんぱん」
『月寒あんぱん』は月餅風のおまんじゅう。こだわりの北海道産小麦・小豆・砂糖をはじめとする素朴で安心安全な原材料を使って、昔ながらのシンプルなレシピと製法で作り上げています。やさしい味わいを生み出す秘訣といえそうです!
実は、日常生活のおともになるだけではありません。常温で90日という長い賞味期限を設けているため、保存食としても重宝される存在なのです。
「月寒あんぱん」だけじゃない!和スイーツ「LUNAN(ルナン)」
「株式会社ほんま」で作っている他の商品もちょい見せです!
『LUNAN(ルナン)』は、甘さ控えめのなめらかな餡をソフトクッキーのような生地で包んだ新感覚の和スイーツ。餡のコクを味わいながらも“軽さ”を感じられる、とても食べやすい一品です。和と洋の絶妙なハーモニーがあなたを待っています。
115周年を迎える「月寒あんぱん本舗」の想い
札幌は“スイーツの街”とも呼ばれており、洋菓子がとても充実しています。しかし、北海道産の原材料は、洋菓子よりもむしろ和菓子に使われ続けてきたといいます。小豆、小麦、砂糖などがその一例です。「月寒あんぱん本舗」は創業以来、一貫して北海道産の原材料にこだわり、続けてきました。
それは、地元の原材料で作るお菓子が一番安心安全で、おいしいからに他なりません。今回お話を伺った「株式会社ほんま」社長の本間幹英さんは、「近年は安く手に入るお菓子がたくさん出回っていますが、そういう時代だからこそ、変わらずにこだわり続けていくことがお客様への恩返しだと思ってこれからも作り続けてまいります」と想いを伝えてくださいました。
実は「月寒あんぱん本舗総本店」にほど近い高校へ通っていた筆者。すごく部活を頑張った日には、帰りに立ち寄った思い出があります。やさしい甘さに心も体も癒されました。あなたもそのやさしさに包まれてみては?
<商品情報>
■商品名:月寒あんぱん5種セット / LUNAN(ルナン)6個セット
■価格(税込):<月寒あんぱん5種セット>756円 / <LUNAN(ルナン)6個セット>900円 ※別途送料
■オンラインショップ:http://www.tsukisamu-anpan.jp/<会社情報>
■店舗(会社)名:月寒あんぱん本舗総本店(株式会社ほんま)
■住所:札幌市豊平区月寒中央通8丁目1-10 月寒中央ビル1階
■電話番号:011-851-0817
■公式HP:http://www.e-honma.co.jp/index.html