らーめん五丈原

ラーメン激戦区・すすきので25年以上!二代目店長が守り続ける老舗の味

2021.09.26

北海道では、最近朝晩はすっかり冷え込むようになってきました。肌寒い季節が来るのももう間もなくです。

寒い季節になると、あたたかいラーメンが冷えた体にじんわりと染み渡りますよね。北海道には、ラーメンの名店が多い地域ですが、なかでも札幌すすきのはラーメン激戦区として有名です。

なかでも今回は、すすきのにある老舗のラーメン店「らーめん五丈原(ごじょうげん)」について深掘りしていきます。

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豚骨スープに背脂が決め手、「らーめん五丈原(ごじょうげん)」のラーメン

「らーめん五丈原」のラーメンはすべて、豚骨スープがベースとなっています。基本のラーメンは『とんしお』『みそ』『しょうゆ』の3種類。“あっさり”と”こってり”2つの味から選ぶことができ、こってり感を楽しみたい方は背脂の追加がおすすめ。

定番は『とんしお』ですが、筆者のおすすめはこちらの『燕三条ラーメン』です。わしゃわしゃの太麺に醤油とんこつが絡んでおいしい! 玉ねぎと岩のりのトッピングがアクセントになってヤミツキです。きっと箸が止まらなくなるはず。

サイズ感にびっくり、チャーシューおにぎり

ラーメンに負けないというより、むしろ人気が高いといっても過言ではないのが、サイドメニューの『チャーシューおにぎり』です。

写真だとわかりづらいかもしれませんが、このおにぎり実はものすごくデカいんです! そして中毒性のある味わい。その味に惚れ込むお客さんは多く、お持ち帰りを頼む方やわざわざおにぎりだけを求めてくる方がいるほどです。1つ170円でお手軽な価格なうえに、小食な方はこれだけでも満足感が得られるメニューです。

老舗ならではの歴史あり!

五丈原は今年の8月20日で27周年を迎えた老舗中の老舗! 今回は「らーめん五丈原」の二代目店長、”ヒデさん”こと東英俊さんにお店をはじめたきっかけやお店の歴史についてお話を伺いました。

ヒデさん曰く、ひと昔前のすすきのにはあまりラーメン店が並んでおらず、ライバル店が多い今に比べてものすごく忙しかったそう。その忙しさは、現在は1台しか稼働していない豚骨スープの鍋が3台分フル稼働だったほどで、厨房の温度は50度を超えていたのではないかといいます。

「らーめん五丈原」をはじめた理由について尋ねてみると、「ガキの頃から親に“将来は寿司屋かラーメン屋をやるぞ”といわれており、結果その通りに進みました。1994年の開店当時、札幌のラーメン屋さんは豚骨スープが珍しく、最初はなかなか厳しい評価でした」とのこと。今でも根強い人気を誇る「らーめん五丈原」もはじめの頃は苦労したんですね。

おいしさの秘訣を尋ねてみた

せっかくの機会なのでおいしさの秘訣も尋ねてみました。すると「当たり前のことを当たり前にする。これが一番難しいことだとつくづく思います」。普段はおしゃべりなヒデさんですが、あまり多くを語らない感じですね。言葉のひとつひとつに重みを感じます。

そんなヒデさんの将来の野望を伺うと「末永くお客様に愛していただけるお店を作っていきたいです」とお客様ファーストな想いも伺えました。

これからも「らーめん五丈原」のラーメンをずっと食べ続けたいので、ヒデさん頑張ってください!

「らーめん五丈原」では、筆者も住んでいる「北海道大学恵迪寮」の寮生がアルバイトとしてお店を盛り上げるお手伝いをしています。ヒデさんと仲良しな寮生もたくさんいるんですよ。

こちらの写真は、「コンサドーレ札幌」のチャナティップ選手が訪れた際のサイン。コンサドーレの選手にもたくさん「らーめん五丈原」に来てほしいですね!

 

老舗ラーメン店「らーめん五丈原」。道産子なら知っている方も多いはず。店長のヒデさんの情熱がこもった豚骨ベースのラーメンは絶品です。訪れた際は、『チャーシューおにぎり』も忘れずに!

<店舗情報>
■店舗名:らーめん五丈原
■住所:札幌市中央区南7条西8丁目1024-24
■電話番号:011-561-3656
■営業時間:11~翌3時(2021年9月現在、時短要請中につき11~20時)
■公式HP:http://www.gojougen.com/

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