利尻富士町まるわかり情報【観光・グルメ】
利尻富士(りしりふじ)町は、北海道の最北端から西の日本海に浮かぶ利尻島(離島)に位置する町です。利尻島の東半分を占め、漁業と観光業を基幹産業としています。日本百名山に選ばれた『利尻山』を有する町でもあります。
利尻富士の基本情報
所在地
北海道宗谷総合振興局に属する町です。利尻町に隣接しています。
面積
105.61km2
人口
2,378人・1,258世帯*
*令和3年4月末現在
由来
利尻島の名称は、アイヌ語で高い島を意味する「リイシリ」に由来する。
利尻富士町へのアクセス
利尻富士町は離島にあるため、海や空からアクセスします。
<札幌からのアクセス>
札幌市から稚内フェリーターミナルまで車やバスでおよそ6時間。フェリーに乗り換えて鴛泊(おしどまり)フェリーターミナルまで約1時間40分です。
飛行機をご利用の場合は、札幌市から「札幌飛行場(丘珠空港)」まで車で20分程度。「丘珠空港」から「利尻空港」まで約50分です。
<道外からのアクセス>
飛行機で「札幌飛行場(丘珠空港)」または、6月から9月までの期間に季節運行がある「新千歳空港」へ。「丘珠空港」から「利尻空港」まで約50分。「新千歳空港」から「利尻空港」も約50分です。
利尻富士町の気候*
周囲を海に囲まれているため寒暖差が少なく、北海道北部のなかでも比較的過ごしやすい地域です。2020年の平均気温は7.5℃。
<春>
年間を通して降水量が最も少なく、良い天気が多い季節です。
<夏>
盛夏で日中の平均気温が19℃前後と、あまり暑くならない特徴があります。
30℃をこえる日はまれで、最高気温は29.7℃(2020年)です。
<秋>
気圧の変化や寒冷前線の影響で、降水量が多くなります。
<冬>
最低気温は-12.5℃(2020年)ですが、厳冬でも-10℃を下回る日が少ないでしょう。道内北部のなかでは冷え込みが低いほうです。年間の積雪量は1.5m。
* 参考地点:本泊
利尻富士町のグルメ
利尻富士町の特産品は全国的に有名な『利尻昆布』です。上質な出汁昆布として知られており、全国の高級料亭でも使われています。お土産の『花折昆布』、『早煮昆布』、『とろろ昆布』、『昆布ラーメン』は観光客に人気です。
また、美味しい利尻昆布を食べて育った甘みのあるぜいたくなウニは、町内の飲食店で食べることができます。
利尻富士町の観光
利尻富士町には展望台が2つあります。1つは『夕日ヶ丘展望台』で、夕日がとても奇麗に見える場所です。タイミングによっては大自然のなかに沈みゆく壮大な景色を楽しめます。もう1つは『ペシ岬展望台』。遊歩道を登ると利尻山や大海原を一望でき、美しい景観が広がります。
イベント
・北見神社・利尻山神社例大祭(6~7月)
・みなとビアガーデン(7月)
・北海島まつり(鬼脇会場・鴛泊会場)(7月・8月)
・りしり寒歓まつり(2月)
利尻富士町の周辺情報
利尻富士町に隣接する自治体の情報はこちら
・利尻町
大自然に包まれた利尻富士町は、上質な特産品や大自然を体感できる展望台など観光地としておすすすめの町です。
【参考】利尻富士町、利尻富士町観光協会、本泊 2020年(月ごとの値) / 気象庁、Google マップ
【画像】rujin、bj_sozai、keikok / PIXTA(ピクスタ)