えりも町まるわかり情報【観光・グルメ】
えりも町は北海道の道南端に位置しています。豊かな水産資源をいかして漁業を基幹産業としており、海産物が豊富な町です。また、国内屈指の強風地帯として“風極の地”と呼ばれています。観光名所として全国に有名な「襟裳(えりも)岬」は歌の歌詞にも使われることがあり、多くの観光客が訪れます。
えりも町の基本情報
所在地
北海道日高振興局に属する町です。様似町と広尾町に隣接しています。
面積
283.93km2
人口
4,511人・2,112世帯*
*令和3年2月末現在
由来
アイヌ語で「エンルム」、突き出た頭の意味です。これが転訛して「エリモ」になったと考えられています。
引用:北海道えりも町
えりも町へのアクセス
えりも町にはJR駅がないので車やレンタカー、バスでアクセスします。
<札幌からのアクセス>
札幌市内から高速道路を走ると車で約4時間です。
高速バス『高速えりも号』は札幌駅からえりも町まで4時間程度です。「大谷地バスターミナル」からえりも町までは約3時間30分です。
<道外からのアクセス>
飛行機は「新千歳空港」または「とかち帯広空港」がおすすめです。
「新千歳空港」からえりも町まで車で3時間程度、「とかち帯広空港」からは車で約2時間です。
えりも町の気候
春と夏に濃霧が発生しやすい地域であり、最高平均気温は24.6℃です。
<夏>
夏は海洋性気候の傾向にあり、北海道内で一番涼しいとされています。
最高気温は26.7℃(2020年)です。
<冬>
冬は北西の季節風が強まりますが、降雪量はとても少ない地域です。
最低気温は-10.8℃(2020年)です。
えりも町のグルメ
えりも町の特産品はサケとコンブ、ウニなどがあります。
サケをコンブで巻いた『えりも巻』は、えりものおいしさが凝縮されており、お土産として定評があります。
また町内の飲食店では、えりもでとれた海の幸を堪能できます。『うに・つぶ・ぼたんえび丼』や『ツブラーメン』はここでしか食べられないとてもぜいたくな逸品!
えりも町の観光
風の強いえりも町には『風の館』という、風について体験しながら学ぶことができる施設があります。周囲の景観や植生と共存できるように、地下に埋もれるようなつくりとなっており、施設の形がカルマン渦(風の渦)をシンボルにイメージされるなど、特徴的なのも見どころの一つ。
「襟裳岬」から見える太平洋には、2km沖まで続く岩礁地帯があり神秘的な景色に出会えます。
イベント
・えりも うに祭り(4月)
・えりもの灯台まつり(8月)
・えりも海と山の幸フェスティバル(10月)
えりも町の周辺情報
えりも町に隣接する自治体の情報はこちら
・様似町
・広尾町
水産資源に恵まれ海産物が豊富なえりも町は、観光名所もある魅力的な町です。
【参考】北海道えりも町 風の町「えりも」観光ナビ 気象庁
【画像】MakiEni、rogue 、ttn3 / PIXTA(ピクスタ)