圧巻の流氷を間近で!一生に一度は行きたい「流氷クルージング」3選
冬の北海道の風物詩、“流氷”。北海道には、圧巻の流氷を間近で見られる迫力満点の“流氷クルージング”が勢ぞろいなんです。
そこで今回は、一生に一度は行きたい“流氷クルージング”をご紹介します。太陽の光を楽しんだり、かわいい動物たちを眺めたりと、楽しいコンテンツが盛りだくさん。ぜひ冬の北海道ならではの船の“流氷の旅”を楽しんでみて!
1:流氷観光砕氷船「おーろら」 / 網走
北緯44度に位置する網走では、極寒のアムール川に現われ、やがて白い大地となって南下する流氷の衝撃的なまでの眩しさを、流氷観光砕氷船『おーろら』に乗って堪能することができます。
中国とロシアの国境を流れる極東最大の大河アムール川からオホーツク海へと注ぐ淡水は、氷結すると、南下するにつれて大きく成長していきます。
流氷を観光する季節に合わせて、さまざまな野生の動物たちも顔を見せます。流氷とともにやってくる流氷の天使クリオネをはじめ、アザラシなどの海獣類や鳥類などが、流氷の上でたたずむ姿を見ることができますよ。
美しく凍る淡水のみならず、かわいい野生の動物たちの姿を観ることができるのもうれしいですね。
<プラン概要>
■運行期間:1月9日~4月3日までの毎日運航
■乗船所:〒093-0003 北海道網走市南3条東4丁目5-1
■料金:おとな 3,500円(税込)、小学生 1,750円(税込)※中学生以上はおとな料金、幼児は無料です。
※1月9日~1月19日までは大人2,700円 小人1,350円 の特別料金となります。<会社概要>
■会社名:道東観光開発(株)
■所在地:〒093-0003 北海道網走市南3条東4丁目5の1 道の駅(流氷街道)
■TEL:(0152)43-6000
■HP:https://www.ms-aurora.com/abashiri
2:「ガリンコ号 Ⅲ IMERU・ガリンコ号II 」/ 紋別
紋別を泳ぐ砕氷観光船『ガリンコ号』。1987年2月1日に運航を始めた『初代ガリンコ号』から、『ガリンコ号Ⅲ IMERU・ガリンコ号II』へと引き継がれてきた由緒ある観光船です。総トン数は150トン、収容旅客数は195名にまでおよぶ豪華客船です。
2階の展望スペースからは、オホーツクの風を感じつつ、冬ならではの流氷観光を楽しむことができますよ。1日4~5便運航しているので、事前に予約をして参加してみてくださいね。
<プラン詳細>
ガリンコ号Ⅲ IMERU
■料金:流氷あり 大人3,500円、子ども1,750円
■所要時間:約1時間ガリンコ号II
■料金:流氷あり 大人3,000円、子ども1,500円
■所要時間:約1時間
※完全予約制
※出港日、出港便等は変更となる場合がございます。
※予約された方が10名様以上での運航となります。
※所要時間は、1時間となっておりますが、流氷帯まで到達できない場合もあります。
※流氷が航路上にない場合は運航時間を短縮しての運航となります。<会社詳細>
■会社名:オホーツク・ガリンコタワー株式会社
■所在地:〒094-0031 北海道紋別市海洋公園1番地
■TEL:0158-24-8000
■HP:https://o-tower.co.jp/
3:「根室海峡クルーズ」/ 羅臼
国後島と知床半島に挟まれた根室海峡では、天候が良いと島がとても近くに見え、広がる景観を思いっきり楽しむことができますよ。国後島から昇る日光が流氷を照らす絶景には、思わず息をのんでしまうはず。
冬の羅臼をクルーズするときに見ておきたい光景が、流氷の上を舞うワシのシルエット。天候が変わると、風や潮の影響で流氷がなくなってしまうなか、流氷帯を餌場とするワシを見られるかどうかは、天候の良さにかかっています。“国後島”、“流氷”、そして“ワシ”が揃った光景は、短い冬のシーズンのなかでもとくに貴重なワンシーン。
波が立ちにくく、とても穏やかな根室海峡は、船酔いしやすいという方にもおすすめですよ。カメラを楽しむ『撮影コース』と景色を楽しむ『観光コース』と、プランが2つに分かれているので、ぜひ目的に合わせて遊びに行ってみて。
<コース概要>
撮影コース(撮影目的の方が対象)
■出港時刻:① 5:00 ② 9:00
■料金:大人 8,800円(+2,200円/一眼レフカメラ持ち)、小学生 4,400円(+1,100円/一眼レフカメラ持ち)
■所要時間:約2時間30分
■運航期間:2/1〜3月中旬観光コース (観光目的の方が対象)
■出港時刻:① 9:00 ② 13:00
■料金:大人 4,400円、小学生 2,200円
■所要時間:約1時間
■運航期間:1/25〜3月中旬<会社概要>
■会社名: ゴジラ岩観光
■所在地:〒086-1833 北海道目梨郡羅臼町本町30-2
■TEL:0153-85-7575
■HP:https://kamuiwakka.jp/ryuhyocruising
冬の北海道ならではの“流氷クルージング”。ぜひ一生の思い出に残るクルージングの旅に出かけてみて!
【参考】
冬の醍醐味・流氷観光/ 流氷観光砕氷船おーろら
根室海峡クルーズ / ゴジラ岩観光
ガリンコ号 Ⅲ IMERU・ガリンコ号II / オホーツク・ガリンコタワー株式会社
【画像】
trikehawks、sakakku、windybear、Jun-Ju、石川敏之 / PIXTA(ピクスタ)