いつまでもいられる…癒やしの時を楽しむ喫茶店【札幌市】
札幌市中央区は古くから大通公園や植物園などの豊かな自然に恵まれています。
そんな大通公園とは少し離れた場所にある『ミニ大通公園』のすぐそばに店を構えるのは『Cafe倫敦館』。今回は1976年創業の古き良き喫茶店を紹介します。
アンティーク家具に囲まれる喫茶店
地下鉄東西線西11丁目駅より徒歩約10分、ミニ大通公園のすぐそばに店を構える『Cafe倫敦館(ろんどんかん)』。
オーナーの菊地さんがお店を開くにあたり、イギリスのロンドンまでアンティーク家具を買い付けに行ったことが、名前の由来となっています。
店内には、現在も利用されている大正11年製のレジスターや、ヨーロピアンアンティーク家具が配され、中央にある螺旋階段で自然と2階へと誘われます。
訪れるたびに、「今日はどの席に座ろうか」と、迷いながらも嬉しい思案にくれるような店内です。
ふっくら&ジューシーな「チキンソテーパプリカ風味(バターライス添え)コーヒー付き」(1,300円)
モーニングや充実したランチメニューが並ぶ中、人気なのは下味を付けた鶏肉をパプリカパウダーで仕上げた『チキンソテーパプリカ風味(バターライス添え)コーヒー付き』(1,300円)。
ふっくらと柔らかく、とてもジューシーな味わいが口の中いっぱいに広がります。肉も野菜も国産の材料を中心に作られているそう。ボリュームもあり、このチキンソテーの美味しさを求めて何度も通いたくなる満足な一品です。
深煎りのオリジナルブレンド
コーヒーは丁寧にハンドドリップされた深煎りのオリジナルブレンド。カップソーサーには『倫敦館』のロゴが入っています。コーヒーの苦みを優しく感じつつも、酸味をあまり感じないマイルドな味わいと香りにホッと安らぎます。
カフェタイムに人気の「ジェラートアルカフェ」(850円)
カフェタイムに人気の『ジェラートアルカフェ』(850円)は、アイスクリームにコーヒーを注ぐデザート。夏から秋にかけて特におすすめの一品です。冷たいバニラアイスに熱いエスプレッソコーヒーを注ぎ、甘くて少し苦味のある大人な味わいはクセになりそう。
店内にはJAZZの音色が穏やかに響き、静かで落ち着いた時間がゆっくりと流れており、訪れた人が思い思いの時間を過ごすことができる喫茶店ですよ。
「Cafe倫敦館」の詳細情報
Cafe倫敦館
住所:北海道札幌市中央区北4条西11丁目75
電話番号:011-271-7730
営業時間:9:00~21:00(L.O.20:00)※ランチ11:30~14:00
定休日:なし
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ライターのひとこと
ゆっくりと時が流れる『Cafe倫敦館』。
アンティークに囲まれて寛ぐ最高のひとときを過ごしてみてくださいね。
取材・撮影/丸井 緑子
※この記事は取材時点の情報です。最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。
※文中の価格はすべて税込みです。