積丹ジン

カレーにもお寿司にも合う!? 「森に包まれるお酒」の楽しみ方

『北海道Likers』がお届けする新ラジオ番組『北海道Likers Voice〜北海道をもっと好きになるラジオ〜』。

「北海道でいちばん聴かれているラジオ局」として支持される『株式会社STVラジオ』と連携し、毎週土曜22:15〜22:30に放送。北海道を盛り上げている人や次のトレンドを創る人(=ライカーズ)をゲストに迎え、あふれる北海道愛を声(=Voice)で伝えます。

今回は2023年11月11日の放送回をご紹介します!

メインパーソナリティー

田村みなみさん(以下、田村さん):『株式会社STVラジオ』
柳澤美空(以下、柳澤):『北海道Likers』プロデューサー

今回のゲスト

岩井宏文さん(以下、岩井さん):積丹の魂(スピリット)を引き継ぎ、未来へ向けて挑戦し続ける積丹町の「株式会社 積丹スピリット」代表取締役。

「世界を旅する」ジンの楽しみ方

今回の“ライカーズキーワード”は前回に引き続き「ジン」。積丹の魂(スピリット)を引き継ぎ、未来へ向けて挑戦し続ける積丹町の「株式会社 積丹スピリット」代表取締役・岩井宏文さんをゲストに招き、ジンの楽しみ方を語っていただきました。

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前回の放送内容はこちら

 

柳澤:実はいま私たちの目の前に“積丹ジン”が用意されています。ちょっと飲んでしまっても良いでしょうか?

岩井さん:もちろんです(笑)

田村さん:先週、いろいろな想いや経緯を伺いました。瓶がとてもおしゃれでインテリアにもなりそうですが、飾っているだけではもったいないということで……(笑)

岩井さん:飲みながらいきましょう!

田村さん:この、氷とグラスが当たる音もいいなと。テンションが上がる音ですね。それでは乾杯しましょうか。

岩井さん:森を飲むジンです。乾杯!

田村さん・柳澤:乾杯!

田村さん:うわあ~。

岩井さん:森の中を散歩しているような感じじゃないですか。

柳澤:森に包まれているようです。一口飲む前から飲んだ後まで、すごく良い香りが漂いますね。

岩井さん:これはアカエゾマツの新芽の香りなんですよ。春の森の中の香りです。

柳澤:積丹で採れたアカエゾマツの香りを入れているんですね。

岩井さん:アカエゾマツの新芽を乾燥させると森の香りと柑橘の香りになるんです。北海道にはほとんど柑橘がないですが、アカエゾマツが両方を表現してくれるのです。

100mlの小さなボトルをポッケに入れて山に登り、飲みながら森を感じるということをされる方々もいます。

田村さん:おしゃれ!

柳澤:蓋も2段階構造ですね。

田村さん:香水の瓶のようにとてもおしゃれですが、香りも味もおしゃれ。本当に森林の中で深呼吸しているようです。

柳澤:私はいま『KIBOU』のソーダ割りをいただいているのですが、ほんのりピンク色で、良い香りがして美味しいです。おすすめの飲み方はありますか?

岩井さん:僕はジンに水を少しずつ注ぎ、アカエゾマツの清涼感を楽しむという飲み方が1番好きですね。「もうちょっと薄めて飲みたい」という方、「シュワシュワ感とともに飲みたい」という方は、やはりソーダで割っていただくのがおすすめです。

1番美味しいといわれているのは、ソーダとトニックウォーターを半々で割っていただく“ジンソニック”です。

柳澤:ジントニックというイメージはありますが、ジンソニックは知らなかったです。

田村さん:味わいもガラッと変わりますか?

岩井さん:変わります。いろいろな飲み方を試せるのがジンの面白さなので、「どの飲み方が1番いいですか?」と言われたときは「1回みんな試してみたらどうかな?」と答えますね。

あとは、ハーブティーで割るのも良いです。ものすごく合います。

柳澤:初めて聞きました。

岩井さん:そもそも『KIBOU』という森の香りのジンの中にはハーブが8種類入っていますからね。ぜひハーブティーで割って飲んでみてください。

田村さん:香りはケンカしないのですか?

岩井さん:『KIBOU』はかなり香りを吸収できるのでケンカはしませんね。お好きなハーブティーにこのジンを注いでみてください。夜中に癒しの時間を過ごせますよ。

柳澤:なんと贅沢な……!

田村さん:夜のプライベート時間がとても充実しそうです。お料理では、どんなものに合いますか?

岩井さん:料理に合わせるときはあまり濃くせず、ソーダ割りなどで薄めでいただくのが良いと思います。

合わせる料理のキーワードとして出すのは、“スパイス感”です。代表的なものだと、カレーやスパイスがかかっているお肉料理といったものと合わせていただくと、非常に親和性が高いですね。あとは、脂を流してくれる感じがあるので、お寿司とも合います。

柳澤:お寿司は意外ですね。

岩井さん:お寿司を食べて口の中に脂が残っているとき、ガリを食べてリセットしますよね。ジンを飲むのもその感覚です。いまお寿司屋さんで出していただいているところが結構あります。

柳澤:それこそ先週、(ジンは)世界で1番飲まれているお酒だというお話もあったので、海外の方からしたら日本の寿司と一緒に日本の植物を使ったジンを楽しめるのは、とても魅力的ですよね。

田村さん:岩井さんご自身、初めてこれを飲んだときはどんなお気持ちでしたか?

岩井さん:非常に美味しかったです。僕はもともと、あまりジンを飲みませんでした。

バーテンダーさんに入ってもらい、ブレンドの会議を何度もしたのですが、最終的にできあがったブレンドを飲んだときは本当に「これだ!」と思いました。

『KIBOU』はそのような終着点を見たお酒なので、我々の“フラッグシップジン”ですね。

柳澤:「株式会社 積丹スピリット」として今後どのような展望を考えていらっしゃいますか?

岩井さん:会社としてどうというよりも、“みなさんに、ジンに馴染んでいただく、飲んでいただく文化”を作っていくことが大事かなと思っています。

積丹町の「岬の湯しゃこたん」に宿泊施設が完成するので、そこで『世界のジンを旅する会』のようなイベントを催し、我々のジンも含めて、みなさんに500種類くらい飲んでいただく……。そういうことをしたいですね。

田村さん・柳澤:500種類、すごい!

岩井さん:積丹で世界のジンを旅する。最高だと思います。

柳澤:それこそジンには地域ならではの特色が詰まっているので、旅をする感覚で楽しめますね。

岩井さん:ヨーロッパもアジアもアフリカも全部旅ができます。

田村さん:世界共通酒として積丹から発信されると思うと嬉しくなりますね。ますます北海道の可能性が楽しみになりました。

柳澤:我々も『北海道Likers』を通じて、今後も積丹のジンや町の魅力を発信していきたいと思っています。

田村さん:今夜は、積丹町の「株式会社 積丹スピリット」代表・岩井宏文さんとトークしました。岩井さん、ありがとうございました。

岩井さん:ありがとうございました!

ゲストからのコメント !岩井宏文さんより

Q. あなたの北海道“LIKE”は?

A. 北海道の冬近いの晴れの早朝、ピンと張りつめた空気が好きです。風が吹いて針葉樹の香りが漂う空気はやめられません。

Q. ラジオに出てみての感想や伝えたいメッセージがあればお願いいたします!

A. 今回は明るいお二人に助けられてお話しできましたが、ラジオ出演は緊張しますね。

みなさんの北海道ライフを少しでも楽しくするお仕事ができれば、という思いが強くなりました。

 

『北海道Likers Voice〜北海道をもっと好きになるラジオ〜』は、『STVラジオPodcast』でも聴くことができます。次回分の公開もお楽しみに!

【画像】株式会社STVラジオ、株式会社 積丹スピリット