ジビエも「マッチングアプリ」を使う時代!? 注目サービスの仕掛人

『北海道Likers』がお届けする新ラジオ番組『北海道Likers Voice〜北海道をもっと好きになるラジオ〜』。

「北海道でいちばん聴かれているラジオ局」として支持される『株式会社STVラジオ』と連携し、毎週土曜22:15〜22:30に放送。北海道を盛り上げている人や次のトレンドを創る人(=ライカーズ)をゲストに迎え、あふれる北海道愛を声(=Voice)で伝えます。

今回は2023年10月21日の放送回をご紹介します!

メインパーソナリティー

田村みなみさん(以下、田村さん):『株式会社STVラジオ』
柳澤美空(以下、柳澤):『北海道Likers』プロデューサー

今回のゲスト

高野沙月さん(以下、高野さん):アプリを使ってハンターと飲食店を繋ぐ上士幌町の「株式会社Fant(ファント)」代表。高野さん自身もハンター。東京でデザイナーとして活躍していたキャリアを辞してジビエに身を投じる。

ジビエの魅力とは

今回の“ライカーズキーワード”は「ジビエ」。最近聞くことが増えた言葉ですよね。実際に食べる機会はあまりない方も多いかと思いますが、北海道でもっと身近な食材にしようと立ち上がった女性がいます。アプリを使ってハンターと料理人を繋ぐ、上士幌町の「株式会社Fant」代表・高野沙月さんをゲストに招き、ジビエの魅力を語っていただきました。

柳澤:「ハンターと飲食店を繋ぐ」というのは具体的にどういったことをしているのでしょうか?

高野さん:当社のウェブのプラットフォーム「Fant」を使ってジビエを購入したい飲食店の方とジビエを捕獲しているハンターの方をマッチングし、飲食店の需要とハンターの供給を繋いでいます。

株式会社Fantのホームページ 出典: 株式会社Fant

田村さん:ジビエ業界でも、こういったマッチングツールがあるということですが、頻繁にこのアプリは動いているんですか。

高野さん:今は猟期なので、結構頻繁にご活用いただいています。

田村さん:猟期というのがあるんですね。

高野さん:私が住んでいる十勝の上士幌町では、10月21日からエゾシカの猟期になります。

田村さん:まさに今撃っているハンターさんもいらっしゃるということですね!

高野さん:そうですね。たくさんいらっしゃると思います。

アイキャッチ 高野さん

高野さん 出典: 株式会社Fant

柳澤:高野さんはどうですか?

高野さん:私も行きたいのですが、会社を立ち上げてから会社の仕事が忙しくて……。最近はなかなか山に行けていないんですよね。

田村さん:大体どれぐらいのハンターやお店が登録しているのでしょうか?

高野さん:当社のプラットフォームには全国から1,700人ぐらいのハンターさんに登録いただいています。

田村さん:1,700人! ハンターさんはそんなにいらっしゃるんですね。

高野さん:飲食店さんは約150店舗の方に登録いただいています。

柳澤:最近だとジビエを使う飲食店数も増えている傾向にあるのでしょうか。

高野さん:やっぱり都会の飲食店は多いですね。札幌もそうですし、東京や大阪あたりですかね。

柳澤:それだけ都会でもジビエに対する注目度が高まっているということですね。

田村さん:私はジビエ料理を食べる機会があまりなくて……。野生のお肉と聞くと「臭みがあるのかな」と思ったり、どんな料理なのか想像がつかなくて遠い存在になっているような感じがします。そんな方はいらっしゃいますか?

高野さん:そうですね。今でこそカジュアルに食べられるようになってきたジビエですけど、まだまだそういった方が多くいらっしゃると思うので、普及が今後も大切になっていくかなと思います。

柳澤:高野さんがジビエをお仕事にされたきっかけは何ですか。

高野さん:私は大学と就職で東京に暮らしていたんですけど、たまたま東京でジビエ料理を食べて、それがすごく美味しかったんです。それで感動して、お店の中をふと見たら、銃のレプリカが飾ってありました。それを見たときに「これを持てばジビエ食べ放題なんだ」と思ったんです。

田村さん:確かにそうですけど、その発想がすごいですよね(笑)

高野さん:その後、すぐに銃の所持許可や狩猟免許の取り方を調べて、すぐに免許も取りました。それでやっとハンターになれたと思ったんですけど、東京はあまり狩猟できるところがないんですよね。そこで地元である北海道に戻ってハンターになろうと思いました。

田村さん:行動力がすごいですよね。

田村さん:デザイナーとして活躍されていた生活をやめて、北海道、十勝に戻ってくる決意をさせたほどのジビエの魅力とは何でしょうか?

蝦夷鹿の生ハムサンドイッチ 出典: 株式会社Fant

高野さん:私が思うに、ジビエの魅力は“均一ではない”というところだと思います。どういうことかというと、家畜のお肉はいつも均一でリーズナブルでいつでも手に入るのが魅力だと思うんですけど、ジビエは全くその逆で、いつも同じ品質とは限らないし、いつでも獲れるとは限らない。それがジビエの魅力だと思っています。なので、食べるときは一期一会だと思っています。

田村さん:まさに東京で食べられたジビエも高野さんとの一期一会だったということですよね。

柳澤:これまで高野さんはどれぐらい動物を撃ってきたんですか?

高野さん:私も8年目くらいなので、数は数えてないんですけど……。

柳澤:たくさんということですよね。

田村さん:最近はクマのニュースが相次いでいますが、エゾシカが増えすぎて農作物に被害をもたらすことも問題になっていると思います。ジビエが注目されていることと関係はあるのでしょうか。

高野さん:そうですね、関係はあると思います。まずは前提として、“共存すること”が大切だと思いますが、現実としては野生動物が増えすぎ、私たちの暮らす街中にも出てきてしまっている状況です。やはり「適切な数を捕獲してみんなで大切に食べていこう」ということが必要になってくるのかなと考えています。

田村さん:すごく興味深いです。私のようなジビエ未経験者が一歩踏み出したくなるようなジビエの楽しみ方を、来週詳しく教えていただいてもよろしいでしょうか。

高野さん:はい!

柳澤:楽しみですね。

ゲストからコメント!高野沙月さんより

Q. あなたの北海道“LIKE”は?

A. “大自然とハイテクの調和”。「ナイタイ高原牧場」や熱気球など豊かな自然を楽しめる一方で、自動運転バスやドローンによる配送など新しい技術が生活に溶け込んでいるところです。

Q. ラジオに出てみての感想や伝えたいメッセージがあればお願いいたします!

A. ジビエをまだ味わったことがない人にも、これからジビエの魅力を知っていただけるように今後も「株式会社Fant」の取り組みを続けていきます!

 

『北海道Likers Voice〜北海道をもっと好きになるラジオ〜』は、『STVラジオPodcast』でも聴くことができます。次回分の公開もお楽しみに!

【画像】株式会社Fant、株式会社STVラジオ

⇒こんな記事も読まれています
【PR】 「母の影響で馬の虜になった」神戸からやってきて奮闘中!ばん馬の新人獣医師・柴田さんが描く未来

【連載】意外とハマるかも…?北海道マンホール特集
一生に一度は見てみたい!神秘的な北海道の絶景

LINE友だち追加