運営メンバーとゲストさん

道東観光の拠点、ワーケーションにも…自然に囲まれた「人と地域を繋げるゲストハウス」(弟子屈)

みなさんはゲストハウスに泊まった経験がありますか? ゲストハウスとは、一人旅のバックパッカーなどがよく利用する素泊まり宿のことです。ドミトリータイプとも呼ばれる相部屋形式が多く、宿泊者同士で交流しやすいのも特徴。

今回は弟子屈町にある、2022年4月にリニューアルオープンしたゲストハウス『TESHIKAGA HOSTEL MISATO』へ取材に伺いました。

道東観光の拠点やワーケーションで利用できる「TESHIKAGA HOSTEL MISATO」

『TESHIKAGA HOSTEL MISATO』はJR摩周駅から車で約5分の場所にあります。釧路空港からは車で約1時間10分、女満別空港・中標津空港からは約1時間と空港からのアクセスもばっちり。道東周辺の観光拠点としても便利な場所です。

今回利用したのは1名利用ができる6畳の和室。

洋室の様子 出典: TESHIKAGA HOSTEL MISATO

ほかに少し広めの8畳の和室や洋室、相部屋形式のドミトリールームもあります。お部屋にはパジャマや浴衣の備え付けがないので、必要な方は持参してくださいね。

ワーケーションでも利用できるよう、客室内にはデスクと電源が完備。もちろん、Wi-Fiも使うことができます。

仕事に集中したいときやWeb会議をするときなど、自由に利用できる便利な個室もあります。

こちらは宿泊者が利用できる共用リビング。飲食可能で、宿泊者同士の交流の場でもあります。大型モニターもあるので、複数人で仕事をするのにも便利ですよ。

充実の設備で中長期滞在も安心!

ゲストハウス内にあるお茶やコーヒー、電子レンジ、トースターは、24時間無料で利用することができます。中長期滞在をするときには、とくにありがたいですよね。

立派なキッチンもあるので、食材を持ち込んで料理をすることもできます。

炊飯器もあるので、お米が食べたくなったときはご飯を炊いて食べられますよ。

自由に使うことのできる調味料や食器も揃っているので、ご自身で準備するのは食材だけで大丈夫。

宿から車で10分圏内にはスーパー、コンビニ、ドラッグストアがあります。ゲストハウス内には宿泊者用の冷蔵庫があるので、購入した魚介類やお肉の保管も心配いりません。

「外へ買いに行くのは面倒だな……」という場合も大丈夫! ゲストハウス内ではレトルトやインスタント食品も販売されていますよ。まさに至れり尽くせり。

お風呂はシャワーのみですが、24時間利用可能。浴室内にはシャンプーやリンス、ボディソープが準備されています。バスタオルやフェイスタオルは有料でレンタルできますよ。

共用の洗面所には、ドライヤーとハンドソープを完備。歯ブラシは、有料で販売されています。

洗濯機も無料で使うことができます。長期滞在でも服が洗えるので安心ですね(洗剤は有料で販売。乾燥機はないので部屋干しになります)。

ゲストハウスから車で約3分・徒歩約17分の場所には日帰り温泉『ビラオの湯』があります。お湯につかりたい方は、ぜひ行ってみてくださいね(入浴料400円)。

宿泊者同士や地元民との交流も楽しめる施設

運営マネージャーの徳永さんにお話を伺いました。

徳永さんは茨城県のご出身。東京でシェアハウスマネージャーや民泊運営などを経験し、現在は『北国からの贈り物株式会社』の旅行事業部『北国トラベル』でコンシェルジュデスクを担当しながら、ゲストハウスの運営マネージャーをされています。

(過去のご経験や経歴については、弟子屈町の持続可能な地域社会の実現を目指す団体『てしかがスタイル』のnoteに詳しくまとめられていますので、ぜひご覧ください)

シェアハウス

出典: 徳永かおりさんご提供

「以前運営していたシェアハウスでは民泊もしていて。韓国の映画プロデューサーなど、いろいろな方が泊まりに来られてとても楽しかったです。ゲストが地元のお土産を持ち寄って、パーティーをすることもありました」と徳永さん。

そんな徳永さんの過去の経験があってか、『TESHIKAGA HOSTEL MISATO』の宿泊者共用リビングでも、ときどき宿泊者や地元の人を交えてパーティーが開かれています。

「観光客と地元民、移住者が交流できる場づくりができれば」と徳永さんは話します。

パーティーだけでなく、フリーマーケットやポーカー、ボードゲーム大会などのイベントも開催されているのだとか。

「弟子屈は自然が豊かで魅力的な場所で、魅力的な人も集まってきます。やる気があればなんでもできるので、チャレンジしたい人たちを応援したいです」と徳永さんは話します。

総務省の『ふるさとワーキングホリデー』や住み込みのプロボノ*スタッフを受け入れ、中長期滞在の移住体験施設としての役割も担っている『TESHIKAGA HOSTEL MISATO』。宿泊施設の枠にとらわれず、荷物預かりや法人登記、滞在サポートのサービスも新しく始めました。

「持続可能な施設運営を目指しています。情報発信しているInstagramからも、“楽しそう”・“行ってみたい”と思ってもらえれば」と徳永さん。『TESHIKAGA HOSTEL MISATO』の公式Instagramのほか、『てしかがスタイル』のアカウントでも情報発信されています。

 

徳永さん曰く、弟子屈は人口7,000人ほどの小さな町ながら、必要なものがコンパクトにまとまっていて不便を感じることはないそう。町内の川湯温泉地区に星野リゾートの進出が決まり、これからどんどん面白くなっていきそうな弟子屈町。

みなさんもぜひ弟子屈町を訪れ「TESHIKAGA HOSTEL MISATO」に泊まってみてください。人と自然の魅力にはまってしまうこと間違いなしです。

*プロボノ・・・社会的・公共的な目的のために、職業上のスキルや経験を活かして取り組む社会貢献活動。

<施設情報>
■TESHIKAGA HOSTEL MISATO
■住所:北海道川上郡弟子屈町美里2丁目11-1
■電話番号:015-486-9939
■ホームページ:https://misatohouse.com/
■Instagram:@hostel_misato@teshikaga_style

【画像】徳永かおりさん、TESHIKAGA HOSTEL MISATO

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