こんなところに絶品ラーメンが！アサヒビール園名物「ジンギスカン感のあるラーメン」とは（札幌市白石区）

朝日麦酒株式会社（現アサヒグループホールディングス）は、1949年、大日本麦酒株式会社（アサヒグループホールディングスとサッポロホールディングス株式会社の前身）の分割により設立されました。

札幌市白石区の南郷通にある「アサヒビール北海道工場」では、年間5万キロリットル以上のビールを生産しています。隣接する敷地内には2つのレストランがあり、なかでも「アサヒビール園 白石 はまなす館」は、ジンギスカンとビールの食べ飲み放題を実施するほか、ランチメニューも充実しています。今回は新名物『羊骨らーめん』の美味しさの秘密に迫りました。

地下鉄南郷7丁目駅から徒歩5分のアクセス「アサヒビール園 白石 はまなす館」

出典: 北海道Likers

「アサヒビール北海道工場」は、札幌市内唯一の大規模ビール工場。地下鉄東西線・南郷7丁目駅から徒歩約5分とアクセスも良好です。

隣接する敷地内の「アサヒビール園 白石 はまなす館」では、ジンギスカンやしゃぶしゃぶ、「アサヒビール北海道工場」製造の美味しいビールを楽しめます。巨大なジョッキのポスターと一緒に記念撮影ができるコーナーや、ビアグラスやTシャツなどのオリジナルグッズの販売もしています。

ランチメニューの充実化のために考案された「羊骨らーめん」

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往年の「♪なんてったってアサヒビール園」のCMでおなじみの「アサヒビール園」の前を通るたびに、『羊骨らーめん』ののぼりが気になって仕方がなかった筆者。豚骨や牛骨ラーメンは食べたことがありますが、『羊骨らーめん』の味は想像がつきません。

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「『羊骨らーめん』はコロナ禍に考案しました」と、料理長の千葉勝彦さんは言います。2020年から、緊急事態宣言やまん延防止措置などによって、宴会件数が激減。お酒の提供もできなくなったため、同店ではランチに力を入れることに。いくつかメニューを考えるなかで、「羊の骨で何かできないか」と思いついたのが、『羊骨らーめん』だったそう。

羊骨スープは鮮度と温度が命

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千葉さんは自らラム（仔羊）の骨を砕いて出汁を取り、試作を開始しました。羊骨を一日かけて炊き上げてスープを作り、あとの工程は普通のラーメンと同じ。チャーシューやひき肉もラムを使用しています。「獣臭くなるのではないか」と思ったそうですが、思っていた以上に癖がないスープが完成しました。

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スタッフによる試食を行ったところ、スープが冷めると脂が固まるという欠点が指摘されました。「時間が過ぎるとスープの味が変わってしまいますが、厨房には専門店のような設備はありません。それをクリアするのが難関でした」と千葉さん。試行錯誤の末に、『羊骨らーめん』がメニューに登場しました。

麺は醤油味と味噌味で使い分ける

出典: 北海道Likers

『羊骨らーめん』は醤油味と味噌味の2種類があります。

『羊骨らーめん はまなす館特製醤油らーめん』は、タレにチャーシューを煮込んだオリジナルブレンド醤油を使用。豚骨のようなガツンとした衝撃ではなく、ラムの香りがほのかに漂っています。野菜のトッピングも、ジンギスカン感を演出。麺はスープに合わせて細麺が選ばれています。

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『羊骨らーめん味噌』は、2種類の味噌と野菜を合わせたタレに、スープによく合う中太の縮れ麺が使われています。醤油味よりも少しだけコッテリ感があり、どちらも甲乙つけがたい美味しさ。いずれもオリジナリティが高く、「〇〇風」のような形容はできません。「美味しいものを作りたい」という情熱を感じる一杯です。

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現在、『羊骨らーめん』の提供は月曜～木曜は終日、金曜・土曜・日曜・祝日は14時までとのこと（年末年始、GW、お盆期間を除く）。

ほかでは味わえない『羊骨らーめん』。ビールを飲んだ後の〆のラーメンとして召し上がる方も多いそうです。ラーメン好きはもちろん、少し変わった美味しいものを食べたい方におすすめです。

「アサヒビール園 白石 はまなす館」にはさまざまな楽しさが溢れていますので、ぜひ足を運んでみてください。

＜店舗情報＞
■アサヒビール園 白石 はまなす館
■住所：北海道札幌市白石区南郷通4丁目南1-1
■電話番号：050-5461-0665
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