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完成まで3日間!毎日が特別になる「サックサクのクロワッサン専門店」(札幌市手稲区)

2023.02.18

みなさんは、何十種類ものクロワッサンを扱う、札幌市手稲区のベーカリーをご存知ですか? 今回は、バターと小麦の優しい香りがふわっと香るクロワッサン専門店「深井商店(ふかいしょうてん)」をご紹介します。

店主の深井さんにお話を伺いました。

開店から1時間で完売になることも!クロワッサン専門店「深井商店」

店前に大きな暖簾を掲げるクロワッサン専門店「深井商店」。JR星置駅から徒歩で8分ほどの場所にあります。

「深井商店」では、定番のクロワッサンから季節限定のものまで、約20種類のクロワッサンが並びます。

なんと、午前10時の開店から1時間で完売することも! 今回取材に伺ったのは午前11時でしたが、すでに全種類売り切れていました。

平均すると、開店から2〜3時間で完売することが多いとのこと。天気によって混み具合が左右するそうなので、行く前に天気予報を確認した方が良さそうですね(笑)

夫婦で作り上げた働き方

「深井商店」は、ご夫妻が従業員を雇わずに2人で経営しています。夫の深井さんがクロワッサン製造、奥様が事務的なことと業務を分担しているのだそう。

「もともとベーカリーショップに勤めていましたが、小麦アレルギーになってしまったことをきっかけにパン業界から退くことを考えました。そんなとき、妻から”私たちのペースでやろう”と提案があったんです。その提案をきっかけに、パンの中でも好きなクロワッサンを専門店として扱うことになりました」

深井夫妻が寄り添って営業している店内は、優しい笑い声と笑顔で包まれていました。

地元に密着したベーカリーに

手稲という、札幌の中心地から離れた地でクロワッサン専門店を営業するうえで、深井さんは「地域コミュニティに密着したクロワッサン屋さんになりたい」と語ります。望むのは、”気軽に毎朝買うことができるけれど、毎日を特別にする存在”。

お客さんに喜んで食べてほしいからこそ、安心安全も追求しています。クロワッサンの原材料をはじめ、トッピングに使用する材料もなるべく北海道産にこだわっています。

筆者は人気No.1の『月(プレーン)』をいただきました。深井夫妻のこだわりが詰まった逸品です。小麦とバターの甘みを感じ、サクサクと軽い食感でいくらでも食べられそうでした。

断面は何層にも重なり、一つひとつ手間がかかっていることがわかります。

生地作り、発酵、焼き上げの3工程で完成までに約3日かかるクロワッサン。深井さんのクロワッサン愛が窺えます。季節限定の味や、営業日について詳しく知りたい方は、Instagramをご確認ください。

 

朝食や手土産にもぴったりな「深井商店」のクロワッサン。みなさんもぜひ食べてみてください。

<店舗情報>
■深井商店
■住所:北海道札幌市手稲区稲穂3条7丁目5-1
■電話番号:011-215-5878
⇒営業時間など詳細はこちら