小樽市・滝川市といえば…北海道らしい景色が素敵な「マンホールカード」2つ
下水道広報プラットホーム(GKP)が発行している“マンホールカード”。下水道との身近な接点であるマンホール蓋を通じ、楽しみながら下水道への理解や関心を深めてほしいとの願いから誕生しました。現在第17弾まで発行され、北海道では2022年12月現在、46の自治体・56種のマンホールカードを配布中です。2023年1月28日(土)には第18弾が導入予定。千歳市・当麻町・雄武町・足寄町の4自治体・4種が配布予定です。
『北海道Likers』ではこれまで8自治体のマンホールカードをご紹介してきました。今回は、北海道有数の観光都市である小樽市と菜の花で有名な滝川市のマンホールカードをピックアップします。
過去の記事はこちらから:北海道マンホールのすゝめ1:小樽市のマンホールカード
小樽市は北海道西海岸のほぼ中央に位置し、札幌市に隣接しています。市街地の一方が日本海に面しており、他の三方を山々に囲まれた坂の多いまちです。
こちらが小樽市のマンホールカード。港町・小樽の記憶を現在に伝える小樽運河を「浅草橋」から望む風景と、散策路を彩るガス灯をモチーフにしたデザインになっています。
こちらがマンホールカードになっている蓋。カード配布場所の「小樽市水道局本庁舎」で見ることができます。
平成26年度に下水道60周年となったのを記念してデザインを一新したそう。小樽市堺町の「メルヘン交差点」付近に設置されています。
ほかに、「おたる水族館」のラッコデザインのカラーマンホール蓋や「石原裕次郎記念館」(現在は閉館)に設置されていたマンホール蓋など、昭和62年~平成26年まで設置が進められていたマンホール蓋を見ることができます! 冬にも見られるのは嬉しいですね。
小樽市には『ポケふた』も設置されていて、『アローラロコン』のマンホール蓋が小樽市稲穂1丁目4番14号付近(サンモール一番街内)にあるそう。おでかけの際は探してみてくださいね。
<小樽市マンホールカード>
■配布先:小樽市水道局本庁舎サービス課(休日は当直室)
■住所:北海道小樽市花園2-11-15
■問合せ:小樽市水道局 総務課(電話番号:0134-32-1171)
※配布時間等詳細はこちら
2:滝川市のマンホールカード
滝川市は札幌市と旭川市の中間に位置します。北海道のほぼ中央部にあり、石狩川と空知川に挟まれた平野部に広がっているまちです。
こちらが滝川市のマンホールカード。「のどかかつ活気ある滝川」をイメージし、滝川を代表する広い大地に咲く菜の花と、青空を飛ぶグライダーが描かれています。
かつては市章が描かれたシンプルなマンホール蓋だったそうですが、快適な生活を送るうえで欠かせない下水道事業について幅広い世代の方に興味をもってもらおうと、新デザインを制作することに。北海道滝川西高等学校の美術部が考案した原案を基に、共同で制作したそう。
メインで描かれているのは、「滝川市」と聞いて連想する人が多い“菜の花”。滝川市は菜種栽培がさかんで、日本有数の作付面積を有しています。例年、5月中旬~6月上旬に市内各地で黄色に染まった菜の花畑を見ることができます。
そして、滝川市はスカイスポーツがさかん! 全国トップクラスの設備をもつ「たきかわスカイパーク」では、グライダーの搭乗体験ができるそう。
マンホールカードになっている蓋は、「滝川市役所」1階ロビーに展示されており、こちらも冬でも見ることができますよ! デザインの解説などが書かれたボードも隣に置かれているので、あわせてご覧ください。
<滝川市マンホールカード>
■配布先:たきかわ観光国際スクエア(旧中央バス滝川ターミナル内1階)
■住所:北海道滝川市栄町4丁目9−1
■問合せ:滝川市建設部 都市計画課 下水道事務係(電話番号:0125-28-8039)
※配布時間等詳細はこちら
今回ご紹介した2市だけでなく、ほかの自治体も年末年始は配布を休止している場合があるので、事前にご確認のうえ受け取りに行ってくださいね!
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【取材協力・画像】小樽市水道局、滝川市建設部 都市計画課 下水道事務係
【参考】
マンホールカード検索 / 下水道広報プラットホーム
小樽市のマンホールカード / 小樽市
滝川市のマンホール蓋の新デザインについて / 滝川市