アイキャッチ 牛ホルモン蕎麦

名物「牛ホルモンそば」がうまい!開店前から行列ができるおそば屋さん【音更町】

2023年が始まりましたね。年越しそばは食べましたか? 今回は音更町(おとふけちょう)にあるおそば屋さん「蕎麦 二天(にてん)」へ取材にうかがいました。営業時間が11時~14時30分と短く、開店前から行列ができるほど人気のお店です。

カフェのようなおしゃれなお店「蕎麦 二天(にてん)」

お店は帯広駅から車で約15分の場所で「木野北通り」に面しています。「むつみアメニティパーク」や「帯広徳洲会病院」のすぐ近く。バスで来る場合は「徳洲会病院前」のバス停が最寄りです。

外観は一見すると民家風でお店っぽくないので、看板を見落とさないよう注意してください。

中に入るとカフェ風のおしゃれなお店。おひとり様用のカウンター席もあります。

奥にはテーブル席。お昼時はすぐ満席になります。

名物は「ざる二色 牛ホルモン」

今回は『ざる二色 牛ホルモン』をいただきました。

そばは白と黒の2色。白い方は皮を剥いてから挽いた、のどごしのいいそばです。黒い方は皮を剥かずに石臼で挽いたそば。風味が強く歯ごたえがあります。

これ以外に抹茶を練りこんだ『茶蕎麦』もあり、いずれも二八です。そば粉は大樹町産の『十勝海霧そば』を使っているそう。

つけ汁はコラーゲンたっぷりの牛ホルモン入り(普通のそばつゆもあります)。白だしと薄口醤油を使い、宗田節、しいたけ、日高昆布でだしをとったつゆの中に、甘辛く味付けされた牛ホルモンが入っています。ぷりぷりの歯ごたえで旨み十分。ホルモン独特の臭みはまったくありません。ラー油をたらしてピリ辛に味変もできます。

『牛ホルモン』以外には『かしわ』も人気メニュー。鶏だんご、鶏チャーシュー、親鳥をそばつゆで煮込んだものの3種類のお肉が入っています。

見逃せないサイドメニュー「牛トロフレークごはん」

見逃せないサイドメニューが『牛トロフレークごはん』です。北海道清水町のふるさと納税返礼品にも選ばれている「十勝スロウフード」の『牛トロフレーク』がごはんの上にたっぷり! わさび醤油をかけていただきます。

あたたかいごはんの上で『牛トロフレーク』がとろけて、食べた瞬間に旨みで口がいっぱいに。そばと一緒に食べる場合は、そばを小盛り(100円引き)にしてもらうことも可能ですよ。

「そばにはこだわっていません」

店主の川﨑さんにお話を聞きました。電気店の店員や保険の外交員など、異色の経歴をお持ちの川﨑さん。お父様が家庭菜園でそばを栽培していたのがきっかけになり、そば打ち協会でそば打ちを学びました。元々は保険のお客さんに、そばを打って配っていたんだそう。

前の店主が店を辞めるという話があり、川﨑さんに声がかかって店を引き継ぐことになったんだとか。「店を引き継いでから、そばを食べ歩いたりして勉強しました」と話します。

『牛トロフレーク』と『牛もつ』を仕入れている池田町「十勝スロウフード」の藤田さんは高校の先輩というご縁。

「お店を始めたのも成り行きで、そばにはこだわっていません」と川﨑さん。人とのつながりが魅力を生んでいるように思いました。

 

最近は新しく『牡蠣』や『とろろ』のメニューも考案。『とろろ』は『ネバリスター』というとても粘りが強い山芋を使っています。

夜は仕込みがあるので、昼だけの営業。ぜひ一度足を運んでみてください。そばはもちろん、ぷりぷりの牛ホルモンや『牛トロフレーク』のとりこにもなること間違いなしです。

<店舗情報>
■蕎麦 二天(にてん)
■住所:北海道河東郡音更町木野西通13-1-5
■電話番号:0155-30-0210
⇒営業時間など詳細はこちら

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